日本の上質なラウンドファスナー財布のまとめ 30選。間違いのない選び方とラウンドファスナーのメリット・デメリットを解説

「ラウンドファスナー財布」は、たくさんのお金やカードを収納できるお財布です。

これまでに10以上のラウンドファスナーを使ってきました。その経験から、本ページではラウンドファスナー財布の特徴、メリット・デメリット、選び方、上質なラウンドファスナーをラインナップするブランドについて解説します。

本ページをお読みいただければ、あなたに最適なラウンドファスナーを見つけることができます。

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本ページは、2部構成です。

前半は、ラウンドファスナーの特徴についての解説。デメリットも含めて、ラウンドファスナーの特徴を解説します。早く財布を見つけたい方は後半の財布紹介へジャンプしてください。

後半は、ラウンドファスナー財布の紹介です。
ラウンドファスナーは男女問わず人気があるため、さまざまなブランドからラインナップされています。数が多く、「どれをセレクトするのが正解なのか」迷ってしまうはず。本ページでは「上質で長く愛用できること」を切り口に、間違いのないなラウンドファスナーを厳選しました。

ピックアップ条件は、以下のとおり。

• ラウンドファスナーの長財布
• 日本の職人がデザインしている
• 革で作られていて、長く愛用できる
• 上品で美しい。男女問わずに使えるルックス

一言でいうと、「大人が満足できる上質なラウンドファスナー」だけを厳選しました。

ラウンドファスナー財布の特徴

本章ではラウンドファスナー財布の特徴や、メリット・デメリットを解説します。

ラウンドファスナー財布が「あなたに合う財布」なのか、チェックしてみましょう。

最初に特徴をピックアップします。

• 大容量。お金やカードがたくさん入る
• ファスナーでしっかりと閉じるから安心
• 携帯性はよくない。大きく、厚く、重い
• 革の美しさ、風合いをもっとも楽しめる

