お気に入りの革のアイテムのまとめ。その特徴とおすすめの選び方について

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革が好きになってから、かれこれ10年は経ちます。
少しずつ、お気に入りの革のアイテムが増えてきました。

私は、良いものを長く使いたいと思う性分です。
革はとても丈夫ですし、リペアすることでずっと使えます。だからこそ、本当に気に入ったものを手に入れたいと思います。

個人的なこだわりは、こんな感じです。

  • 余計な装飾のない、シンプルなデザイン
  • ありきたりなものではなく、特徴があるもの
  • 革の風合いが魅力的で、エイジングも楽しめるもの

自分で言うのもなんですが、とても面倒くさいですね……。
こだわりがあるとなかなか気に入ったものが見つかりません。中途半端なものを手に入れるくらいなら我慢した方がいいやと思って、なかなか購入に踏み切れないんですね。

さて、そんな私にも、何年も使い続ける革のアイテムがあります。
今回はお気に入りの革のアイテムをピックアップして、その魅力をご紹介します。

これから革のアイテムを増やしていきたいとお考えの方に向けて、選ぶ際のポイントも合わせてご紹介します。

革のアイテムを選ぶときには、ぜひ参考にしてみてください。

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長く愛用できる、革のアイテムたち

私のお気に入りの革のアイテムを紹介していきます。

革の財布

dsc05789一言で「財布」といっても、使われる革、財布のカタチによって千差万別。
デザイナーごとの工夫や意匠が組み込まれていて、もっとも違いがハッキリと出る革のアイテムといえます。

私は3万円ほどしか持ち歩かないため、大きな財布を必要としていません。ですから、私が普段使いで愛用するのはコンパクトな財布。

小さな財布の一番の魅力は、携帯性がバツグンに高いことです。どんなポケットにでもスッキリと収納できますから、もっとも身軽に行動できるようになります。

小さなボディに、職人のアイデアがギュッと組み込まれたコンパクトな財布が好きで、いくつも使い分けています。どれか1つをセレクトすることはできないので、お気に入りをまとめたページを紹介します。小さいだけでなく、機能性に富む財布のみをセレクトしています。

小さくて機能的な財布のまとめ

「小さな財布」はたくさんあります。その中でももっとも気に入っている「極小の財布」を3つに厳選して比較したのがこちら。すべて実際に使い比べてみて感じたことをありのままに紹介しています。

小さな財布の比較

革の財布はたくさんありすぎて迷ってしまいます。そこで、どなたにでも「一番のお気に入り」を見つけられるようにまとめたのがこちらです。どんな財布がいいかと迷っている方にこそ、ぜひ見ていただきたいページです。

お気に入りの財布の見つけ方

革の小銭入れ(コインケース)

dsc06039メインの財布に入り切らなかったコインを収納するために、コインケースを持ち歩いています。愛用しているのは、キプリスのコインケース

私が使っているのは馬蹄型(ばていがた)と呼ばれるタイプのものです。しっかりとコインを包み込むつくりで、コロンとしたフォルムからは可愛らしさを感じます。

今日においても、馬蹄型のコインケースは職人が一つひとつ手作りしています(ライン作業のように効率的に量産できません)。そのため、コインケースの中では高価なタイプです。
だからでしょうか、クラシカルなカタチにも関わらず、あまり持っている人がいなくて、人と被ることがありません。

ちなみに本作はキプリスの定番アイテムの1つです。長くラインナップが続くのは人気の証でしょう。

コードバンという高価な革を使って仕立てられています。
まだ一年使っていないのですが、エイジングが楽しみな皮革です。マットな質感から、グングンと光沢を増していきますから育てがいのある革といえます。

コインケースにはいくつかカタチがあって、それぞれ特徴や使い勝手が異なります。
カタチごとの違いをまとめていますので、これからコインケースを買おうかなと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

コインケースのカタチと特徴についてのまとめ

革のブックカバー

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革のブックカバーは、読書をグッと素晴らしいものにしてくれます。

