買う前に知っておきたい、日本のコードバン財布 ブランド8選。間違いの無い上質なコードバン財布の選び方の紹介

ココマイスター コードバン

革の王様、革のダイアモンド。

コードバンは、さまざまな呼ばれ方をしますが、やはり最高に美しい革だと思います。

その魅力をざっと挙げると

  • まるで陶器のような光沢をまとうエイジング
  • スムースな表情に映える、奥行きのある透明感
  • 牛革の2倍の丈夫さを持つ、10年は使える丈夫な素材

といったところでしょうか。
どれもコードバンだけの醍醐味であり、人気のヒミツです。

さて、そんなコードバンの財布ですが、たくさんのブランドが販売しています。
はじめての人は、どのブランドのものを買えば良いのか、正直分かりにくいと思います。

そこで本ページでは、「長く愛用できる間違いのない逸品」を切り口に、上質なコードバン財布を作るブランドを厳選しました。

いずれもメイドインジャパンにこだわり、熟練の職人が仕立てる革工房です。ブランドごとに特徴がありますから、そこも含めてしっかりとご紹介します。

他の革と比べて、ダントツに高価なコードバン。だからこそ、絶対に失敗したくないですよね。
長く愛用できる、間違いのない逸品をセレクトしてほしいと思います。本ページを見てからの購入でも、きっと遅くないはずです。

ぜひ、コードバン財布選びの参考にしてください。


本ページは2部構成です。

前半は、上質なコードバン財布を選ぶポイントです。
正直、良いところもあれば、ちょっとダメだねというところもあります。
コードバンの特徴を知ることで、

後半は、コードバン財布のブランドとなります。

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コードバン財布の選び方

コードバン財布の選び方は、ポイントを押さえればカンタンです。

長く愛用できる、お気に入りのコードバン財布をセレクトできるようになりましょう。

コードバンの違いについて

コードバンとは、馬のお尻の革から採取した「コードバン層」のことです。
馬の原皮から、上質なコードバンを作ることができるタンナーは世界に2社しかありません。

1つはアメリカの「ホーウィン社」。
もう1つは、日本の「新喜皮革」です。

いずれも、最高品質のコードバンで、世界中で親しまれています。この2社のものであれば、まず間違いありません。

どちらも素晴らしく甲乙つけがたいコードバンですから、気に入った方をセレクトして問題ありません。どちらの方が良いということは無く、どちらを気に入るか、なのです。

逆に避けたほうが良いものは、「ホーウィン社のコードバン」、「日本製コードバン」との記載がないもの。明らかに安いものは避けることをおすすめします。

コードバンの見分け方について

ホーウィンと新喜皮革のコードバン、両社の見分け方ですが、

ホーウィン社のものであれば、まず間違いなく社名の記載があります。
それだけ貴重で、人気のある革ですから、革自体がブランド化しているんですね。

「日本製コードバン」と書いてあるものは新喜皮革のコードバンです。日本でコードバンを作ることができるのは、「新喜皮革」だけだからです。

財布の価格の違いについて

同じようなつくりのコードバン財布なのに、お値段がだいぶ違う。何故だろうと思ったことはないでしょうか。

ここでは、コードバン財布の価格の違いについてご紹介します。

「高いものが良い。安いものは悪い。」ではないのです。
各ブランドが工夫することで、好みと、予算に合わせてセレクトできるよう、幅広い価格帯でラインナップしているのです。

革が違う

コードバンを作るタンナーが違えば、値段も異なります。

高い順に並べると、以下のようになります。

ホーウィン社 > 新喜皮革 > その他

ホーウィン社の方が高いのは、優れているからではありません。

日本への輸入税(革は税関か高い)と、希少性からです。(あと、個人的にはブランド嗜好が強いと思います。)

コードバンを使う量が違う

「コードバン財布」といっても、すべてコードバンで作られているとは限りません。

財布の内装に別の革を使うことで、値段を抑えたものもあります。

例えばこちらは、外装をコードバン、内装をヌメ革で仕立てた札入れです。
外装はコードバンならではの美しい装い。

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内装は淡いキャメルカラー。
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このように、外と内で素材やカラーを変えることで、雰囲気がガラリと変わります。