ラウンドファスナーのカタチ

名前のとおり、財布をぐるりと取り囲む（ラウンドする）ように、「コの字型」にファスナーが付いた財布です。

メリットとデメリット

メリット

お金やカードを守る、安心感

ファスナーでしっかりと留めるため、財布を完全に閉じることができます。カバンの中で逆さまになっても、落としても、中身が飛び出ず安心です。

一方、「かぶせ蓋タイプ」は、ラウンドファスナーとは異なり、カンタンに開くため、カバンの中で財布が開くこともありますし、落とすとお金が飛び散るかもしれません。

中身をしっかり守る、他人にお金を見せない、といった点で、ラウンドファスナーはNo1の財布です。

たっぷりと収納できる

ファスナーテープの分、厚みがあります。ですから、収納のためのスペース（マチ）が他の財布よりも大きいんですね。だから、たっぷりと収納できます。

また、ファスナーで閉じ込めるため、多少の容量オーバーなら無理やり詰め込むことができます（財布に負担がかかるので、おすすめはしませんが…）。

スマホや通帳も収納できる

お金以外の大きなアイテムも収納できます。

• 銀行の通帳
• パスポート
• スマホ

海外に行くときもラウンドファスナーなら、パスポートも一緒に持ち歩くことができる。「貴重品をひとまとめにできる」オールインワンの財布です。

革の美しさを堪能できる

さまざまなカタチの財布がありますが、ラウンドファスナーはもっとも大きい財布です。面積が広いから革の表情を、より味わえます。

コードバンのような高級感のある革のラウンドファスナーは、最高に贅沢。

革の美しさ、表情を存分に楽しめます。

デメリット

ラウンドファスナーの欠点は、大きいこと。これに尽きます。男性の私が、片手で持つことができるギリギリのサイズ感。

また、厚みもあります。ほとんどが25mm以上。ポケットに収納するのはきつい。手ぶらは難しく、カバンに入れて持ち歩くことが前提になります。

収納力とサイズはトレードオフです。たくさんのアイテムをひとまとめにできる財布は、サイズが大きくなってしまう（小さくて、たくさん入る財布は存在しません）。

ラウンドファスナーが向いている人、向いていない人

以下に、魅力を感じる人はラウンドファスナーを選びましょう。後悔しません。

• たくさん収納したい
• お金を安全に持ち運びたい
• 財布の上質さを最大限、味わいたい
• 手ぶらでは持ち歩かない（カバンに入れる）

言い換えると、身軽さを大事にしたい人には向きません。

例えば、以下の要望があるなら、ラウンドファスナーは選ばないほうがいい。

• 小さな財布がいい
• 財布をヒップポケットに入れたい
• 手ぶらで出かけたい（カバンを持たない）

なるべくコンパクトに持ち歩きたいなら、スリムタイプのラウンドファスナーをセレクトするか、かぶせ蓋タイプの長財布、L字ファスナーの長財布を選んだほうが幸せになれるはずです。

ラウンドファスナーの種類と、選び方について

一口にラウンドファスナーといっても、「財布のつくり」によって、機能性や使いやすさが違います。各ブランドが工夫していて、特徴があるんですね。

いくつか見てみましょう。

携帯性が魅力。スリムタイプ

ラウンドファスナーは、ファスナーと中の仕切りによって厚くなりがちです。

こちらのタイプはラウンドファスナーで、もっともスリムなつくりです。

中央に見えるファスナーは、小銭入れ。その両サイドにお札を入れます。これがラウンドファスナーの基本のカタチです。

ラウンドファスナーが厚くなる理由は、仕切りが多いことです。
このタイプは、仕切りが小銭入れだけですから、もっともスリムなボディになるわけです。

使いやすさを重視したモデル

スリムタイプに、仕切りを加えることて、使いやすさをUpしたのがこちら。（先ほどの写真と比べて、仕切りが１つ増えているのが分かるでしょうか）

スリムタイプとくらべてアイテムの収納分けができるのがメリット。レシートやチケットなどを収納できるフリーポケットが付いています。カードよりも長いクーポンもOK。さまざまなアイテムを分けて収納できるわけです。

仕切が多いタイプは、収納力をウリにしていますから、たくさんのお金やカードを持ち歩くことができます。パスポートや通帳も、分けていれることができて便利。

ただし「仕切りが多い=たくさん収納できる」わけではありません。むしろ「仕切りの厚み」によりスペースを使ってしまいます。

たくさん入るかどうかは、財布の奥行き（厚み・マチ）で決まります。

一般的には、スリムな財布よりも、厚みのある財布の方が、たっぷりと収納できます。
財布の厚みが何センチか、確認すると良いでしょう。本ページでは財布のサイズも表記しているので参考にしてみてください。

日本のラウンドファスナーが良い理由

本ページでは、日本人がデザインしたラウンドファスナー財布だけピックアップします。

なぜなら、日本のお金が使いやすいようにデザインされているから。つまり、日本人にとって一番使いやすい財布だからです。

たとえば、お札が使いやすい。日本のお札は世界のお札（ドルやユーロ）と比べると大きく、種類によって長さも違います。日本のお札は、日本独自サイズなのです。

そして、日本向けにデザインされた財布は、「日本のお札」がスムーズに出し入れできるように作られています。

もう1つ、例を出しましょう。お会計のときに、以下の流れになるはずです。

1. クーポンを出す
2. ポイントカードを出す
3. ポイントカードを受け取る
4. クレジットカード/現金を渡す
5. クレジットカード/お釣りを受け取る

これは、とても面倒で、複雑です（世界中を見ても、ここまで難しいお会計はありません）。

日本の財布は、日本のお会計に合わせて、アイテムを出し入れしやすいように、ポケットやサイズが工夫されています。

そのため、本ページではルイ・ビィトンのようなハイブランドは紹介しません。トップメゾンの財布は、世界中で売れるデザインになっています（どの国のお札でも収納できるように、大きく作られています）。これは、日本で使いやすいデザインとはいえません。