紙や布のブックカバーと違って、色が深まり、ツヤが出てきますし、使うほどに手に馴染んでいきます。この変化がすごく楽しみなんですね。
「ブックカバーを使うために本を読む」のは本末転倒な気がしますが、ついついそうなってしまいます。(同じ本で、単行本と文庫本があれば、文庫本を選んでしまうのは、ブックカバーに納めたいからです…)。
こういった楽しみを知ると、一度使うと手放せないアイテムになります。

ブックカバーはつくりがシンプルですから、多くの革工房から発売されています。たくさんあって、1つに絞るのはなかなか難しいと思います。

ブックカバーを選ぶポイントはいくつかあるのですが、おすすめは革の表情でセレクトすること。革の色、革の触り心地はそれぞれ違いますから、手にとって気にいったものをセレクトするといいでしょう。

もっともシンプルなものがこちらのタイプですね。
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こうやってしおりを収めることもできます。dsc06024

本を読んでいないときでさえ、革のブックカバーはつねに美しい装いです。ただそこにあるだけで生まれる凛とした雰囲気は、天然素材である革だけの魅力だと思います。
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使うときも、使わないときも。革のブックカバーはステキな気分にさせてくれるはずです。

ブックカバーを購入するときに、革の違いや、機能の違いなどを調べていました。初めてブックカバーを購入なさる方は、参考にしてみてください。

おすすめの革製ブックカバーのまとめと、後悔しないための3つのポイント

革のキーケース

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いくつものカギをひとまとめにするのがキーケースの役割です。
また、カギをそのまま持ち歩くと、いろいろなものを傷つけてしまいます。カギ以外のものを傷つけないこともキーケースの良いところですね。

私はプレゼントでいただいた、キプリスのキーケースを愛用しています。
カギを革でクルリと囲むオーソドックスなつくり。カギは中にしっかりと閉じ込められますから、他のものとぶつかってキズが付くことはありません。

伝統的なカタチで、使いやすいタイプといえます。
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カギのギザギザによって、キーケースの内部もキズが付くものだと思っていたのですが、1年ほど毎日使っても一切キズがついていません。キプリスのキーケースは、カギを収める内側もキズが付かない丈夫な革で仕立てられているようです。
(ですから、中もきれいな状態で使い続けたい人には、キプリスのキーケースはおすすめです。)

キプリスは10年以上続く日本の老舗革工房です。
伝統的なカタチのアイテムが多く、ビジネスシーンに添えるには素晴らしいアイテムばかりです。逆に言うと、これといった特徴の無いオーソドックスなものが多く、面白みがないとも言えてしまいます。
ただ、シンプルなアイテムは、ごまかしが効きません。一見すると単純なつくりに見えますが、細部にはジャパンメイドならではの美しく、丁寧な仕上げが見て取れます。

例えば、「ヘリ返し」や「寄せ」といった仕上げ。これらは日本の革製品で見て取れる意匠なのですが、とても美しい仕上がりになっています。

キプリス 菊寄せ

キプリスの菊寄せ

キプリスはこの仕上げを得意としていて、個人的には革工房のなかでトップレベルだと思います。

他ブランドと比べて、手が出しやすいリーズナブルなプライスとなっています。

日本中の百貨店で取扱いがあるのには、理由があるんですね。どなたにでもオススメできるブランドです。

革のペンケース

子供のころは、筆箱にはたくさんのアイテムを詰めていました。

  • 鉛筆×数本
  • 色ペン×数本
  • 消しゴム
  • 定規

大人になるとペンケースを使わなくなることが多いのではないでしょうか。

使い勝手を第一に考えるなら、「3色ボールペン+シャープペンが1本になった多機能ペン」と消しゴムさえあればこと足りるわけで、「多くのものを収納できること」は重要ではありません。

世にあるペンケースは、少しのアイテムを収納するにはあまりにも大きすぎるのです。だからこそ、ペンケースを持ち歩かなくなってしまうんだと思います。

こういった理由から、ペンケースを選ぶ前に、まずは文具からセレクトすることをオススメします。自分のライフスタイルに、どれだけのペンが必要か分かれば、「最適なペンケースのサイズ」が分かるからです。

