本ページでは、4万円台のおすすめ財布を紹介します。
4万円台になると、内装にも上質な革が使われるようになります。
大切な方へのプレゼントとして、セレクトしてみてはいかがでしょうか。
どれも間違いの無い上質な財布ですから、きっと喜んでもらえるはずです。
目次
4万円台のおすすめ長財布
ココマイスター マットーネ オーバーザウォレット
サイズ | W195×H100×D25mm |
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機能 | 札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×8、フリーポケット×2 |
素材 | 牛革 (ミネルバリスシオ、ヌメ革) |
カラー | オールドブラック/ブランデー/ビターチョコ |
ミネルバリスシオは、スムースな表情が特徴。
それを活かすように一枚革で仕立てられることがほとんどです。
そんな中、本作は、イントレチャート(編み込み)で仕上げた珍しい逸品。ユニークな表情が、しっかりと存在感を主張しています。
もちろん、ミネルバのエイジングもたっぷりと堪能できます。
ギラリとしたツヤが生まれる頃には、存在感と高級感がグッと増しますよ。
ミネルバリスシオ×イントレチャートの美しい表情は、本作のみの特徴です。
こちらでオーバーザウォレットの購入レビューを書いています。
気になる方はチェックしてみてください。
ココマイスター マルティーニ オーモンドウォレット
サイズ | W190×H90×D25mm |
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機能 | 札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×10、フリーポケット×4 |
素材 | 牛革 (ミネルバボックス) |
カラー | ブラック/ブランデー/ビターチョコ/リモンチェ/ダークネイビー |
目に見える部分すべてが、ミネルバボックスで作られた逸品です。
使いやすさも追求しているのも特徴です。ココマイスターの長財布の中で、最も使いやすく、収納量と大きさのバランスが取れた財布です。
もっとカードを収納したいという方は、同じくミネルバを使った、アーバンウォレットもラインナップされています。
ただ、私のおすすめは、本作オーモンドウォレットです。
財布全体に使われたミネルバボックスの美しさ、存在感はバツグンで、高級感をしっかりと味わえます。触れたときに感じる、しっとりと吸いつく感触はミネルバボックスだからこそ。ずっと触っていたいほど気持ちが良いものです。
初めはマットな表情ですが、オイルをたっぷりと含んだレザーですから、使い込むことで、グングンとツヤが生まれてきます。
上手な表現が思いつきませんが、すごく所有欲を満たされる財布なんですね。
重厚な存在感とやわらかな印象を合わせ持つ、不思議な魅力のある財布です。
YUHAKU ベラトゥーラ
YUHAKUの特徴は、カラーリングの美しさです。
独特のグラデーションはYUHAKUの職人の手で、一つひとつ手染めされたもの。奥行きのある透明感があります。
ベラトゥーラシリーズは、YUHAKUの中でも濃淡がハッキリと分かるグラデーション染めとなっています。存在感、高級感ともにダントツのシリーズ。それを最大限楽しめるのが、このベラトゥーラ束入れなんですね。
機能的にはオーソドックスですが、細部をみるとコバや念引きといった日本の技術でしっかりと作り込まれています。内装も同色でまとめられていて、高級感がありますね。
もっと詳しく知りたい方はレビューを掲載していますので、チェックしてみてください。
4万円台のおすすめ二つ折り財布
WILDSWANS パーム
WILDSWANSの小さい財布、パームです。WILDSWANSでもっとも好きな財布です。サドルプルアップ、フルグレインブライドルレザー、コードバンなど、様々な素材でラインナップされています。
なお、素材によって値段が変わります。
とても丁寧に作られています。特にコバの美しさではこの価格帯の財布ではトップクラスです。
参考:パームのレビュー
YUHAKU コードバン札入れ
YUHAKUのコードバンをおすすめするのは、YUHAKUによる染色が、とても美しいから。
コードバンといえば、革の中でダントツのツヤと輝きを誇る、革のダイヤモンドです。YUHAKUは、そのコードバンに美しいグラデーションを施し、ぐっと特別感が増す財布に仕上げています。
内装も同色のトーンでまとめられているため、落ち着いた印象を受けますね
機能的にも一般的な二つ折り財布よりも優秀です。カードポケットが8つ。札入れ、小銭入れが2層になっていて、使いやすいつくりです。
二つ折り財布に求めるなら、本作に代わるものはありません。
ココマイスター クリスペルカーフ ロシュパース
サイズ | W110×H95×D27mm |
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機能 | 札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×4、フリーポケット×3 |
素材 | 牛革 (ドイツ クリスペルカーフ) |
カラー | ブラック/ネイビー/ダークブラウン/シャルトープ |
こちらは素材の持つ美しい輝きと、独特なエイジングでセレクトしました。
使われている革はドイツの名門タンナー、ペリンガー社のカーフ。
水シボと呼ばれる、細かく波打ったようなシボが独特の光沢を表現している、最高級のボックスカーフです。
ちなみに、カーフとは生後6ヶ月以内の仔牛のこと。繊細でキメの細かい表情の皮革です。正牛にくらべ、取れる革の量が少ないため、希少で高価な革です。
そんなカーフの中でもとりわけ表情やツヤが美しく、さらりとした質感がクリスペルカーフの特徴です。
クリスペルカーフは、実はクロムなめしの皮革。軽くて、丈夫でキズが付きにくいという特徴を持ちつつ、タンニンなめしのように光沢が増すという不思議な特徴を持っています。
本作、ロシュパースも最初は、シンプルで、飾り気の無い印象を受けるかもしれません。
けれど使う内に、シッカリとツヤが生まれてきて、クリスペルカーフの持つ水シボはより陰影が濃くなり、立体感のある輝きを演出するようになります。
最初は、落ち着く上質感、エイジング後は存在感たっぷりの力強さを感じるはずです。

出展:WILDSWANS公式
一般的な革と趣の異なる輝きが魅力のクリスペルカーフ、ぜひ手にとって育ててみてください。
あとがき
みなさんにとって、4万円台のお財布は、高いでしょうか?安いでしょうか?
私は、高価な部類だと思います。だからこそ、「長く愛用できること」を条件としてセレクトしました。
例えば、財布の内装は、濃い色のもののみセレクトしました。白い革の代表であるヌメ革は、最初は美しいコントラストを演出してくれます。ただ、使い続けるうちに、黒っぽく色が付いたりしてしまうものです。(もちろん、キレイなアメ色にまで育て上げられれば、美しいあなただけの色といえますが、なかなか難しいものです)
内装を濃い色にすることで、汚れが目立ちません。キレイな状態をずっと長く使えるんですね。
今回厳選したものは、オーソドックスなカタチ。だからこそ、素材とつくりの良さで勝負した、上質な財布といえます。シンプルなものほど、飽きが来ないんですね。
4万円という高額なお財布です。ぜひ長く愛用できる逸品にめぐりあって欲しいと思います。
参考リンク
4万円台の長財布には手が届かなくても、同じ素材の二つ折り財布なら3万円台で手にはいります。フットワーク軽く、持ち歩けるのも二つ折りの魅力ですね。