このため、本ページで紹介するラウンドファスナー財布は、ジャパンデザインのものだけに絞っています。

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さて、ここからは厳選したラウンドファスナータイプ長財布をご紹介します。
数が多いため、特徴に分けて紹介します。

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30年以上の信頼と実績。老舗のラウンドファスナー

財布ブランドは山のようにあります。その中から、30年以上続く老舗の革工房のラウンドファスナーを厳選してみました。

長い時間を生き抜いてきた中で、熟成されてきた実績と信頼はダントツ。

世界のトップメゾンに肩を並べられる、間違いなく世界最高品質の財布といえます。ホンモノを手にしたい方におすすめです。

タンナー（革を作る業者）との信頼関係があるのでしょう。著名な革・珍しい革が使われていて、他ブランドでは見ない独特のラウンドファスナーに仕上がっているのも魅力の１つです。

土屋鞄 トーンオイルヌメ クッションファスナー

サイズ	H105xW207xD26（mm）
機能	お札入れ×3、小銭入×1、カードポケット×12、フリーポケット×2

土屋鞄は日本の老舗革工房です。
革工房といえば、ここを思い浮かべる人がもっとも多いのではないでしょうか。
カバンやランドセルが有名ですが、革財布もとても人気があります。

写真のトーンオイルヌメシリーズは、同社のベストセラー。
たっぷりとオイルを染み込ませた革は、手に吸いつくような質感です。ふっくらとしたルックスがやわらかな印象を作り出してくれるのも特徴ですね。個人的にもこの革の質感が大好きで、ブックカバーを愛用しています。

ラウンドファスナーでは、トーンオイルヌメのふくよかな質感が活かされています。丸みを帯び、ふっくらとした形を、より一層に楽しめるはずです。

ポケットの数も平均以上ですから、機能性もバッチリ。大変使いやすい作りになっています。

Flathority Shell Cordovan Round Wallet

サイズ	H95xW190xD25（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×10、フリーポケット×2

数十年にわたり、さまざまなブランドの革製品を作りつづけてきたファクトリーブランドFlathority（フラソリティ）。

そのFlathorityがラインナップする、Shell Cordovan Round Walletは、外装にホーウィン社のシェルコードバンを使用。バツグンの光沢を放つ、世界最高級のスムースレザーです。

内装もオールレザー。贅沢な仕立てです。希少かつ、高価なシェルコードバンを使いながら非常にリーズナブルな価格で販売されています。

参考：Shell COrdovan Round Walletのレビュー

シェルコードバンラウンドウォレットを取扱サイトで見る

キプリス ペルラネラ

サイズ	H95xW195xD25（mm）
機能	お札入れ×4、小銭入×1、カードポケット×12

キプリスは財布をはじめとする革小物を得意とし、熟練職人を多数かかえる革工房です。
日本中の百貨店で取り扱われていていることは、知名度、信頼度ともに最高峰の証です。人気と実力を兼ねそなえた、日本を代表するブランドです。

本作は生後6ヶ月〜2年までの牛のスムースレザーを使った逸品。

独特なシボ加工は高級感を演出し、キズを目立たなくする効果もあります。
内側はピッグレザーを使った、総革仕上げのラウンドファスナーです。

キプリスのラウンドファスナーは、日本一のラインナップです。
気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

お気に入りがきっと見つかるはずです。

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ちなみに、キプリス公式サイトでの人気No1がこちらのハニーセル長財布。

