WILDSWANS(ワイルドスワンズ)は日本の革工房です。美しいコバの仕上げ、使い込むほどエイジングを楽しめる革が特徴。「丈夫で長く使えるアイテム」を作るブランドとして定評があります。
財布のラインナップも豊富。どれを選べば良いか、迷ってしまうかもしれません。
本ページではWILDSWANS の財布が好きで30以上購入してきた経験を活かし「10年使える、間違いのない財布」を切り口に、WILDSWANSの財布を紹介します。改良が加えられながら、何年も販売され続ける定番のみをセレクトしてご紹介しましょう。
さまざまな財布を利用してきた財布マニア、革マニアの目線で、WILDSWANSの財布それぞれの特徴、メリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
WILDSWANSの財布を検討中なら、ピッタリのお気に入りが見つかるはず。参考にしてください。
WILDSWANS 財布のまとめ
たくさんあります。サイズの小さな財布から紹介します。
TONGUE(タング)
サイズ | W110×H80×D20mm |
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機能 | 小銭入れ×1、カードポケット×1 |
WILDSWANSでもっとも小さな財布、タングです。
いわゆる小銭入れ。ですが、一般的なものより大容量。コイン10枚、カードがなんと10枚も入ります。
背面のカードポケット。この使い勝手がバツグンです。メインのクレジットカードを入れておけば、財布を開かずにお会計できる。実にスマートです。
コンパクトなボディにも、コバの仕上げなどWILDSWANSの意匠がたっぷりと見て取れます。
パンツの前ポケットに入れてもストレスを感じないのも気に入っているポイント。夏はジャケットを着ないので、このコンパクトさには助かります。
「メイン財布」をお持ちの方にも、サブとしてセレクトされる人気作です(というか、私がそうなのですが・・・)。カラーバリエーションも豊富だから、お気に入りが見つかるはず。
ちなみに、タングはWILDSWANSの人気の財布です。価格もお手頃ですから、プレゼントにも最適です。
もっと知りたい方はこちらもご覧ください。
WILDSWANS タングのレビュー
PALM(パーム)
サイズ | H86 x W100 x D25 mm |
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機能 | 札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×1 |
素材 | ベイカー社 フルグレインブライドルレザー イングリッシュブライドルレザー コードバン |
小さなボディに、お札、小銭、カードを収納できる、オールインワンの財布です。
PALMとは「手のひら」を意味しています。その名のとおり、緩やかなカーブを描いたボディラインは手のひらに気持ち良くフィットします。
タングと比べてみると機能的にもアップしています。札入れが専用に付いていて、お札を折らずにそのまま収納できるんですね。WILDSWANSいわく、本作のコンセプトは「札入れが付いたコインケース」だそう。
ミニマムなボディに映える曲線美もパームの醍醐味ですね。ルックスと使い勝手、そして携帯性のバランスが取れた逸品だと思います。個人的には一番のお気に入りです。
グラウンダーよりもコンパクトですから、手ぶらで出かけるには最適な財布です。カードが少ない人なら、一度パームを使い始めたら他の財布には移れないかもしれません。
タングと違い、「お札を折らずに収納できる」のもパームのメリット。ただし、1万円札ジャストサイズの設計のため、1万円札の出し入れはスムーズにできません。
もっと知りたい方は、こちらもご覧ください。
WILDSWANS PALMのレビュー
kf-003
サイズ | H88 x W100 x D30 mm |
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機能 | 札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×1 |
素材 | ベイカー社 フルグレインブライドルレザー |