私の場合、持ち歩くのは2本でした。これに消しゴムさえ入ればいいわけで、大きなペンケースは必要ありません。

セレクトしたのがこちら。エイ革(ガルーシャ)を使ったペンケースです。
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凹凸のある表情は一つひとつがしっかりとした存在感があり、光を受けることで違った表情を見せてくれます。牛革などのスムースタイプの革では味わうことができない、怪しい美しさがあります。
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ガルーシャの表面はカチカチで、汚れに強く、まったくキズが付きません。それでいて軽く、柔軟性もあるという不思議な革です。

ペンケースはカバンの中にテキトウに放り投げたり、机の上でスライドさせたりすることが多いため、ガルーシャの「キズに強い」という特徴が活きてきます。ようは、雑に扱ってもキズがつかないので、気負わずに使える素材なんですね。

牛革などの一般的な皮革に比べると、飛び抜けて高価なためこのサイズでも一万円を超えます。ですから、ぜひ一度は店頭で確かめてみてください。

ペンケースを長く使うキモは、ピッタリのサイズです。
必要最低限を持ち歩けるだけのペンケース、だからこそコンパクトでスタイリッシュに持ち歩けるわけです。過ぎたるは及ばざるが如し、ですね。

革のペンケースを選ぶときのもう一つのポイントは、エッジがしっかりと処理されていること。
ほとんどの皮革はしなやかで曲がりやすいので、ペンケースの端っこがしっかりと仕上げられていないと、ぐにゃりと曲がってしまいます。(もちろん、それを含めて愛用できるならまったく問題ありません。)dsc06055

革のキーホルダー

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革のキーホルダーは、単品では道具としての意味はなくて、他のアイテムと繋げることで初めて役割を担うアイテムです。このため、人によっては一生使うことの無いアイテムだと思います。

使い方は人によってそれぞれだと思いますが、私は「車のキー」と繋げて使っています。

今日、車のキーはほとんどがスマートキーです。一般的なカギよりもずっと厚みがあって大きいため、一般的なキーケースに収納することができません。

キー全面を覆うタイプのスマートキーケースもあるのですが、私のスマートキーはボタンを押す必要があります。車のメーカーや車種によって、スマートキーのカタチはばらばらですから、完全にフィットするものはまずありません。

車のカギはコンパクトですから、どこにあるか分からなくなる困りものです。

こういった理由から、キーホルダーに付けています。

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実はこのキーホルダー、もう10年ほど使っています。

必ずしも丁寧に扱ってきたわけではありませんから、クタクタになっています。長く使ったからこそのヤレ感は、革だからこそ。紙や布といった素材と違って、毛羽立ったり破れたりすることはありません。革の堅牢さが分かりますね。

余計な装飾の無いシンプルなつくりで、これといった特徴もないのですが、だからこそ飽きが来ず長く使えているのだと思います。

キーホルダーに限らず、革のアイテムを長く使いたいなら、シンプルなものセレクトすることをおすすめします。

奇をてらったものは、買うときは「いい」と思うかもしれませんが、数年後、その気持ちを持っていられるかは誰にも分かりません。使い手であるあなたも年を重ねるのです。10年後もそれを使いたいと思うかがポイントです。
「余計な飾りの無い、シンプルなものがいい」、そう気づく日がきっと来ると思います。

革を育てたいと思う人にこそ、こういったキーホルダーがおすすめです。
つくりが単純なため、安価で手に入れることができるからです(財布やカバンなどはパーツが多く、制作に時間もかかるので、どうしても高価になってしまいます)。

ネットで購入する場合、革の表情や色を写真からイメージするしかありません。楽しみにしていてやっと届いたアイテムも「イメージしていたものと違う」と後悔するかもしれません。
そういった意味で、キーホルダーは安くて、気軽に使い始めることができる優れものです。例えばとても高価なコードバンでも、キーホルダーなら数千円。まずはキーホルダーから手に入れて、手触り、色、革の硬さ、エイジングなどを試してみるのはどうでしょうか。

私のおすすめは、minnneなどのハンドメイドサイトで、「革の名前 + キーホルダー」で検索すること。だいたい2000円ほどで手に入れることができます。

革の眼鏡ケース

エムピウ オッキアリ

眼鏡を買うと、お店で眼鏡ケースを1つもらえますよね。

無料でもらえる眼鏡ケースはどこか安っぽいルックスで、あまり人前に出したいものではありません。いつも気に入らなくて、しぶしぶ使っていました。
また、眼鏡を買い換えるたびに、新しい眼鏡ケースをもらうのも、使い捨てているようで気持ちよくありませんでした。

