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2021年によく使った革製品のまとめ。

2021年もさまざまな革製品を使いました。

本ページでは管理人が「2021年にもっとも利用した革製品」、30品をピックアップしてご紹介します。

使った回数が多い革製品を、財布、カバンなど、カテゴリごとに掲載します。

写真は2021年12月に撮影しました。キズもあり、色・ツヤ、カタチも変化しています。エイジングの参考にもなると思います。

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参考

2019年の記事です。

当サイトで紹介したアイテムの中から、2019年に「よく使った革製品」を紹介します…

2020年の記事です。

「2020年にもっとも利用した革製品」をご紹介します。 補足 掲載ル…

財布

2021年、最も購入し、もっとも多く使った革製品は財布でした。使用回数の多い13品をご紹介します。

エムピウ ストラッチョ ブッテーロモデル

機能的な財布を作るブランドとして、エムピウは外せません。2021年も「コンパクト」をアピールする財布はたくさん出ました。コンパクトさ、機能性、耐久性、重量、価格、エイジングなどさまざまな指標があると思いますが、「小さくて機能的な財布」としてバランスに優れるのは2021年もストラッチョだと思います。

全モデルを所有していますが、一番好きなのはブッテーロです。このツヤ感がたまらない。キズも当然増えているわけですが、全然気にならないです。

ストラッチョほど「手への収まり」の良い財布はほとんどありません。手のひらの中でグニグニと触って楽しめるのも魅力ですね。ブッテーロの赤はなかなか選びにくいカラーかもしれませんが、すごく良い感じに変化します。男女問わずおすすめ。

2021年は「ゴート2」もラインナップ(廃盤になったゴートが復活)されました。ストラッチョシリーズでもっとも安価ですので、買いやすいと思います。初めての革財布としてもおすすめ。

私のおすすめはゴート2、リスシオ、ブッテーロ、スペリオーレ。つまり、全部です。それぞれ革の特徴、触り心地が違いますので、好きな革、質感で選ばれると良いでしょう。使い勝手を優先するならスペリオーレがおすすめです。

エムピウ ストラッチョ ブッテーロモデル
エムピウ ストラッチョ 全モデル。革による質感の違い
ストラッチョ ブッテーロとスペリオーレの違い

参考:ストラッチョ ゴート2のレビュー
参考:
ストラッチョブッテーロのレビュー
参考:ストラッチョ スペリオーレのレビュー

カルトラーレ ハンモックウォレットコンパクト

複数モデル所有しています。今年はクラシコをよく使いました。

ふわりと柔らかい質感と、アンティークな濃淡がお気に入りです。とろけるような光沢は新品のときから。使い込んで変化する革ではなく、「新品のときの表情」が長く楽しめる革です。

カードの当たりがついて、よりふっくらとした感じになりました。

「小さい財布」の中ではコインが見やすく、出し入れしやすい。また、革の表面だけが見えるように作られているため、上品です。小さいながらも満足感が得られる財布です。

ハンモックウォレットコンパクトの使い方・特徴

参考:ハンモックウォレット コンパクト クラシコのレビュー

ハンモックウォレットコンパクト クラシコを取扱いサイトで見る

エムピウ ミッレフォッリエ P25 リスシオ

エムピウの代表作、ミッレフォリエです。いくつか所有していますが、今年もっとも使ったのはミネルバリスシオモデル。次にブッテーロ。

リスシオのカラーはナポリ(黄色)です。淡い黄色から深く変化しました。リスシオはキズが付きやすい素材です。ガシガシ使っているため、今年もキズが増えましたね。ぎゅと押したところや爪で引っ掻いたところは、より変化が顕著です。ふつうに使うだけで光沢が出るので、育てるのが楽しい財布です。ちなみに、オイルやクリームは一切使っていません。

ブッテーロはもう13年目かな。今でも使えるのがミッレフォッリエのすごいところです。

本作はエムピウで最も使いやすい財布。比較的コンパクトで携帯性にも優れ、長く使えます。万人におすすめできる財布です。

10年目のエムピウ ミッレフォッリエP25 徹底レビュー。使い勝手、特徴、革のバリエーション、エイジングの解説

参考:ミッレフォリエのレビュー

m.ripple Dew-001

革職人、村上さんに作ってもらった二つ折り財布です。表情も質感も異なる2種類のイタリアレザー、ミネルバボックスの青(オルテンシア)とマレンマの茶色でオーダーしました。どちらも大好きな革、大好きな色です。使い込んだときにどのように変化するのか楽しみでした。購入して2年半。色は濃くなりました。