見た目や手触りを楽しみたいなら、外装だけコードバンの財布をセレクトして全く問題ありません。

一般的に外装の方が、エイジングによる変化を楽しむことができます。(手やモノと触れ合うことが多いからです。)

つまり、外装だけコードバンの財布でも、「コードバンの美しさやエイジング」を十分に楽しむことができるわけです。

さらに、リーズナブルな価格でゲットできますから、とにかくコードバンを使ってみたいという人は、「すべてコードバン」にこだわる必要は無いと思います。(言うまでもなく、内装もすべてコードバンの財布は、とても高価になってしまいます。)

長く使えるコードバン財布をセレクトする方法

シンプルなつくりのものを選ぶ

革は丈夫で、何年も使える素材です。
特にコードバンは引き裂きや押し込みに強い素材ですから、破れたり、壊れたりすることはありえません。(乱暴に扱われるランドセルの素材に選ばれるのは、とても堅牢な革であることが証明されているからです)

一方で、財布を構成するパーツは、いつか壊れます。

例えば、ファスナーです。開け閉めを繰り返すうちに、ファスナーそのものや、ファスナーテープが摩耗していきます。どこかでリペアする日が来るはずです。

ファスナーのように複雑なパーツが少ない財布の方が、ずっと長持ちします。
例えば、シンプルな二つ折り財布、かぶせ蓋の長財布などですね。

リペアするときも、時間もかからず、修理代も安く済みます。

ちなみに一番長持ちするのは、小銭入れの付いていない財布です(札入れ、束入れと言います)。
こういうタイプです。
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左右対称のシンメトリなデザインですから、折りたたんだときに財布に負担がかかりません。

「小銭入れを別に持つ」なら、こういった財布もありです。

汚れが目立たないものを選ぶ

高価な財布ですから何年もキレイに使いたいですよね。

オススメは、内装が濃い色のものをセレクトすることです。
ブラック、またはブラウンなどのものですね。

小銭入れ、カード、お札が擦れる部分は、どうしても汚れが付きますから、明るいヌメ革のものは、エイジングしきってキレイなアメ色になるまで気になるかもしれません。
私はその変化も含めて「アジ」だと思うので、気にならないのですが。これは人によりますね。

気になる人は、黒や茶色などの暗色で仕立てられた財布を選びましょう。そもそも汚れが気にならない(見えない)ので、長く愛用できるはずです。

日本製のものを選ぶ

たくさんの国々で、財布を見てきましたが、

コバや念引きの処理、マチのつくりといった技術において、日本はNo1です。
細部の仕上げが美しい財布は、「コードバンの美しさ」にだけ没頭できます。

ぜひ、メイドインジャパンのものを選びましょう。

もちろん、本ページで紹介するブランドは、すべて日本の革工房です。


前置きが長くなりましたが、ここからコードバン財布のブランドを紹介します。

美しいコードバン財布はこちら

財布は、毎日持ち歩くアイテムですし、人に見られることも多いですよね。

働く男性にとっては、職場で許される、数少ないファッションアイテムでもあります。

どうせなら、美しいものを。そう考える方におすすめのブランドです。

YUHAKU(ユハク)

yuhaku コードバン

種類 二つ折り(小銭入れ有)、長財布(小銭入れ無)、ラウンドファスナー、コインケース
価格 17,280円〜

YUHAKUは、「美しい色あい」が魅力のブランドです。

ほとんどの革工房は、タンナーから仕入れた革を、そのまま使って財布を仕立てています。
一方、YUHAKUは、職人の手染めによって革に彩りを加えています。

コードバンのスムースな表情に映える、奥行きのある透明感と艶やかなグラデーション。この美しさを楽しめるのはYUHAKUだけです。

内装に牛革を使ったモデルから、総コードバン仕立てのものまでラインナップされていますから、予算に合わせてセレクトできます。どれも美しい仕上がりですから、ぜひチェックしてみてください。