小さなボディに、お札、小銭、カードを収納できる、お財布。パームより少し大きめですね。フォルムも台形っぽく、どこかWILDSWANSらしくない。本作は革工房CORBO.とのコラボデザインとなります。
コインポケットにもフラップが付いていて、しっかりとコインを閉じ込めることができる(パームとは異なり、逆さにしても落ちない)
CASA(カーサ)
サイズ | W105×H88×D33mm |
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機能 | 札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×2 |
素材 | ベイカー社 フルグレインブライドルレザー |
パームより少し大きなタイプ。パームの弱点であった1万円札をスムーズに出し入れできない。kf-003の弱点であった、バックポケットのカードが無い。などを改善したお財布。パームよりサイズアップしていますので、好みが分かれるかもしれません。
カードの使いやすさでいえば、カーサがよいですかね。収納量もパームなどより多めに設計されています。
参考:カーサのレビュー
GROUNDER(グラウンダー)
サイズ | W118×H95×D35mm |
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機能 | 札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×4、 大きめのカードポケット×1 |
素材 | ベルギー牛革 (サドルプルアップ) |
カタチはオーソドックスな二つ折り財布。キホンの使いやすさもしっかりと押さえた逸品です。
一般的な二つ折り財布より、少しだけ大きなサイズ。ジーンズのヒップポケットにジャストフィットするサイズ感です。
使いやすく、長持ちするためのつくりは流石です。コバやステッチなど、とても丁寧でキレイに処理されています。
私はヒップポケットに入れて出かけることが多かったのですが、1年経っても型崩れせず、使えています。
見た目とは裏腹にたっぷりのアイテムを収納できます。カードも7,8枚持ち歩けますし、お札ポケットも2層になっています。
ちなみに、私がカバンを持ち歩くときには、グラウンダーとタング(またはパーム)といった使い方をしています。タングやパームは小さいですから、たくさんのお金を持ち歩くのは得意としていません。グラウンダーを母艦にするようなイメージですね。
(もちろん、グラウンダー1つあれば、ほとんどの人はこと足りるでしょう。)
もっと知りたい方はこちらをどうぞ。
WILDSWANS GROUNDERのレビュー
ENO(イーノ)
サイズ | W110×H85×D25mm |
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機能 | 札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×2、 大きめのカードポケット×4 |
素材 | ベルギー牛革 (サドルプルアップ) |
三つ折にすることでコンパクトに仕上げたのが、本作。グラウンダーより一回り小さなサイズになっています。
小銭入れは、ダブルスナップタイプ。たくさんコインを入れても溢れにくいつくりです。
たくさんの収納ポケットを持つため、収納力に優れています。
コンパクトなため、どんなポケットでも快適に持ち歩けます。
BYRNE(バーン)
サイズ | H140 x W95 x D25 mm |
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機能 | 札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×5、 大きめのカードポケット×3 |
素材 | ベルギー牛革 (サドルプルアップ) |
BYRNEは、二つ折りにフラップが付いた財布です。
PALM同様、2つのボタン(ダブルスナップ)で留めるつくりです。
ダブルスナップのメリットは、大きく2つあります。
- 型崩れを防いでくれる
- 中身が散らばらない
安心して持ち運ぶのに適した財布です。グラウンダーよりもたっぷりの収納力が魅力。仕分けが多いのも良いですね。
緩やかなカーブを描くフラップは、WILDSWANSの代表的な意匠です。