ツヤもぐっと出ました。リスシオと比べるとシボがあるので分かりにくいのですが、やんわりと指が映るほどの艶がでています。

大きく裁断したミネルバを、折りたたんで作られてます。財布のフチまで、手触りが気持ちが良い。ミネルバのふくよかな質感を堪能できるんですよね。ケツポケで持ち歩いていて、クタっとした感じとアタリが良い感じに仕上がってきました。だいぶスリムになりましたね。

コバは染色されていません。ミネルバとマレンマ、革本来の色を楽しめるのもお気に入りです。光沢が出るように磨かれていていて、使い込んでも美しいコバを見せてくれます。

m.ripple Dew-001。使い方と特徴。ミネルバボックスとマレンマのエイジング

参考:Dew-001のレビュー

Dew-001を取扱サイトで見る

safuji ミニ折財布

2021年でもっとも使った財布です。エイジング検証も兼ねて、トータル50日は使ったはず。素材はバダラッシカルロ社のナッパネビア。ほとんどお目にかかれない、珍しい革です。電車に乗る時もケツポケしっぱなしで、かなりラフに使い込みました。色は1トーン深まった感じ。

使い込むことで、ミネルバのオルテンシアのような色になるのかと思っていました。新品のオルテンシアと比べるとまだ淡いですね。ワックスが完全になくなり、使い込むとどう変化するのか、楽しみです。

新品のときから少し薄くなりましたね。ペタンコにはならず、柔らかなフォルムを保ってくれるのは独自の設計・製法によるものでしょう。

ミニ折財布はカードやお札の使い勝手が良い。また、収納しても美しいフォルムを保てるのが特徴です。ただし、コインがあまり入らないので、小銭が多くなりがちなら向かないかなと思います。

使い込んでも美しいフォルム、特注のパーツ、手縫いを活かした構造など、少量生産だからできる、こだわりと技術の詰まった財布です。

safuji ミニ折り財布。使い勝手、特徴、ナッパネビアのエイジングの解説

参考:ミニ折財布のレビュー

エムピウ ピアストラ2

2021年に発売となったエムピウの新作です。素材はイタリアのオイルレザー、ブスケット。質感としてはブッテーロに近いです。ミネルバより固い。比較的エイジングがゆっくりで、劇的な変化は見受けられませんでした。色は少しだけ濃くなり、少し艶が出た感じ。

ピアストラ(イタリア語で”板”)を意味するのですが、前作のピアストラより厚いのが気になっていました。30日くらいケツポケで使うと、かなり薄くなりました。とはいえ、ピアストラよりは厚い。

コインとカードの収納が多い人には合うかもしれません。薄さを優先するなら、前作のピアストラの方が気にいると思います。

エムピウ ピアストラ2のレビュー。ピアストラ1と比べての特徴や使い勝手、メリット・デメリットの解説

参考:ピアストラ2のレビュー

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three2four POCKET

ケツポケで使用。素材はホーウィン社 シェルコードバンのバーボンです。

3年経って、かなり濃くなってきました。シェルコードバンはブラック、バーガンディが定番ですが、色の変化を楽しみたいなら、淡い色が良いです。バーボンは特にムラが目立つのですが、それが良い。マニア向けのカラーかもしれませんね。

コインが使いやすいミニL字ファスナー財布です。three2fourからはSIZ、PIZも出ているんですが、POCKETがもっともシンプル。

three2four POCKET CORDOVAN

参考:POCKETのレビュー

クレバレスコ コンパクトマルチウォレット

レーデルオガワ社のコードバンで作られた「フラグメントケース」。

お札、コイン、カードを収納できるコードバンの財布としては本作がもっとも薄く、小さい。携帯性においてトップクラス。カード3枚を厳選するからこそのスリムさとコンパクトさを体感できます。この小ささでコインも収納できるのも嬉しい。