キプリスと、革を作る工房が合作で生み出した、メイドインジャパンの革、「シラサギレザー」を使った財布です。

キプリスの蜂の巣状のカードポケットが目を引く、とても機能的な財布です。

サイズ	H95xW205xD25（mm）
機能	お札入れ×1、小銭入×1、カードポケット×21、フリーポケット×2

このカードポケットは「ハニーセル」と呼ばれていて、キプリスの代表的な意匠です。高い技術力が見て取れますね。

機能的にもカードの収納力は、多くのラウンドファスナーの中でNo1といえます。

これだけ手の込んだメイドインジャパンの財布を、3万円未満とリーズナブルな価格で販売しているのも魅力的です。

ちなみに、このハニーセル構造のラウンドファスナーだけで、12種類もリリースしています。

ハニーセルの財布だけを見てみたい方はこちらから。

大峡製鞄 ポケットブック

サイズ	H105xW200xD17（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12

大峡製鞄は半世紀以上続く老舗。職人歴50年以上の人材を抱える、日本を代表する革工房です。

本作の革は、ヨーロッパでもNo1の革会社（タンナー）に特注した牛革。生後6ヶ月以内のカーフは柔らかく、キメが細かいのが特徴です。

仕切りは小銭入れだけの、すっきりとしたタイプ。厚み17mmは日本のラウンドファスナーで最薄です。

万双 双鞣和地 ラウンド長財布

サイズ	H100xW200xD20（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12

万双は老舗革工房の１つです。

本作は6年かけて開発した万双独自の革、「双鞣和地（そうなめしわじ）」を使ったラウンドファスナーです。通常の数倍の手間暇がかけてできた革は、しなやかさと丈夫さを持ち合わせています。

仕切りは小銭入れだけ。シンプルでオーソドックスなラウンドファスナーです。

ソメスサドル コンチネンタル ラウンド束入れ

サイズ	H110xW200xD23（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×8、フリーポケット×3

ソメスサドルは馬具メーカーとしたスタートしました。
馬具は、人と馬をつなぐ、まさに命綱。しなやかさと、絶対に壊れない強靭さを求められます。こういった道具を作ってきた経験は、馬具以外の製品にも活かされていて、丈夫でしなやかな革小物を得意としています。ソメスサドルのアイテムが各国首脳夫妻へのプレゼントとして選ばれていることは、実力の裏付けとして十分でしょう。

本作は革はのダイヤモンドと呼ばれる「コードバン」を使った贅沢な逸品。

仕切りが小銭入れだけのスッキリとした内装です。カードポケットを少なくし、マチの無い長めのフリーポケットを持たせています。

美しいラウンドファスナー財布

見た目の美しいラウンドファスナーをセレクトしました。

革の表情や色、財布のフォルムなどが美しいものを厳選しました。余計な装飾の無いシンプルなデザインだからこそ、飽きずに長く愛用できるはずです。上質なラウンドファスナーに、小手先の装飾は必要ありません。

YUHAKU フォスキーア 束入れ[ラウンドファスナー]

サイズ	H95xW198xD22（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12

YUHAKUは美しいグラデーションカラーを得意とするブランドです。

革に染色する、専門の職人によって、一つひとつ手染めされています。濃淡の移り変わる様、奥行きのある透明感はYUHAKUだけの醍醐味です。

その中でも、人気のフォスキーアシリーズは霧がかったような表現が特徴です。

使用する革はイタリアンショルダー。しなやかさでハリがあり、キメが細かなスムースレザーです。そこに彩られる、YUHAKUの染色。その美しさはラウンドファスナーの中でNo1だと思います。

本作のように、美しさと革の上質さを、最大限味わえるのもラウンドファスナーの嬉しいポイントですね。

内装は、小銭入れのみ。スッキリとした仕上がりとなっています。そのため、ラウンドファスナーの中ではスリムで、スーツにも最適です。

ちなみに、YUHAKUは革の種類や、染め方ごとに、シリーズをラインナップしています。
気になった方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。美しさでは、YUHAKUがNo1。右に出るものはいません。

参考：YUHAKU フォスキーア 束入れのレビュー

公式サイトでYUHAKUラウンドファスナーを見てみる

JOGGO ラウンドファスナー長財布 レディース・メンズ

サイズ	H100xW195xD20（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×14、フリーポケット×2