取扱いサイトでYUHAKUのコードバン財布を見てみる

オーソドックスなコードバン財布はこちら

財布に飽きないコツは、シンプルなものを選ぶこと。これに尽きます。

コードバンの一番の魅力は、コードバンの表情そのもの。素の美しさにあります。
ですから、ロゴや、型押しといった加工は不要です。

余計な装飾がないオーソドックスな財布は、ごまかしが効きません。だからこそ、素材と質で勝負するしかないんですね。

ここでは、伝統的なカタチの財布をラインナップするブランドを紹介します。

ココマイスター

ココマイスター コードバン

種類 二つ折り(小銭入れ有)、長財布(小銭入れ有/無)、小銭入れ
価格 20,000円〜

ココマイスターは日本の革工房。オーソドックスな財布のみをラインナップしています。

取り扱う革は、新喜皮革、ホーウィン社のみ。世界2トップのコードバンです。

内装がヌメ革になっているものから、すべてコードバンで仕立てたものまでラインナップされています。予算に合わせてセレクトしやすいはず。

売り切れになっているものも、「販売お知らせメール」に登録しておくことで、入荷時に連絡してもらえます。

取扱いサイトでココマイスターのコードバン財布を見てみる

二宮五郎商店

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種類 長財布(小銭入れ有/無)、ラウンドファスナー、小銭入れ
価格 10,280円〜

二宮五郎商店は、東京に居を構えて60年以上の老舗革工房です。
その特徴を言い表すなら、「最高の素材だけで仕立てた、オーソドックスな財布」といったところでしょうか。

奇をてらったものはなく、万人に愛される財布を作り続けてきたからこそ、革好きに信頼されるトップブランドになったわけです。

最高の素材にこだわる二宮五郎商店のコードバンは、ホーウィン社のシェルコードバンのみ。
内装も含めて、すべてコードバンで仕立てた最高級品です。
その分、お値段も最高価格ですが、二宮五郎商店のベテラン職人だけが仕立てることが許された、最高のコードバン財布です。オーソドックスで上質なコードバン財布をお探しなら、きっと満足できるはずです。

二取扱いサイトで宮五郎商店のコードバン財布を見てみる

キプリス

キプリス コードバン

種類 二つ折り、長財布(小銭入れ有/無)、ラウンドファスナー、小銭入れ
価格 10,280円〜

キプリスの魅力は、豊富なラインナップとリーズナブルな価格です。

小銭入れの有/無、内装の素材などバリエーションが豊富。コードバンの財布だけで、なんと50種類以上もあります。
豊富なラインナップからセレクトできるのは、老舗かつ大御所のキプリスだからこその醍醐味です。

ホーウィン、新喜皮革のコードバンを使った財布が揃っています。

他ブランドと比べ、リーズナブルな価格で手に入るため、初めてのコードバンという方にもおすすめです。

たくさんあって迷うと思いますので、おすすめのシリーズを2つピックアップします。

小銭入れは別に持つという方へは、コードバン&シラサギレザーのコンビ財布
キプリス コードバン&シラサギレザー

シラサギレザーは、キプリスが国内タンナーと共同開発した革。しなやかで丈夫な素材です。

小銭入れ有りなら、コードバン&リンピッドカーフ
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サラリとしたリンピッドカーフとツヤのコントラストが楽しめます。

この両シリーズは、内装が内装が暗色ですから、汚れが目立ちません。
長く使うには最適です。

財布に限らず、小銭入れやキーケースといった小物は1万円程度で手に入ります。コードバンの光沢は高級感と上質さがバツグンです。大切な方へのプレゼントとして、コードバン以上に喜んでもらえるアイテムは無いように思います。

取扱いサイトでキプリスのコードバン財布を見てみる

GANZO(ガンゾ)

GANZO シェルコードバン

種類 二つ折り(小銭入れ有/無)、長財布(小銭入れ有/無)、ラウンドファスナー
価格 19,440円〜

オーソドックスなコードバン財布が揃っています。

昔からGANZOはコードバン財布を作っていて、その質の高さには定評があります。

GANZOが使うコードバンは、世界トップレベルのもののみ。
製品名から、どのタンナーのコードバンかが分かります。

コードバン:新喜皮革のもの
シェルコードバン:ホーウィン社のもの

ガンゾのコードバン財布はを一言で言い表すなら、「端正」といったところでしょうか。
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一見すると面白みのない財布ではありますが、そもそも素材そのものがウリなわけです。小賢しい細工は不要です(むしろ無粋でしょう)。
ステッチやコバなど、細部にいたって丁寧に仕立てられているからこそ、コードバンの持つ美しさが引き立つのです。