どうせなら、気に入ったものを何年も使いたいなと思ったわけです。

愛用しているのは、エムピウの眼鏡ケース、ロトロ オッキアリです。

コロンとした丸いフォルムが特徴で、眼鏡を革にくるりと巻いて仕舞うつくり。今日では同じようなカタチの眼鏡ケースをよく見かけますが、実はエムピウがオリジナルです。

使われている革は「マレンマ」。イタリアのタンナー、ワルピエ社の代表作です。
ワルピエ社のオイルレザーといえば、「ブッテーロ」が有名ですが、マレンマはその2倍のオイルを含んでいます。

もともと、ワルピエ社の「ブッテーロ」を使ったアイテムを持っていて、使い込むことで深く透明感のあるエイジングを楽しませてくれました。そこで、さらにオイルを含んだ「マレンマ」に興味をもったんですね。
オイルを含んだ革は、折り曲げると染料やオイルが移動する、「プルアップ」という現象が起きて、それがまた革を独特の風合いにエイジングさせてくれるそう。

マレンマを使ったロールアップ型の眼鏡ケースは、たぶんオッキアリしかありません。
聞くところによると、「ギラリとした風合い」に変化するようですから、じっくりと育てたいと思います。

革の印鑑ケース

dsc06013印鑑ケースは一度買ったら、なかなか買い換えることは無いように思います。私の場合、は20年ほど使っていたプラスチックの印鑑ケースが壊れたをきっかけに、革の印鑑ケースにしました。

ハンコは得意先との商談だったり、相手に見られることが多いアイテムです。
革の印鑑ケースの魅力はやはりその表情にあります。大事なシーンで、相手の目を惹くアイテムとなるでしょう。
やわらかな印象と、手に持ったときの温かみのある手触りも革だからこその魅力です。
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じつはこちらは、ハンドメイドで作られた印鑑ケース。
藍染で一つひとつ手染めされたもので、enkuいうブランドのものです。
職人さんがお一人で制作から販売までされているようで、量産はできません。それだけに貴重な逸品。藍染を施した革のアイテムはどれも美しい藍色です。

丁寧に扱うアイテムですから、一度買ったら壊れない限り使い続けることになると思います。そういった点では、印鑑ケースは10年以上使える革のアイテムの筆頭だと思います。

革のカバン

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革のカバンはいくつか持っていて、TPOに合わせて使い分けています。
カタチもたくさんありますが、どれか1つをセレクトするなら、革のトートバッグがオススメです。

ビジネスカジュアルがOKの職場ならOn/Off問わず使えますし、ガバッと入り口が空くので、気軽にモノを出し入れできます。写真のものは土屋鞄のアルマスバッファロービジネストートです。
参考:アルマスバッファロービジネストートのレビュー

長く使うなら底鋲が付いたものをセレクトしましょう。カバンが自立しますし、汚れにくいので長く使えます。

逆に、使う人を選ぶのが、革のバックパックです。
背負っているとき、どうしても汗をかいてしまいますから、接着面に汗が移ってしまいます。革はとても丈夫な素材ですから、汗ジミができてもカバンとしての機能にはまったく問題がありません。ただ、個人的には汗抜けだったり背負いやすさの方がずっと大事だと思っていて、あえて革のバックパックをセレクトすることは無いと思います。

カバンは面積が大きいため、素材の良さがもっとも映えるアイテムです。
革の種類やカラーによって印象がガラリと変わりますから、どういったシーンで使うのかというのも大切なポイントになります。
(利用シーンを考えずに買ってしまうと、限られた使い方になってしまうので、もったいないです。)

革のベルト

dsc05826革の表情や色によって、グッと印象が変わるアイテムです。いくつか所有しています。

ベルトはアパレルブランドも含め、とてもラインナップが豊富ですから選ぶのが大変だと思います。

ビジネスシーンでは、靴の色と合わせること。
カジュアルなら、好きな色、好きなバックルでセレクトする。

この2点を押さえれば、OKです。

ベルトは背中に当たる部分の負担が大きく、汗も吸いやすいため使い分けたほうが長持ちします。革は丈夫ですから、使えないことはないのですが、汗ジミが蓄積されるとひび割れなどが起きて、みすぼらしいルックスになってしまいます。ですから日によって使い分けるのをおすすめします。

