日本最高峰の革のペンケースたち。革マニアが唸る、最高級の絶品ペンケースをまとめて紹介します

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毎日ペンを使って仕事をしています。
お気に入りのペンもあって、それらを大切に収納するペンケースにもコダワリたいわけです。

せっかく買うなら、上質なものを。

そう思って革のペンケースを探し出すと、なかなか大変です。
ありきたりなものが多くて、本当に気に入るものを見つけるのは難しいんですよね。

そこで、本ページでは以下を切り口に、絶対に間違いのない、革のペンケースをピックアップしました。

  • 上質な革でできている
  • ジャパンメイドの丁寧な仕立て
  • あらゆる空間で映える、美しいデザイン
  • 余計な装飾のない、シンプルなデザイン

一言で言うと、「大人が満足できるペンケース」といったところでしょうか。
私は革オタクですから、使われている革のどこがスゴイのかという点も含め、鋭い視点で紹介していきます。

ペンケースを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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最高峰のペンケースのまとめ

ALBELTE(アルベルテ)のペンケース

01161325_587c4b4a62ae1ALBERTEは、機能的なアイテムをラインナップする、日本の革工房です。
そのALBERTEのペンケースは、やはり画期的。

五角形のフォルムが、新鮮です。机に置いても転がらず安定します。

ファスナーを開くと、トップがガバッと開いて、中を見渡せるデザインとなっています。使いやすそうですよね。
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スリムなボディですから、たくさんは入りません。
ALBERTEのペンケースは、大人に丁度よいサイズで仕立てられているわけです

この、「少ししか入らない」容量ってとても大事です。
大きすぎると、中のアイテムがゴロゴロ動きますし、ペン同士がぶつかっ
て傷ついてしまうんですよね。

学生のときのように、何本ものペンを持ち歩く必要は、もう無いのではないでしょうか。本当にお気に入りの数本を仕舞えれば、それでいいと思うんですよね。

ボディに使われているのは、国産エンボスレザー。高級感のある表情です。
本体には芯材が入っていて、ぐにゃりと曲がったりしません。型くずれしない、堅牢なペンケースです。


「日本一スタイリッシュでかっこいいペンケース」だと思います。
美しく、上質なものをセレクトしたいなら、本作がNo1です。

ALBERTEのペンケースを見てみる

エムピウのペンケース

エムピウもまた、機能的なアイテムをラインナップする革工房。
こちらも大好きなブランドで、さまざまなアイテムを手に入れてきました。

ペンケースのラインナップは2種類あります。

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ROTsue_brw_d_op今では当たり前になった、ぐるりと文具を包む、「ロール式」。このデザインのオリジナルは、エムピウです。(たくさんおブランドに模倣されてしまいましたけど。)。

革の種類によって、3モデルあります。
私のおすすめは、SUEDEモデル(写真のもの)

どのモデルも、革でぐるりと包むデザインは同じです。
では何が違うのかというと、「使われている素材」が違うんですね。

SUEDEは、サイドの素材も革(スエード)が使われた贅沢な逸品です。
(私が買ったモデルです)

ORIGINALは、サイドが生地でできています。個人的には、SUEDEの方が、高級感があると思います。 rotolo_original

もう1つがTAN。
いわゆる「ヌメ革」を使ったモデル。一番エイジングを楽しめるモデルなのですが、これは玄人向けですね。
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ペンケースってけっこう乱雑に扱うと思います。そのため、キズが付いたり、染みが目立ったりしやすいんですね。ヌメ革がキレイなアメ色に育てるのは、革好きにとっては夢なんですけど、実際は多くの人が夢に敗れるわけです。革への強い愛情と、汚れても気にせず使い続けられる人にだけオススメできるモデルです。

話をSUEDEに戻します。
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このモデルはなんと8種類ものカラーを選ぶことができます。
しかも、カラーによって、使われている素材が違うんですね。

カンタンに、革の特徴を紹介します。

ミネルバリスシオ

イタリアのオイルレザーです。
他の革と比べると、手に吸いつくような質感。
また、エイジングすることで、劇的に色が変わっていきます。
変化を楽しみたい人にオススメ。

ブッテーロ

こちらもイタリアのオイルレザー。

ミネルバよりもカッチリとした質感です。
エイジングによって、色が深まっていく変化を楽しめます。凛とした雰囲気を身にまといますから、落ち着いたカラーが好きな人におすすめ。

マレンマ

ブッテーロの2倍のオイルを浸透させた革。
日本ではあまり取り扱われていませんから、けっこうレアです。
オイルがたっぷりと含まれていますから、ブッテーロよりも「ギラリ」としたエイジングを楽しむことができます。

では、結局どれがいいのか?と言われたら、「お好みで」というのが私の考えですね。

どの革のアイテムも使っていますが、すべて上質な革です。100年以上の伝統あるタンナーの代表作ですから、どれをセレクトしても満足できるはずです。


ロール型のペンケースで、本革を使ったもの。
さらに、美しいエイジングを楽しめるものってなかなかありません。

エムピウのアイテムの中では、比較的安いため、初めてのエムピウという方にもおすすめです。(気に入ったら、私のようにエムピウのアイテムが増えていくかもしれません。)

rotoloを見てみる

NT N/ NT T

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もう1つのペンケースがこちら。
革に切れ込みを入れた、これ以上にないほどにシンプルなペンケース。
サイズ展開がとても豊富です。

Nモデルは斜めに切り込みが入ったもの
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Tモデルは縦に切れ込みが入ったもの
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  • ペン2本ならS
  • ペン4本ならM