カードの「アタリ」が出て、コードバンのとろりとした表情が引き立つようになりました。

国産コードバンは海外のコードバンよりも、上品で均整な表情が特徴です。使い込んでも繊細な美しさが失われることはありません。

2021年は様々なブランドからフラグメントケースがリリースされました。同じような構造のフラグメントケースはたくさんありますが、本作を超えるものは見たことがありません。

素材、丈夫で長く使えること、細部にいたる丁寧な仕立て、手縫いによるステッチの美しさなど、量産品ではこだわれないポイントがあります。クレバレスコは一人の職人が全ての工程を担うため、トップクラスの品質です。お値段は3万円以上と高価ですが、満足感を得られる一品です。

クレバレスコ アニリン染コードバン コンパクトマルチウォレット。薄くて小さい財布の使い勝手、特徴、コードバンの美しさについて解説

参考:コンパクトマルチウォレットのレビュー

コンパクトマルチウォレットを取扱いサイトで見る

点と線 usuha3

国産コードバンで作られた、小さい財布です。カードの留め方がユニークです。

参考:usuha3のレビュー

WILDSWANS パーム

WILDSWANSでもっとも好きな財布です。今年はサドルプルアップ、フルグレインブライドルレザー、コードバンをよく使いました。

どれもエイジングを楽しめる革です。使い分けるとそれぞれの革の質感、表情、エイジングの違いなどが体験できて楽しいです。どの革が良いということはありません。好みです。

お札、コイン、カードをまとめて収納できること、さらに長く使える丈夫で、上質なコンパクト財布を求めるなら、パームはおすすめです。

WILDSWANS パーム サドルプルアップ 。使い勝手、サドルの表情およびエイジングの

参考:パームのレビュー

パームを取扱サイトで見る

WILDSWANS カーサ

2021年に発表された、WILDSWANSのコンパクト財布。パームよりはちょっと大きいです。

WILDSWANSらしいプロポーション、仕立ての美しさを堪能でき、かつ使いやすい財布といえます。タング、パーム、kf-003も使っていますが、カーサがもっとも使いやすいかなと思います。ただ、カード5枚に収まるならオーバースペックかな。コンパクトを求めるならパームがおすすめ。

参考:カーサのレビュー

ル・ボナー 残心 札入れ

もっとも薄い財布。薄さを追求した財布のゴールです。本作より薄いものは作れません。今日、薄さをアピールする財布はたくさんありますが、本作ほどシンプルで洗練された財布はありません。仕立ても丁寧です。

様々な革でラインナップされているので、気に入った革で手に入ると良いでしょう。黒桟革やシュランケンカーフ、クリスペールカーフと、上品で高級な革で発売されています。

ちなみに、私がセレクトしたのはナムーカーフを使ったモデル。色・艶が変化するエイジングを楽しめる革とのこと。数ヶ月持ち歩いているのですが、濃いパープルのためか変化がほとんどわかりません。ツヤは少し出てきたかな。

「順札入れ」にカテゴライズされる財布で、コインは入りません。つまり、オールインワンを求める人には合わないでしょう。ピン札、商品券を持ち歩くことがある方におすすめできる財布です。

参考:残心 札入れのレビュー

無二 コードバン コインケース

国産コードバンのボックスコインケースです。美しいフォルムとコードバンのハリ感、手触りが好きでよく触りました。ほとんど形が変わっていないのは、丈夫で長く使えるように仕立てられているからでしょう。

変態的なまでに追求されたコバの輝きは今日も健在。トップクラスの美しさです。

無二 コードバンコインケースの使い勝手、特徴。コードバン、仕立ての美しさについて

参考:コードバンコインケースのレビュー

カードケース

カルトラーレ OR

財布に入りきらないカードを収納するために利用。カードケースはこちらがメイン。ポケットに入れて持ち歩いていました。

素材はイタリアのオイルレザー、シビラ。表面を覆うロウはまだ残っています。ブライドルレザーのブルームが落ちるよりも、時間がかかりますね。光沢が現れるエイジングを楽しめました。

