エムピウ ストラッチョ ゴート2のレビュー。使い勝手、特徴、メリット・デメリットについて

エムピウの最小財布『ストラッチョ ゴート2』を購入しました。

廃盤モデルとなっていた「ゴート」からのリニューアルです。

前作のゴートモデルや、リスシオ、ブッテーロ、スペリオーレモデルを使ってきた利用者の視点で、ゴート2の使い勝手、特徴、メリット・デメリットについて解説します。

結論から言うと、良い財布です。

「はじめての小さい財布」、前作のゴートモデルやブッテーロ、リスシオモデルからの買い替えを検討されている方におすすめできます。

ストラッチョ ゴート2の特徴

  • 三つ折りの財布
  • 最小クラスの財布
  • お札、コイン、カードを分けて収納できる
  • やわらかなゴート(ヤギの革)を使用
  • エイジングを楽しめる革

スペック

ブランドエムピウ
商品名ストラッチョ ゴート2
収納力★★★☆☆
お札入れの数1
お札の枚数10
コインの枚数15
カードの枚数5
サイズW102×H15 x D14mm
重さ31g
素材山羊革

カタチ、構造

手のひらにすっぽりと収まるサイズ感。「小さい財布」にカテゴライズされる中でも、最小クラスです。素材はゴート。ヤギの革。やわらかな質感です。

リスシオ、ブッテーロ、スペリオーレモデルはゴートより硬くて、ピンと張る質感。一方、やわらかな質感がゴートモデルの特徴です。手のひらの中でグニグニと曲がる感触はゴート2でも健在。

カタチ・構造は、他のストラッチョと同じ。ただ、とにかく柔らかい。300日以上使ったブッテーロと比べても、ゴート2の方がくったりとしたフォルムになる。悪く言うとボリュームがなく、高級を感じられません。見た目の上質さを求めるなら、リスシオ・ブッテーロを選んだ方が良いでしょう。

カード、コイン、を収納するスペース。

お札を収納するスペースが分かれています。

使い勝手

カード、お札、コインの使い勝手を解説しましょう。

カード

ゴートモデルは柔らかい。グニグニと動きやすいため、カードの出し入れがちょっとしにくいです。固めのブッテーロモデルの方が出し入れしやすいと感じます。

内側にホックがあるため、カードが干渉することがあります。ここは以前、ゴートモデル、ブッテーロのレビューで引っかかると言ったのですが、改良されていますね。引っかかりにくくなっています。ただ、とはいえ凹凸はあるので、100%引っかからないとは言えません。

気になるならスペリオーレを選んだ方が良いです。スペリオーレはホックが引っかからないような構造になっていて、カードの出し入れもスムーズです。

収納枚数は変わらず5枚まで。

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お札

お札の収納スペースです。ここも以前のゴートモデルや、ブッテーロ・リスシオ同様に革の裏面が見えます。

起毛していて摩擦が生じるため、お札がするりとは入らない(滑り止めとしての効果は高いんですが、快適に出し入れできるとは言えない)。

使いやすさを求めるなら、スペリオーレを選んだ方が良いです。革の表面に挟み込むことになるため、滑りがよいです。

コイン

コインの収納スペースです。ここも以前のゴートモデル、ブッテーロ・リスシオ同様に、革の裏面。起毛しています。

ストラッチョは非常にシンプルな構造なんですが、よく考えられています。浅いポケットだから見やすく、出し入れしやすい。

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最大収納時

カード5枚、お札10枚、コイン15枚を入れてみました。これがストラッチョ ゴート2の最大容量です。他のモデルと同等です。

これ以上入れるとホックが締まりにくくなるし、勝手に開くリスクがある。

ものすごくカタチが崩れます。革が柔らかいため収納したお金、特にコインを入れることでフォルムがかなり変わります。これが嫌なら、硬い革を使ったストラッチョ(ブッテーロモデル)をチョイスしたほうが良いでしょう。ここまでカタチが変わるのは、コインの影響が大きい。なるべくコインが増えないようにすると良いです。

特徴

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国産ゴート

素材はゴート。ヤギの革です。6色展開されている中からpurpleをチョイスしました。

微細なシボが並ぶ表情が綺麗ですね。光を受けるとシボが乱反射するので、微細な光沢を見せてくれます。触れると、サラリとした質感。

色はpurple。ピアストラではミネルバリスシオのprugna(プルーニャ)をセレクトしましたが、色味としては近いですね。「紫」は一歩間違うと怪しい感じになっちゃう難しいところがあるのですが、ゴート2は落ち着きのある色合いです。

ゴート1と比べるとかなり発色が良いです。ゴート1は染料仕上げだったはず。で、ゴート2も染料仕上げなんですけど、少しだけ顔料(水に溶けない塗料)を使って染色しているとのこと。そのため、発色が良いのかな。

細かなシボが光沢を生み出してくれているのもあるのでしょうが、顔料特有の「のっぺり感」はほとんどありません。質感は前作との違いが分からないほどです。わずかに最初から光沢があるなと感じるていど。

エイジングは未知数。一般的に顔料染めの革は色・ツヤの変化を楽しむことができません。しかし、エムピウは色・ツヤが変化するエイジングを大切にしているブランドですし、「少しだけ顔料」らしいので(基本は染料なのかな?)、変化を楽しめるのではないでしょうか。どのように変わるかは使ってみてご紹介できればと。

サラリとした手触り、グニグニ感を楽しめるのはストラッチョゴートモデルだけです。公称スペックではブッテーロやリスシオモデルと同等のサイズですが、やわらかなゴートがポケットの中で柔軟に曲がるため、ゴートモデルがダントツに快適です。

以前のゴートモデルは製品化できる革が入手できなくなったとのことで販売が停止されていました。1年以上の期間を経て、そのゴートモデルが復活したのはこの柔らかさを楽しみたい人がいたからだと思います。カチッと硬いブッテーロも良いですが、やわらかいからこそ体験できる気持ち良さがあるんですよね。

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クオリティ

お値段なりです。5千円ほどのお財布に1万円以上する財布と同等のクオリティはありません。品質の高さを求めるなら、高価なスペリオーレを選びましょう。

コバ

切りっぱなし。磨かれていません。

ステッチ

革の色と同等の糸が使われています。光沢のあるポリエステル。ピッチは繊細で、クラフト感がない。綺麗に縫われていると思います。

負担のかかるところは、返し縫いがされています。長く使えるでしょう。

あとがき

前作ゴートモデルからの買い替えを検討されている方も十分に満足できると思います。

ブランドエムピウ
商品名ストラッチョ ゴート2
収納力★★★☆☆
お札入れの数1
お札の枚数10
コインの枚数15
カードの枚数5
サイズW102×H15 x D14mm
重さ31g
素材山羊革