革の靴

革の靴は試着して買いましょう。
コダワリがある人、ちょっといい靴を買いたいなと思う人へのオススメは、伊勢丹メンズ館などの靴の百貨店に行ってみることです。
2万円代の革靴から10万円を超えるものまで、プロが厳選した逸品がずらりと並んだ姿は、まさに壮観です。革靴が好きなら一度遊びにいってみてください。

ネットで買うなら30日返品無料のamazonがおすすめです。
試着してサイズが合わなければ返品できるからです。返送料もamazon持ちですから、お気に入りがあればサイズ違いを注文して、気に入ったものだけを手元に残すことができます。
しかも、実店舗を構える靴屋さんで買うより安いので、お財布にも優しいです。

地方に住んでいると、どうしてもブランドの専門店だったり、セレクトショップになってしまうはず。気になる靴を見つけるのも一苦労だと思います。
amazonは高価な靴も取り揃えていますから、ぜひ一度ためしてみてください。

失敗例から分かった、革のアイテムのチェックポイント

これは失敗したな、と思ったケースについて赤裸々に告白します。
ずっと我慢して使っていますが、お気に入りが見つかれば買い換えるアイテムの筆頭です。

ここでは、その失敗例から、良品を見分けるポイントをご紹介します。

革のカードケース

dsc06007収まりきらないカードを持ち歩かなくてはいけないときもあって、カードケースを1つ使っています。

SANDQVISTというスウェーデンのカバンブランドのものです。
オーソドックスなつくりで使いやすく、道具としての機能性は文句のつけようもありません。
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個人的に、革の色やツヤが、使い込むほどに変化することに魅力を感じます。
ところが、このカードケースは、1年ほど使ってもエイジングがまったく現れていません。エイジングしない革のアイテムにはなかなか愛着が持てません・・・。

革のアイテムを長く愛用するキモは、変化していく様を好きでいられるかどうかだと思います。つまり、エイジングを楽しめるかということですね。

エイジングを楽しみたいなら、押さえるポイントは2つです。

  • タンニンなめしで作られていること
  • 染料で染められていること

とはいえ、この見極めはなかなか難しいはずです。
店員さんに「革の色は変化しますか?」と質問するだけでOKです。答えがYesなら、エイジングする革といえます。

逆に新品のときの姿を美しいと感じ、それを長く楽しみたいなら、エイジングする革をセレクトしてはいけません。

クロムなめしで顔料仕上げのものを選びましょう。
日本に流通するレザーアイテムの9割がこの製法で、エイジングする革に比べて安価です。(シュランケンカーフのようにクロムなめしで、とても高価なものもありますが、そういったものはわずかです)

この見極めはカンタンです。
革の色が均等で、のっぺりとした印象を受けるものは、ほとんどが顔料仕上げのものです。

もちろん、店員さんに聞くのが間違いのない方法ですから、「色は変化しますか?」と聞けばOKです。 NOなら顔料仕上げの革ですから、お店で見た色を長く楽しむことができます。

もう一つの失敗がコバの処理があまいこと。
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毛羽立っているのが分かるでしょうか。
革の断面の仕上げがあまく、革の線維が飛び出しています。こうなると、本体にまでダメージが及びますし、何よりルックスがよろしくありません。

長く、美しく使うなら、「コバがキレイなこと」をチェックしてみてください。

あとがき

少しでも革の魅力が伝わったでしょうか。

美しい表情や、触れたときの感触、少しずつ育っていく様子などは、天然素材の革だからこそ楽しめる特徴です。
お店に並んでいるときはまだ未完成で、使ううちに色やツヤの変化が現れ、次第にあなただけのアイテムになっていきます。だからこそ、愛着が生まれ、長く使おうと思えるんですね。

決して安いものではありませんから、いきなりすべてを揃える必要はないと思っています。いつかきっとビビっとくるものに出会うはずです。あなたの感性に正直に、少しずつお気に入りを増やしていけると良いですね。

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