テンペスティ社シビラのエイジング。色、ツヤ、質感の変化

収納量に応じてカタチが変わるユニークなカードケースです。たっぷり収納できるので、たくさんのカードを携帯したい人にもおすすめ。

カルトラーレの名刺入れ、ORのレビュー。カタチ、使い勝手などについて解説

参考:ORのレビュー

キーケース

WILDSWANS クリッパー2 コードバン

キーケースはクリッパー2だけ使用。トータル1,000日以上使用しています。

素材は世界最高級のコードバン、ホーウィン社シェルコードバン、カラーはダークバーガンディ(#8)です。雨の日も持ち出すわけで、ちょっとでも手が濡れているとすぐにシミになります。でも、傷もシミも気にならなくなる。エイジングがたまらなく楽しい革です。

なお、ダークバーガンディは色の変化が控えめです。シェルコードバンでエイジングを楽しみたいなら、淡いカラーを選んだほうが良いでしょう(ナチュラル、#4やバーボンなど)。

シェルコードバンの製品はとても高価ですが、クリッパー2は比較的手に入れやすい価格ですね。サドルプルアップのクリッパー2も使っていたのですが、ホーウィン社コードバンモデルの方がハリ・コシを保ってくれています(カタチをキープしてくれる)。何年使ってもラウンドしたフォルムが楽しめるのはさすがWILDSWANSです。

WILDSWANS クリッパー。特徴と使い方

参考:クリッパー2のレビュー

クリッパー2を取扱サイトで見る

メガネケース

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エムピウ ロトロオッキアリ

エムピウのなかでも大好きな製品。4年以上使っています。

コロンとした独特のカタチがエムピウらしい。大判の革を使っているため、手のひらいっぱいに革の手触りを楽しめます。バックパックに突っ込んで持ち歩ことも多いため、常にキズが付き続けるのですが、マレンマがとにかく良い感じに変化してくれるので全然気にならない。

今年からグリーンのブッテーロモデルも使い始めました。使用2ヶ月ほど。マレンマと比べると、まだまだですがゆっくりと艶が出てきています。

机の上に置くと、コロンと傾くこともあって、安定性にはかけます。けれど、そんなデメリットが吹っ飛ぶほど愛用し続けたくなる、魅力的な一品です。おすすめ。

エムピウ ロトロオッキアリ 使い方とマレンマのエイジング

参考:ロトロ オッキアリのレビュー

IL BUSSETTO メガネケース

フィレンツェの伝統技法で作られたメガネケースです。こちらもクリームなどは使っていません。深みがでてきました。

スロットインタイプのため、一般的なメガネケースより、ずっと出し入れしやすい。

フィレンツェの工房で買った、思い出の一品です。イタリア旅行は今年も断念せざるおえませんでした。いつかまた、このメガネケースを持ってお店に行ってみたいです。

参考:IL BUSSETTO メガネケースのレビュー

IDケース

K.T.ルイストン コードバンIDケース

ビジネスシーンでも使いやすいです。コードバン特有の光沢とエイジングした表情を楽しめるのは裏側だけだからです。仕事中もひそかにコードバンを楽しめる一品です。

参考:コードバンIDケースのレビュー

カバン

ONES WORKER ミネルバ ボディバッグ

ミネルバボックスのショルダーバッグです。

鮮やかなオルテンシアも、濃い青緑になりましたね。表面はしなやかで吸い付く感じ。当初のハリも落ち着き、クタッとした質感がバナナ型のプロポーションと相まっていい感じです。購入してまる4年。オイルメンテナンスは一切していません。

ペットボトルや財布を入れても、また少し余裕があります。大きな買い物をしないならこれで十分です。

ミネルバボックスのエイジング。オルテンシアの色艶の変化

参考:ミネルバボックス ボディバッグのレビュー

アークテリクス アロー22

今年もよく使った、バックパック(革製品ではありませんが、気に入っているのでひいき目にピックアップ)。

初代のモデルから数えると、10年以上愛用している大好きなバックパックです。カーブで構成されるプロポーションがお気に入りで、ずっと飽きない。

革製製品をいくつも持ち歩く私にとってのかかせない相棒です。アロー22を買うまでは、天気を気にしていましたが、ほぼ完全防水だから安心です。

ちょっと高価ですが、長く使えるので、おすすめです。ちなみに、以前のモデルは7年使って、フロントのファスナー引手がちぎれたくらい。ショルダーパッドとかは破れもなく、ものすごく丈夫です。

