エムピウ ストラッチョ ゴート2のレビュー。使い勝手、特徴、メリット・デメリットについて

エムピウの最小財布『ストラッチョ ゴート2』を購入しました。ゴート2は、2018年に廃盤となった「ゴート」のリニューアルモデルです。

本ページでは前作のゴートモデルや、リスシオブッテーロスペリオーレを使ってきた経験から、ゴート2の使い勝手、特徴、メリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

結論から言うと、良い財布です。

「はじめての小さい財布」、前作のゴートモデルやブッテーロ、リスシオモデルからの買い替えを検討されている方におすすめです。

ストラッチョ ゴート2の特徴

  • 三つ折りの財布
  • 最小クラスの財布
  • お札、コイン、カードを分けて収納できる
  • やわらかなゴート(ヤギの革)を使用
  • エイジングを楽しめる革

スペック

ブランドエムピウ
商品名ストラッチョ ゴート2
収納力★★★☆☆
お札入れの数1
お札の枚数10
コインの枚数15
カードの枚数5
サイズW102×H15 x D14mm
重さ31g
素材山羊革

カタチ、構造

手のひらにすっぽりと収まるサイズ感。「小さい財布」にカテゴライズされる中でも、最小クラスです。素材はゴート(ヤギの革)。やわらかな質感です。

ストラッチョにはリスシオ、ブッテーロ、スペリオーレモデルがあります。それらはゴートよりも硬くて、ピンと張る質感です。一方、やわらかな質感がゴートモデルの特徴です。手のひらの中でグニグニと曲がる感触はゴート2でも健在。

エムピウ ストラッチョ 全モデル。革による質感の違い

カタチ・構造は、他のストラッチョと同じ。ただ、とにかく柔らかい。300日以上使ったブッテーロと比べても、ゴート2の方がくったりとしたフォルムになる。言い換えるとボリューム感がなく、「高級」や「上質」を感じられないかもしれません。見た目の良さを求めるなら、リスシオやブッテーロを選んだ方が良いでしょう。

下部がカード。上部がコインを収納するスペース。

開くと、お札を収納するスペース。

小さいながらも、カード、コイン、お札を分けて収納できるのがストラッチョのすごいところです。

使い勝手

カード、お札、コインの使い勝手を解説しましょう。

カード

ゴートモデルは柔らかい。グニグニと動きやすいため、カードの出し入れがちょっとしにくいです。固めのブッテーロモデルの方が出し入れしやすいと感じます。

内側にホックがあるため、カードが干渉することがあります。ここはブッテーロモデルのレビューで引っかかると言ったのですが、改良されていますね。引っかかりにくくなっています。ただ、ポケットの内側に凹凸はあるので、100%引っかからないとは言えません。

気になるならスペリオーレを選んだ方が良いです。スペリオーレはカードが引っかからないように、ホックが干渉しない構造になっています。カードの出し入れもスムーズです。

収納枚数は変わらず5枚まで。他の「小さい財布」と比べても平均的な枚数です。毎日持ち歩きたいカードを厳選するなら十分な収納量です。

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お札

お札の収納スペースです。ここも以前のゴートモデルや、ブッテーロ・リスシオ同様に革の裏面が見えます。

裏面に挟むように収納します。「革の裏面」は起毛していて摩擦が生じるため、お札がするりとは入らない。滑り止めとしての効果は高いですが、快適に出し入れできるとは言えない。

使いやすさを求めるなら、スペリオーレを選んだ方が良いです。「革の表面」に挟み込むことになるため、滑りがよいです。

コイン

コインの収納スペースです。ここも以前のゴートモデル、ブッテーロ・リスシオ同様に、革の裏面。起毛しています。

非常にシンプルな構造ですが、よく考えられています。浅いポケットだから見やすく、出し入れしやすい。

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最大収納時

カード5枚、お札10枚、コイン15枚を入れてみました。これがストラッチョ ゴート2の最大容量です。他のモデルと同等です。

これ以上入れるとホックが締まりにくくなるし、勝手に開くリスクがある。

たくさん入れるとカタチが崩れます。革が柔らかいため、お金を入れることでフォルムがかなり変わります。これが嫌なら、硬い革を使ったストラッチョ(ブッテーロモデル)をチョイスしたほうが良いでしょう。