JOGGOはカラーオーダー専門のレザーブランドのため、決まった色はありません。あなたの感性で、デザインしていくのです。

オーダーはとてもカンタン。公式サイトの商品ページで、カラーを選択していくだけ。ラウンドファスナー財布では、５つのパーツに、彩りを加えていきます。

メンズモデルとレディースモデルがあります。

違いは、見た目のみです。

メンズは外側の色がシングル。レディースは２色のバイカラー。機能的もサイズも同じ。お好きな方を選ばれると良いと思います。

1つひとつ手作りのため、納期は３週間。世界に１つの財布を安く手に入れる、たった１つの方法です。

財布以外にも多くのレザーアイテムをラインナップしていますので、一度公式サイトをご覧になってはいかがでしょうか。

参考：JOGGOのラウンドファスナー財布のレビュー

Crevaleathco リザード ラウンドジップ長財布

サイズ	W190xH95xD20（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12

革職人 西森氏がデザインから制作まで行う、個人の革工房Crevaleathco（クレバレスコ）。

本作はリザードのセンターを贅沢に使った、美しいラウンドファスナー長財布です。

一般的なラウンドファスナー長財布とは次元が異なります。複雑で手間のかかる構造は、西森氏だからこそできる芸当。わずか20mmと非常に薄く、たくさん収納してもスリムなフォルムを保てます。

参考：Crevaleathco リザード ラウンドジップ長財布のレビュー

ラウンドジップ長財布を取扱いサイトで見てみる

Crevaleathco アニリンコードバン ラウンドジップ財布

 

サイズ	W195xH100xD22（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12

世界最高峰のコードバン、レーデルオガワ社のコードバンを贅沢に使ったラウンドファスナー長財布です。

手縫いによる、美しく繊細なステッチワークを楽しめるのも本作の魅力です。

参考：Crevaleathco アニリンコードバン ラウンドジップ財布のレビュー

取扱いサイトで見てみる

ココマイスター マットーネ オーバーザウォレット

サイズ	H100xW195xD25（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×8、フリーポケット×2

ココマイスターは、日本の革工房です。

世界中から上質な革を取り寄せ、日本の職人が仕立てています。オーソドックスだからこそ、ごまかしが効かないもの。素材と仕立ての良さで勝負するブランドです。

もともとラウンドファスナーは、女性に人気の財布でした。男性が持っても恥ずかしくないもの、ビジネスにも使える上質なものをラインナップし、世に広めたのがココマイスターです。いわば先駆者的なブランドなのです。

「ラウンドファスナー」を探すなら、ココマイスターは押さえておいてほしいブランドです。なぜなら、もっとも多くの種類をラインナップしているからです。

多くのラインナップの中から、おすすめを1つピックアップするなら、マットーネ オーバーザウォレットです。美しい表情、デザイン、エイジングを楽しめる1品です。

素材は、イタリアの革、ミネルバリスシオ。

リスシオはスムーズさを楽しめるよう、ほとんどのブランドは一枚革で財布を仕立てます。

一方、本作は、リスシオをイントレチャート（編み込み）で仕立てた珍しいデザインが魅力。通常の2倍の革を使った贅沢なつくりです。

イントレチャートの美しさと、エイジングが進んだミネルバリスシオは、唯一無二の存在。

エイジングも素晴らしい革です。使ううちに、グングンと色が深まりツヤが生まれるのがミネルバの特徴。いわゆる「育つ革」ですから、美しく変化していく楽しみがあります。

参考：マットーネ オーバーザウォレットのレビュー
参考：シェルコードバン アーチデュークのレビュー

公式サイトで、オーバーザウォレットを見てみる

ETIAM ラウンドジップ長財布

サイズ	W215 × H95 × D30（mm）
機能	お札入れ×3、小銭入×1、カードポケット×15、フリーポケット×2

新喜皮革のコードバンで作られたラウンドファスナーです。

内装にもカーフ（仔牛の革）を使うなど、贅沢に仕立てられています。

公式サイトでラウンドジップ長財布を見てみる

Bluestone ラウンドファスナー

サイズ	W193 × H98 × D23（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×8、フリーポケット×4