カバンの中で大切に持ち歩いているのですが、やはり表情の美しさは圧倒的ですね。

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取扱いサイトでGANZOのコードバン財布を見てみる

土屋鞄製造所(つちやかばんせいさくしょ)

土屋鞄 コードバン 長財布

種類 二つ折り(小銭入れ有)、長財布(小銭入れ有/無)、小銭入れ
価格 22,000円〜

土屋鞄は、50年以上続く老舗。
日本で一番有名な革工房です。

あまりラインナップは豊富ではありません。
シンプルかつオーソドックスなコードバン財布のみ。

土屋鞄の使うコードバンは国産の水染めコードバンとのこと。

コードバンの仕上げを専門とする企業、レーデルオガワのコードバンを使っています。
その仕上げは世界最高と言われています。

取扱いサイトで土屋鞄のコードバン財布を見てみる

池之端銀革店

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種類 二つ折り(小銭入れ有)、長財布(小銭入れ有)、ラウンドファスナー、小銭入れ
価格 23,760円〜

池之端銀革店は日本の革工房。

あまり馴染みがないかもしれませんが、長年、著名ブランドの革製品を作ってきたファクトリーブランドです。2004年から、オリジナルブランドとして革製品を中心としたアイテムの販売を開始しました。

池之端銀革店のコードバンシリーズは、同社のハイエンドライン。コードバン以外の素材は一切使っていない、総コードバン仕立ての財布のみラインナップされています。

コードバン専用のクリーム、ケアブラシ、クロスまで付いていることからも、長く使うことを前提とした財布といえます。

取扱いサイトで池之端銀革店のコードバン財布を見てみる

使いやすいコードバン財布はこちら

お金やカードが扱いやすいことは、財布の本質です。

長く使うためのキモともいえます。

エムピウ

ミッレフォッリエ コードバン

種類 二つ折り(小銭入れ有)、長財布(小銭入れ無)、ラウンドファスナー、コインケース
価格 25,920円〜

エムピウの財布は、機能性の高い、ユニークなものばかり。ありきたりな財布は1つもありません。

エムピウのコードバンを使った財布は1つだけ。使いやすい財布、ミッレフォッリエです。

コードバンは外側にのみ使われていて、内部はヌメ革となっています。そのため、リーズナブルなプライスになっています。

ミッレフォッリエは、コンパクトなボディにお札10枚、カード15枚、コイン15枚を収納できる、とても使い勝手の良い財布。

コンパクトでそこそこの収納量、そして使いやすさを求めるなら、本作以上のものはありません。

取扱いサイトでエムピウのコードバン財布を見てみる

参考:ミッレフォッリエのレビュー

参考:ミッレフォッリエコードバンモデルのレビュー

とにかく安く!という方はこちら

財布の値段を大きく左右するのが、広告費です。
ここで紹介するブランドは、広告にお金をかけないことで、安価なプライスを実現しています。

サンユウ

サンユウ コードバン財布

種類 二つ折り(小銭入れ有/無)、長財布(小銭入れ有/無)、ラウンドファスナー
価格 7,020円〜

知名度は高くありませんが、1986年から、革小物を作り続けてきた革工房です。
革の選定から財布のデザインまで自社で行うことによって、非常に安価なプライスで財布を販売しています。

安かろう悪かろうではありません。
使うコードバンは、すべて新喜皮革のものです。

取扱いサイトでサンユウのコードバン財布を見てみる

あとがき

いかがでしたでしょうか。

はじめてのコードバン財布で後悔しないもの。10年は使える、間違いのない逸品を紹介しました。

使い続けることで、革が馴染み、色は深みを増し、ツヤが生まれてきます。

高価な革ですが、牛革よりもずっと長く使えることを考えれば、リーズナブルともいえます。
プレゼントや、頑張った自分へのご褒美などで選んでみてはいかがでしょうか。

今回紹介したブランドは、すべて日本の革工房。コードバン以外の財布も非常に上質ですから、知っておくだけでも今後の参考になるはずです。

ぜひ、コードバンライフを楽しんでください。