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旅に持っていく革製品。大切なアイテムを革と一緒に持ち歩くということ

旅行に持っていく、お気に入りの革製品があります。
本日は、そのご紹介。

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なぜ革のアイテムを旅行に持っていくのか

革製品のデメリットは、重いこと。これに尽きます。

ポリエステルやコットンの方が、ずっと薄くて軽い。耐久性を求めるならコーデュラといった丈夫な素材があります。つまり、軽くするなら、革製品は最適とはいえないわけです。

それでも革のアイテムを持って行ってしまうのは、革だけの魅力があるからです。

道具を守ってくれる

私はバックパックで旅に出ることが、ほとんど。
スーツケースと比べると、外からの衝撃に弱い。ぶつかったりすると、中の荷物にダイレクトに衝撃が伝わってしまいます。

だから、カメラなどの「壊れると困るアイテム」は、専用のケースだったり、衣服に包んで詰め込まなくてはいけません。

革は、ギュッと繊維が集まった素材です。繊維密度の高さはあらゆるファブリックの中で最も高い。さらに厚みのあるものなら、ハリ・弾力があるため、衝撃にも強く安心です。

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丈夫で、美しく変化する。だから、何年も使える

コットンであれば毛羽立つし、ポリエステルなどの化学繊維は表面剥離する。美しいルックスを保ったまま、長く使うことは難しいのです。

一方、革は美しく変化していく。いわゆるエイジングです。
どうしてもキズが付いてしまうのだけど、愛着も生まれる。だから10年以上使えます。

注意点は、ひとつだけ。

エイジングを楽しみたいなら、「顔料仕上げの革」はやめましょう。色・ツヤがほとんど変化しないからです。

参考:革のエイジングとは何か

ビビッドな色合いの革は、だいたい顔料仕上げです。
ちなみに、安すぎる革は表面に、ペンキを塗るように着色しているだけ。塗料が剥がれてくるかもしれません。決して美しくないので、長く使うのは難しいでしょう。
財布 顔料染の剥がれ

「染料仕上げの革」は、革の芯にまで染料を浸透させて着色しているため、キズが付いても塗料の剥がれは起きません。キズができた箇所は色が薄くなったように見えるけど、少しずつ馴染んでいくため、目立たなくなります。

旅に持っていく、革の道具

革の財布

以下でご紹介しているので、本ページでは割愛します。

参考:旅にふさわしい財布のまとめ

旅にふさわしい財布は、旅のスタイルによって変わります。

「歩き回る旅行」を楽しみたい人もいれば、リゾートホテルでゆっくりしたい人もいるはず。スタイルに合わせてチョイスするのが一番です。「すべての人が満足できる旅財布」は存在しません。

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革のポーチ

エムピウのカッサです。シボの入った柔らかな表情が気に入っていて、小物入れとして愛用しています。

ゴートレザーで作られているため軽くて柔軟性があります。バックパックの隙間にも無理やりねじ込むことができる。ただし、革は薄めなので、防御力は低め。貴重品は入れたくありません。

SDカードやケーブル、バッテリーなど、小さなアイテムをまとめておくのに使っています。

参考:エムピウ サッカのレビュー

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革のメガネケース

サングラスと眼鏡を持っていくので、2種類。

エムピウ ロトロ オッキアリ

ひとつはエムピウのメガネケース。イタリアの皮革、マレンマでぐるりと巻くデザイン。立体的なフォルムの大きなサングラスも収納できるので、助かっています。

もう3年以上になる相棒。ずっと丁寧に扱っていない。だからキズだらけなのだけど、エイジングが進んだ、何とも言えない「ヤレ感」が気に入っています。

真鍮の変化もたまらない。

エムピウ ロトロオッキアリ 使い方とマレンマのエイジング

Flathorityのメガネケース


イタリアの革、プエブロが使われています。

大きくて、かさばるのがネックなのだけど、カチッとした固いつくりのため、防御力が極めて高い。メガネは高価で壊れやすいアイテムですが、Flathorityのケースに入れてそのままバックパックに詰め込んでも心配いりません。

大切なサングラス、金属フレームのメガネを持っていくときは、こちらですね。

参考:Flathority メガネケースのレビュー

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革のブックカバー

革のブックカバーを愛用する理由は、本の保護だけではありません。本を読む時間を、ずっと素敵なものにしてくれるからブックカバーも必須のアイテムなのです。

たいくつな移動中や、ビーチリゾートでの雨の日。
憂鬱な時間だって、大好きな革の質感を味わうことができる。これも、革好きにはたまらないでしょう。

あと、私は何種類かブックカバーを持っているので、それぞれのエイジングを進めたいのも持っていく理由だったりします。

参考;革のブックカバーの選び方

革のカメラバック

私にとって、カメラは旅の必需品です。
愛用しているのは、アクリュのカメラバック。

素材はホースハイド。軽くて丈夫な革ですね。柔らかくスムース。食パンの耳のような淡色の表情だから、傷も目立ちやすいのだけど。変化していく様が好きで使っています。

残念ながら、すでに廃盤のアイテム。
カメラケースに求められる機能性は、出し入れしやすいことや、軽さだと思います。そういった意味では、革よりも優れた素材があって、しかも安い。本作よりも機能的で使いやすい「カメラケース」がたくさんあるわけですね。

売れない商品だったのかもしれないし、革を入荷できなくなったのかもしれない。いずれにせよ、今では手に入れることができません。

本作に限らず、革製品の生産は不安定です。
素材に使う革が高価になると、値段が上がるし。コードバンのように入手できなくなったりすると、廃盤になることすらあるのです。

革製品は、買いたい時が買い時です。長く使えるし、先延ばししてもイイことないです。

あとがき

ご紹介したアイテムの使いどころは旅行だけではありません。

どれも長く使えるアイテムですから、気に入ったものがあれば、少しずつ揃えてみてはいかがでしょうか。

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