ここまでカタチが変わるのは、コインの影響が大きい。なるべくコインが増えないようにすると良いです。

素材

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国産ゴート

素材はゴート。ヤギの革です。6色展開されている中からpurpleをチョイスしました。エムピウ定番のブッテーロやリスシオとは、表情が違います。ゴートは小さなシボが並ぶ表情。光を受けるとシボが乱反射して微細な光沢を見せてくれます。

触れると、サラリとした質感。

ピアストラではミネルバリスシオのprugna(プルーニャ)をセレクトしました。色味としては近いですね。「紫」は一歩間違うと怪しい感じになっちゃう難しい色ですが、ゴート2は落ち着きのある色合いです。

ゴート1(廃盤)と比べると発色が良いです。ゴート1は染料仕上げだったはず。で、ゴート2も染料仕上げなのですが、少しだけ顔料(水に溶けない塗料)を使って染色しているとのこと。そのため、発色が良いのかな。

シボが光沢を生み出してくれるからか、顔料特有の「のっぺり感」はほとんどありません。質感は前作との違いが分からないほどです。わずかに最初から光沢があるなと感じるていど。

エイジングは未知数。一般的に顔料染めの革は色・ツヤの変化がわかりにくいです。しかし、エムピウは色・ツヤが変化するエイジングを大切にしているブランドですし、「少しだけ顔料」らしいので、変化を楽しめるでしょう。どのように変わるかは使ってみてご紹介できればと。

サラリとした手触り、グニグニ感を楽しめるのはストラッチョゴートモデルだけです。公称スペックではブッテーロやリスシオモデルと同等のサイズですが、やわらかなゴートがポケットの中で柔軟に曲がるため、ゴートモデルがダントツに快適です。

「以前のゴートモデル」は製品化できる革が入手できなくなったとのことで販売が停止されてしまいました。1年以上の期間を経てゴートモデルが復活したのは、この柔らかさを楽しみたい人がいたからだと思います。カチッと硬いブッテーロも良いですが、やわらかいからこそ体験できる気持ち良さがあるんですよね。

クオリティ

5千円ほどのお財布に1万円以上する財布と同じクオリティはありません。ゴート2に限らず、「価格に見合う品質」があります。ストラッチョはそもそも「最低限」の財布です。クオリティを追求して値段が上がるより、この品質がベストマッチだと思います。

高品質を求めるなら、高価なスペリオーレを選びましょう。

コバ

切りっぱなし。磨かれていません。

ステッチ

革の色と同等の糸が使われています。光沢のあるポリエステル。ピッチは繊細で、クラフト感がありません。綺麗に縫われていると思います。

負担のかかるところは、返し縫いがされています。長く使えるでしょう。

あとがき

前作ゴートモデルからの買い替えを検討されている方や、他の革では「固い」と感じていた方が満足できる、おすすめの財布です。

参考:ストラッチョのラインナップ

2022年、ストラッチョは様々な革でラインナップされています。
  • ゴート2
  • ミネルバリスシオ
  • ブッテーロ
  • スペリオーレ
モデルによる違いは、革と機能、仕立ての美しさです。スペリオーレは機能も優れています。
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レビュー

詳細は以下のページを参照ください。
ゴート2のレビュー ストラッチョ ブッテーロのレビュー ストラッチョ ミネルバリスシオのレビュー ストラッチョ スペリオーレのレビュー

動画

ストラッチョの使い方が分かるように、動画にしてみました(動画はブッテーロモデル)。
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ブッテーロとスペリオーレの違いの解説です。
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全モデルの質感を比べてみました。
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