美しいだけではなく、親指にフィットし、当たりが優しいんですね。無理に力を入れることなく、パチンとオープンできる造形は、実用性も兼ねた、まさに機能美といえます。
SURFS(サーフス)
サイズ | W190×H90×D15mm |
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機能 | 札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×6 |
素材 | ベルギー牛革 (サドルプルアップ) |
サーフスは、かぶせ蓋タイプの長財布です。
ずらりと並んだ6つのカードポケットによるカードの使い分けは、長財布だからこそ。
お札入れも2つあるため、チケットやレシートもカンタンに整理できます。
長財布のメリットの1つが、お札をたくさん持ち歩けること。
目安として、常に20枚を超えるお札を持つなら、長財布をおすすめします。(二つ折り財布は、たくさんのお札を持ち歩くのが得意ではありません。)
小銭入れは片方にマチのある折り込みタイプ。見やすく取り出しやすいつくりになっています。
基本的な使いやすさを押さえつつ、15mmの薄さに仕上げたのがSURFSです。WILDSWANSの財布は、ボリュームのあるものが多い中、スリムなボディもSURFSの特徴です。
一般的な折りたたみタイプの長財布は、厚み20mmほどです。この5mmの違いが、さまざまなポケットの中で快適さを生み出してくれます。スーツの内ポケットでも快適に収まるサイズならSURFS以外にはありません。
ゆるやかなカーブを描いたボディは、少し遊び心のあるデザイン。
カジュアルでもビジネスでも通用する万能財布です。
WAVE(ウェイブ)
サイズ | W190×H95×D25mm |
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機能 | 札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×12 マルチポケット×2 |
素材 | ベルギー牛革 (サドルプルアップ) |
ウェイブは、WILDSWANSの中でも大容量の財布です。
収納力はダントツ。
お札のみなら100枚も収納できます。
マルチポケットは、パスポートもすっぽりと入るサイズです。
贅沢なつくりも、大きな財布ならでは。
ぐるりと覆うように一枚革が使われています。継ぎ目が無く、どこを触っても途切れること無く革の質感を楽しめます。大きな面でエイジングを大きく楽しめるのも長財布の特徴ですね。
ウェイブはダブルスナップの閉じ蓋タイプ。扇型にガバッと開くタイプですから、中身が一目瞭然です。
小銭入れの内装も、しっかりと革で作られています。革ブランドとしての妥協を許さない姿勢が見て取れるプロダクトです。
収納力が増えた分、大きくて厚みがあります。スーツの内ポケットは厳しいですね。カバン、またはケツポケで、たくさんのお金を持ち歩きたい人におすすめです。
WILDSWANSの財布の特徴
さまざまな財布ブランドの中から、WILDSWANSをセレクトする理由は何か?
本章では、マニアックな情報も含めて、WILDSWANSの特徴をご紹介します。
サドルプルアップを使った贅沢なつくり
「革財布」と言いつつも、内装にナイロンなどの「革以外の素材」を使った財布も多い。そういった財布は安い、軽いなどのメリットもあります。ただ、どうしても高級感では劣る。上質さを求めるなら満足感は得られないでしょう。
一方、WILDSWANSの財布はすべてが「総革仕立て」です。本格的な革財布を作り続けるブランドです。
定番のレザーは「サドルプルアップ」。1873年創業のベルギーの老舗タンナー、マシュア社の銘革です。
WILDSWANSの財布は「10年使える」と定評があります。そのヒミツの1つは丈夫なサドルプルアップを使っているからなんですね。
それでは、サドルプルアップの特徴を押さえてみましょう。
硬くて丈夫なレザー
サドルプルアップは牛のショルダー(肩)を使っています。
四足歩行する牛にとって、ショルダーはぶつかることが多く、可動域も広い部位。そのため、厚みがあって、繊維密度が高く、硬くて丈夫な革になります。
ぶつかることが多いということは、キズが付きやすいということ。レザーとなるのはキズが少ないものに厳選されますね。ちなみに、さまざまな革と比べて高級なレザーです。
最近トレンドの「小さな財布」は、ほとんどが薄い。