Bluestoneは「藍染」にこだわる革工房。徳島の「藍」を使った、美しいジャパンブルーに定評があります。

本作の素材は、「すくも」で染色した「スクモレザー」。
国産タンナーで作られた牛革に、京都の染め師が染色して仕上げた皮革のため、高価な1品なのですが、本作以上に美しく、奥行きのある「藍」を表現するラウンドファスナーはありません。

参考：Bluestone ラウンドファスナーのレビュー

Bluestoneラウンドファスナーを取扱いサイトで見てみる

BAHARI ラウンドファスナー

サイズ	H100xW193xD27（mm）
機能	お札入れ×3、小銭入×1、カードポケット×12、フリーポケット×2

BAHARIの財布はすべて、エイの革（ガルーシャ）を使われているのが特徴です。

ガルーシャは固くて丈夫な革ですから、加工が難しく、日本で仕立てることができる職人はほとんどいません。

BAHARIのラウンドファスナーは、そのガルーシャの革に美しい加工を施したもの。まるでビーズを敷き詰めたような美しい表情は、BAHARIでしか楽しむことができません。

神秘的で、どこか妖艶な美しさです。光の強さや角度によって、コロコロと違った表情を見せてくれます。

まず人と被ることは無いでしょうから、少し変わった財布が欲しい方にもおすすめです。

参考：BAHARIラウンドファスナーのレビュー

BAHARI公式式サイトで、ラウンドファスナー長財布を見てみる

pacca pacca アラベスク ラウンドファスナー

サイズ	H95xW195xD20（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12、フリーポケット×2

美しい模様を型押ししたエレガントで美しい革財布です。

デザインだけではなく、牛革とナチュラルな馬革を使用しているしっかりとした革財布です。
カラーも豊富で、他人と被らないデザインが良いなら、本作は間違いありません。

Dakota フィオラ ラウンドファスナー

サイズ	H100xW195xD23（mm）
機能	お札入れ×3、小銭入×1、カードポケット×16

熱を加えるこがし加工をすることでメリハリをつけた逸品。
３層に別れた札入れや、財布の内外についた豊富なポケットによて機能性もバツグンです。

印傳屋(INDEN-YA) 印伝 本鹿革 長財布 束入れ

サイズ	H100xW190xD20（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12

鹿の革に、漆で模様を施した財布。
伝統工芸の職人による熟練の技術で仕上げられた逸品です。
カラーだけでなく、さまざまな模様で、バリエーションも豊富。

内装はシンプルなスッキリとした作りになっています。

サイズ	H100xW195xD18（mm）
機能	お札入れ×2、小銭入×1、カードポケット×12、フリーポケット×2

香川県のブランド、ヴィンテージリバイバルプロダクションズの作品です。

恐らく、日本で最も薄くて軽い革のラウンドファスナー財布です。わずか18mmのスリムなボディなのです。

他のラウンドファスナーと比べるとこれくらい違う。

また、コインポケットが浅いため、非常に使いやすいのもグッドです。

薄くて、軽くて、使いやすい。そんなラウンドファスナーをお探しなら、本作は検討の価値ある1品です。

参考：ヴィンテージリバイバルプロダクションズ roundzip slim wallet のレビュー

本ペー

サイズ	H100×W195×D30(mm)
機能	札入れ×4、小銭入れ×1、カードポケット×22、フリーポケット×1

たぶん、日本一大きなラウンドファスナーです。

厚みをもたせた分、中の仕切りもたっぷりあり、仕分けもダントツです。

札入れ部には、パスポートや通帳もスッポリと入れることができる、まさにオールインワンの財布。
お札だけで100枚は入りますから、たくさんのお金を持ち歩く人におすすめです。
実際、銀行員の方に人気があるそうです。

ブライドルレザーの力強さと相まって、存在感ある仕上がりとなっています。

取扱いサイトで極厚ラウンドウォレットを見てみる