参考:アロー22のレビュー

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国立商店 フラップカバーケース ブライドルレザー

トーマスウェア社のブライドルレザーを使ったiPadケースです。

iPadケースは本作1つだけ。3年と数ヶ月ずっと使っていて、クリームやワックスによるメンテナンスはしていません。それでも微細な光沢が出ています。

さまざまなメーカーからケースが出ていますが、迷ったら本作をえらんで間違いないんじゃないかなと思います。ブライドルレザー以外の革でもラインナップされています。革にこだわりがなければ、もう少し安価な革のモデルをチョイスしてもよいでしょう。安いからといって、革が良くないわけじゃありません。結局は好みです。

国立商店 iPadPro用 フラップカバーケースの使い勝手、特徴について。
1年使用したブライドルレザーのエイジング。色、ツヤ、カタチ、キズの変化について

参考:フラップカバーケースのレビュー

時計ベルト

three2four WATCHBELT

藍染めクロコとエレファントを使った、贅沢な時計ベルト。

three2fourは高級素材を扱う革工房ですが、中でも藍染めクロコは究極素材とのこと。クロコは部位によってウロコのサイズもカタチも違います。本作は顎の部位が使われていて、細かなウロコを楽しめます。

ピンに近い部分はしっかりとハリが残るように作られていて、剣先に行くほどしなやかになります。エレファントのサラリとした肌と相まって、つけ心地がとても良い。

新品のときはマットな質感でしたが、しっかりとツヤが出てきました。ひとつひとつのウロコのなかにも、さまざまな藍色が楽しめます。小さな製品ですが、見るたびに嬉しくなる一品です。

three2fourの製品はオーダーから1年以上かかるのですが、待っている間も楽しい。アイデアの詰まった、魅力的な製品が届くからです。

three2four WATCHBELT。クロコ×エレファントの腕時計ベルト
4ヶ月経過。藍染クロコのエイジング

参考:WATCH BELTのレビュー

ベルト

CIRCUS OF HAPPINESS サドルプルアップベルト

幅20mmと細め、ドレッシーなベルト。ただ、使っていると、細いことが気にならなくなりますね。今年はサドルプルアップは出なかったようですが、ブッテーロやドラーロなどでラインナップされました。

スムースな革のため、折り曲げるベルトではどうしてもシワがでてきていまいます。ぷっくりと膨らむようにしっかりと肉盛りされているため、光沢が出ます。

参考:サドルプルアップベルトのレビュー

手袋

Soli ディアスキングローブ

革の手袋。気に入る素材、デザイン、手のサイズに合うものとなると見つけられず、オーダーした一品です。

内装にはカシミアが使われています。軽くて、薄くて、温かい。こちらもクリームなどのメンテナンスはしていませんが、柔らかくしなやかな質感が健在。かさつきもありません。

黒でオーダーしたのは正解でした。飽きずに使え、新しいものを買いたくならない。長く使えます。

Soli ディアスキングローブ。特徴と使い勝手について

参考:ディアスキングローブのレビュー

スニーカー

ニューバランス 996

2018年の冬に購入し今年も愛用していました。ここ3年、一番履いているスニーカー。

アッパーにスエードが使われているので、革製品ですね。

ニューバランスの中では細身でシンプルなデザインが気に入っています。とても軽く、クション性も優れています。スニーカーの本質は歩きやすいことだと思うのですが、オニツカタイガーやNIKE、スピングルムーブなど、さまざまなスニーカーを試してきた中で、本作が最高だと思ってます。

価格も製法も違うので比べるのはフェアじゃないかもしれませんが、ソール交換はできません。履きつぶして終わりです。amazonなら基本的にセールにかかっていますので、おすすめ。しかもサイズが違ったら返品無料ですし。