使われている皮革は、ミネルバリスシオです。
グングンとエイジングが進みます。

NTを見てみる

CORBO.(コルボ)のペンケース

71zek66ko7L._UL1500_-2コルボも日本の革工房です。
どちらかと言うと、「屈強な革製品」を得意としているのですが、ペンケースはそのイメージを一新させる、優しい仕上がりとなっています。

一見するとファスナータイプの、シンプルなペンケース。
実は、最高級の皮革で仕立てられた逸品です。

まず、ビビッドなルックスが目を引きますね。
美しシボを持った、表情は、ドイツの名革、シュランケンカーフです。(大人の事情で公表されていませんが、エルメスなどのトップメゾンでも使われています。)

これも、大好きな皮革で、いくつか所有しています。本当に美しい皮革です。

見た目のとおり、とてもフンワリとした質感。ギュッと握るとカタチが変わるのですが、ハリがしっかりとあるので、元のカタチに戻っていきます。何というか、とても不思議で、気持ちのよい皮革なんですね。
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シュランケンカーフは、ミネルバやブッテーロなどの革と違って、エイジングしません。「見た目の変化」がほとんど無いため、新品のときの美しい表情をずっと楽しめるわけです。

水やキズにも強いため、少しくらい手荒に扱っても気にならないのも嬉しいところです。

さて、内装もスゴイです。
内装も革の表面を使ったつくり。

実は、革には表と裏があります。
裏面は、線維がそのままのような状態。見た目も、手触りも、表面には及びません。だからこそ、革の裏面は、普段は見えない部分に隠れているのです。

革の裏って、こんな感じです。
コードバン 毛羽立ち

で、CORBO.の何がスゴイかというと、内装はミネルバボックスの表面が使われているということ。外装と内装で、異なる種類の革を使い分けているのです。

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ミネルバボックスとは、ミネルバリスシオの兄妹のような革。
リスシオがスムースなレザーなのに対し、ボックスはシボ加工を施したレザーです。

リスシオ同様、グングンと進むエイジングが魅力です。
つまり、本作は、外装は綺麗なまま、内装はエイジングが進むという、コダワリの極みともいえるペンケースなんですね。

新品のときのビビッドな色合いを、上質な革で楽しめること。それでいて、革のエイジングも見てみたい。こんなワガママを叶えてくれるのは、本作しかありません。贅の限りを尽くしたペンケースです。

CORBO.のペンケースを見てみる

土屋鞄のペンケース

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日本を代表する土屋鞄も、ユニークなペンケースをラインナップしています。

土屋鞄オリジナルの革、「トーンオイルヌメ」を使った、ロール式のペンケースです。何年も販売が続く、土屋鞄のベストセラーですね。

仕舞ったペンをクルリとまいて、ストラップで留めるつくりです。

ペンを分けて入れられるように仕切りがあるのが特徴です。
5本ほど収納できますから、大人には十分でしょう。
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内装はピッグスエード。
あまり聞きなれないかもしれませんが、実は日本で作られる革の中で、もっとも生産量が多いのがピッグレザーです。
柔らかな質感から、革製品の内装に使われることが多いんですね。シットリとした、気持ちの良い素材です。

土屋鞄の「トーンオイルヌメ」は、とても人気のあるシリーズです。(確か10年くらいは続いているはず。)

これも個人的に好きな革ですね。
柔らかい質感の革なのですが、シボとあいまって、とても手触りが良いのです。ずっと触れていたい革なんですよね。(だから私は、トーンオイルヌメのブックカバーをセレクトしました)

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土屋鞄のアイテムって、どれも安くないのですが、ペンケースはそこそこ手が出しやすいプライスだと思います。

味わい深いエイジングも楽しめますし、何よりも柔らかな風合いが素晴らしいと思います。

トーンオイルヌメのペンケースを見てみる

WILDSWANS(ワイルドスワンズ)のペンケース

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WILDSWANSも日本の革工房です。財布のイメージが強いかもしれません。

WILDSWANSのペンケースの特徴は、2つあります。

1つは、サドルアップという、ベルギーの革を使っていること。
とても丈夫なレザーで、ギラリとしたエイジングを楽しめます。

ダブルホックで留めるつくりで、開くとフラットな状態になります。
ペン置きとしても使えて便利ですよ。
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内装はスエードのように起毛した革なので、ホコリとかが付きやすい印象です。たまにブラッシングしてあげましょう、見違えるほどキレイになるので、気分が良くなります。

こちらもまた、玄人向けのアイテムですね。
サドルアップの真髄は、ギラリとしたツヤをまとうエイジングだと思います。

とても高価なペンケースですから、WILDSWANSのファンにおすすめの一品ですね。

WILDSWANSのペンケースを見てみる

あとがき

どれも魅力的なペンケースですから、目移りしたかもしれませんね(汗)。

では、私はどうかと言うと、まずはエムピウのペンケースを手にいれました。
「まずは」と言ったのは、いくつも持っているからです・・・。

革が好きになると、「今度はどんな革のアイテムを手に入れようか」と、沼に足が入っていることに気づきます。ペンケースもまた、沼の1つですね。

ご紹介したペンケースは、革オタクの私が、「本当に気に入っている革」で仕立てられたもの。こだわってセレクトした逸品です。

どれがベストかなんて、決められないんですよね(全部良いから)。

ペンケースのフォルム、収納するアイテムの量、値段。
少しずつ違いはありますが、「何年も使える丈夫なペンケース」であることは間違いありません。気に入ったものをセレクトして、長く愛用してもらいたいと思います。