一方、WILDSWANSの財布は、そういったトレンドとは真逆。革のカッチリとしたハリを活かした仕立て。あえて厚みのあるデザインです。WILDSWANSの財布は無骨なのです。
手にすると、なんとも言えない「温かみ」を感じる。革のカタマリ感を味わえる。だからこそ、所有欲を満たされるのかもしれません。
サドルプルアップは、厚みのあるカッチリとした革です。丈夫な革だからこそ、型崩れせずに、何年も使えるんですね。ヒップポケットに入れたい人には最高の素材といえます。
事実、私はグラウンダーをケツポケで使っていましたが、1年使っても革のハリは衰えず、型崩れもしていません(あくまでも私の使い方です。ケツポケによる革へのダメージは避けられませんから、WILDSWANSが推奨しているわけではありません)。
ギラリとした光沢を放つ、エイジング
美しいエイジングを楽しめるのも魅力の1つです。
表情については、写真では伝わりにくいと思います。動画をご参照ください。さままざまな色のサドルプルアップをご紹介しています。
サドルプルアップはタンニンでなめされ、染料仕上げされた革。ヨーロッパに伝わる伝統的な製法で作られたサドルプルアップは、革本来の風合いを活かした表情で、奥行きのある透明感を楽しめます。
たっぷりとオイルを含んでいるため、基本的にオイルやクリームを塗り込む必要はありません。普段のあつかいで、手の油が適度に財布に移っていきますからメンテナンスフリー。使い込むことで、光沢が表れてきます(ツヤが生まれてくるんですね)。サドルプルアップ本来の透明感に加わることで、ギラリとした表情を見せてくれるように育っていきます。
革に浸透したタンニンの成分が空気と触れることで、色に深みが増していきます。
ちなみに、日本に流通する革の90%はクロム化合物でなめされた「クロムなめし革」。これはエイジングを楽しむことができません。新品の美しさを長く楽しむことができるのですが、変化がほとんど見られません。どんなに使い込んでも、風合い、迫力、ツヤ、色などの変化を味わうことができないのです。
サドルプルアップは丈夫ですから、ガシガシと使うのに適したレザーです。使うほどに、ツヤが生まれ、グングンと色の深みも増していきます。まさに、「育つ革」なのです。
まとめます。
サドルプルアップは丈夫でエイジングを楽しめる革です。長く愛用したい人にとって最適です。
フルグレインブライドルレザーを使ったモデル
サドルプルアップ同様、かたくて丈夫という特徴をもつ革がフルグレインブライドルレザーです。
2016年から、定番の財布にフルグレインブライドルレザーも使われるようになりました。(つまり、WILDSWANSの財布は、サドルプルアップとフルグレインからセレクトできるということです。2020年より、フルグレインブライドルレザーとイングリッシュブライドルに変更)
珍しい革です。WILDSWANSがセレクトしただけあって、上質で堅牢。もちろん、エイジングも楽しめます。
フルグレインブライドルレザーの特徴と、サドルプルアップとの違いなどをまとめました。実際に両者を使い比べてみた感想を解説していますので、気になる人はチェックしてみてください。
参考:フルグレインブライドルレザーとは何か?フルグレインとサドルプルアップの違い
メイドインジャパンにこだわる、上質な仕立て
アイテムにはWILDSWANSのサービスが記されたカードが付いています。そこには、こんな文章が添えられています。
私たちは「丈夫で長持ちする道具作り」を常に心がけています。
上質な素材を選ぶ。劣化を未然に防ぐデザインを考える。
丁寧な縫製・仕上げをする。これが私たちの「ものづくり」の基本です。
事実、すべてのアイテムが、細部まで丁寧で美しく仕上げられています。
WILDSWANSの代表的な意匠が、コバの仕上げ。職人の手で「コバ磨き」で仕上げられています。丸みのある美しいコバ。
丈夫なんですよ。ガンガンぶつけているはずなんですけど、剥げたりしない。ひび割れも起きない。塗料を塗っただけのコバではないからです。
ステッチも美しいのですが、細かいことをあげだすとキリがないので割愛します。別のレビューになりますが、こちらをご覧いただければ、仕上げの凄さが分かってもらえるはずです。
ひとつひとつが手作り、かつ革の入荷が少ないため、定番アイテムでさえ半年待ちになることもあります。
買ったあとも安心!公式メンテナンスサービス