ニューバランス996を取り扱いサイトで見る

参考:996 USAモデルのレビュー

EVERLASTING コードバン スニーカー

コードバンは水に濡れるとシミになりやすいため、天気の良い日に履いていました。履きはじめは固さを感じましたが、少しずつ馴染んできましたね。

コードバンは表面を強制的にスムースにしているためか、折れる部分はどうしてもシワがでてしまいます。本作も少しですが、シワが出てますね。どんな表情に変化していくか楽しみです。自分の足のカタチに合わせてできるシワがレザースニーカーの良いところだと思います。どのようにコードバンが変化していくか、楽しみです。

EVERLASTING コードバンスニーカー。カタチ、特徴、オーダーメイドの解説

参考:コードバンスニーカーのレビュー

マウスパッド

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エムピウ マウスパッド

ロジクールのMX Master 3を使い始めて、ようやくマウスパッドとしての役割になりました(去年はMX Ergoだったので、マウスを動かすことがなかった・・・)。つまり、ミネルバ・リスシオのエイジングを楽しめるように使い込んだわけです。

細かなキズが付きつつも、光沢が出てきました。ミネルバはものすごい速さで変化する革なのですが、本作はまだ変化しきってないかんじ。来年には、さらにツヤが増していることでしょう。

中に固い素材が閉じ込められているため、たくさん使ってもカッチリとした固さが残り、カタチも崩れていません。長く使えそうです。

エムピウのマウスパッド、カンペット

参考:カンペットのレビュー

デスクマット

ル・ボナー デスクマット

2021年は1,300時間以上触れています。購入してトータル2,500時間以上は触っている、もっとも使用時間が高い革製品です。

素材はイタリアのオイルレザー、ブッテーロ。はじめはマットな質感ですが、少しずつツヤが出て色味が深くなるエイジングを楽しめます。ただ、本作のカラーはブラウンでしたので、色の変化は控えめですね(というか、ほぼ毎日見ているので変化に気づけ無いのかもしれません)。本作もまた、クリームやワックスを一度も使っていません。

コップを置いたりしたときに水滴がつくこともあります。濡れた部分を拭くと曇った表情になります。ただ、腕を置いて、こすられ続けるので、すぐに艶が出てきます。曇っても気にしなくてよいです。

サイズ感も絶妙。本作はキーボード(HHKB)とマウスをおいてもまだ余裕があります。お仕事のデスクにも最適です。

ル・ボナー デスクマット サイズ感、ブッテーロの特徴などの紹介

参考:ブッテーロ デスクマットのレビュー

コースター

WILDSWANS コースター ガルーシャ

革で作られたコースターは、かなりマニアック。1年中使っています。夏はアイスコーヒーを置いたりもしていて、水をたくさん吸い込みました。

ガルーシャは最初から光沢があるため、艶の変化というのは体感できないですね。色の変化もものすごくゆっくりなので、こちらも体感できません。

水分を吸うことで革はカタチが変化するため、新品のときのフラットなフォルムではなくなり、やんわりと丸みを帯びたカタチになりました。ここは好みが分かれるところですが、机からちょっと浮くようになったので、掴みやすくなりました。ここは想定していなかった機能性向上です。

素材や仕立てより、本作を超える耐久性のコースターは無いでしょう。今後も愛用したいと思います。

参考:ガルーシャ コースター

椅子

pat woodworking おあげ

座面はマシュア社のサドルプルアップ。本作はトラがバランスよく入った部位で作ってもらいました。使い込んでもトラが無くなることはありません。

今年は800時間近く座られていたはずです。たっぷり使っても、弾力はしっかりと残っています。

写真ではうまく表現できないのが残念ですが、美しいプロポーションも本作の魅力です。シンプルでどんな部屋にも合うはず。実物を見たいなら、銀座のWILDSWANSへ行きましょう。たくさんあって、座ることもできます。

pat woodworking おあげ。サドルプルアップを使った椅子

参考:おあげのレビュー

あとがき

本年もユニークで機能的な財布がたくさん出ましたね。レビューできて楽しかったです。

素敵な製品を作ってくださる革職人の皆様、ありがとうございました。

当サイト読者の皆様、YoutubeTwitterInstagramでイイね、コメントくださる皆様、大変励みになっています。ありがとうございます(ぜひフォローしてください。モチベーションがあがります!)。

来年も、見てよかった、参考になったと思ってもらえるコンテンツを作っていきます。どうぞよろしくおねがいします^^

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