WILDSWANSのアイテムはエイジングサポートのサービスがあって、購入後もずっとサポートしてくれます。私も何度かお世話になっています。
公式リペアサービス
WILDSWANSの製品は公式にリペアサービスを受け付けています。販売店への持ち込み。または、郵送対応も可能。
財布の状態をチェックしてもらい、修理方法、代金を説明してもらえます。納得のうえで、リペアしてもらえるので安心です。
エイジングサポート
エイジングサポートも承っています。エイジングの相談、ツヤ出しのケアをしてくれるんですね。
直営店の京都、銀座店では持ち込んだアイテムをその場でケアしてくれます。私も持ち込みでサービスを受けたことがあるのですが、目の前でテキパキと処理してくれます。具体的には、以下のサービスをしてもらえました。
- 清掃
- スリッカーを使ったコバのケア
- コバの塗料塗りによる美しさの復活
- オイルメンテ
ケア中も、WILDSWANSの革や商品、エイジングについてのうんちくを聞けるのでとても楽しいです。店員さんがスゴく楽しそうに話してくれるので、革好きにはたまらないはずです。
郵送でも対応してくれます。ケアをし続けるのは、なかなか難しいもの。何年もそのまま使っていて、一切メンテナンスをしない人もいると思います。一度送ってみてはいかがでしょうか。見違えるほど美しい仕上がりになるかもしれません。
〒104-0061
東京都中央区銀座2-11-11
第2銀座ヤマトビル6F
03-6226-3533
ケイズファクトリー エイジングサポート係
送る際の送料は自己負担ですが、返送の代金はWILDSWANSが担当するという太っ腹。WILDSWANSのアイテムをいくつも買ってしまうのは(私もですが…)、こういった嬉しいサービスがあるのも理由の1つでしょう。
メンテナンス後の財布はこんな感じ。もう、ツヤッツヤですね。
まとめます。
日本には100を超える財布ブランドがあるのですが、そういった中で、私がWILDSWANSを好きな理由をあげると、以下のとおり。
- 美しく変化する、タンニンなめし革を使っていること
- 丈夫なつくり。公式サポートでメンテナンスを受けられる
- ジャパンメイドで仕立てられた、美しく、力強いルックス
サドルプルアップのエイジング
本当なら、私のサドルプルアップ GROUNDERでエイジングの素晴らしさを語りたいところです。ただ、使って一年ほどのため、まだまだこれからといったところ。
そこで、世の先輩方が公開してくれた、サドルプルアップのエイジングをご紹介します。
WILDSWANSの財布は、カラーも豊富。数年後のエイジングをイメージしてチョイスするのも楽しみの1つです。
半年のグラウンダー
2年使ったタング
5年後のブラック
7年使ったサーフス
10年使ったタング
14年のナチュラル
18年のGROUNDER
年数が長くなるほどツヤッツヤになっているのが見てとれますね。それにしても18年ものとは凄いです。ここまで長く使うには、丈夫なだけでなく、財布を大切に扱うことがポイントなのかもしれませんね。
あとがき
今回ピックアップしたものは、WILDSWANSの定番オールスター。長年にわたり、少しずつ改良を加えられながらも、ベースとなる部分はずっと変わっていません。昔から親しまれてい財布です。
使いやすさ、丈夫で長持ちすることといった「財布のキホン」を押さえていて、「もう変更しない方が良い」、最適なデザインなんだと思います。
ほどよく遊び心を感じられるデザインも特徴の1つ。一見、オーソドックスな財布でも、緩やかなカーブを描くデザインはとても美しいですよね。ありきたりな財布から冒険したい人にもオススメです。
値段が高いと思うかもしれません。ただ、長く使えることを考えると、実はリーズナブルです。
私は以前、アパレルブランドの二つ折り革財布を使っていたのですが、1年ちょっとで型くずれして、みすぼらしい姿になってしまいました。一方のグラウンダーがこちら。1年経った今でも、まったく型崩れしていません。
10年を超えるエイジングの写真が掲載されていることは、丈夫さの裏付けとして十分でしょう。
コバやステッチなど、財布の寿命を決めるキモの部分は、どの財布もしっかりと仕上げられています。どれをセレクトしても長く愛用できるはずです。
ぜひ、WILDSWANSの財布を試してみてください。
本ページが、「はじめてのWILDSWANS財布」を検討されている方にとって、参考になったなら幸いです。