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Flathority 眼鏡ケースのレビュー。イタリアレザーの美しい眼鏡ケースの使い勝手に迫る

Flathority(フラソリティ)は、1952年から続く老舗革工房。さまざまなレザーアイテムを作るブランドです。

本日レビューするアイテムは、Flathorityの眼鏡ケース。定番の人気商品です。

イタリアの高級皮革を、日本の技術で仕立てた眼鏡ケースで、とても満足感の高いアイテムでした。たとえ眼鏡を買い換えても、ケースは長く使いたい。そうお考えなら、本作はおすすめの一品です。ぜひ参考にしてみてください。

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使い勝手

一般的なメガネケースに比べると、大きめのサイズ。男性の手に丁度収まるほどのサイズ感です。
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表装の素材は、「ブエブロ」。イタリアで作られた、オイルレザーです。
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外装は、ブエブロの一枚革でぐるりとカバーするように仕立てた、贅沢なつくり。
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下部には、鼻あて(ノーズパッド)を留めるためのビスがあるだけ。余計な装飾は一切ありません。
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持ってみると、オイルのシットリ感と、微細な毛羽立ち感がダイレクトに伝わってきます。丸みを帯びたフォルムで、手に馴染む。滑って落とすようなことはありません。
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厚みのある革で仕立てられたボディは、かなりカッチリとしています。グッと押し込んでも、ぐにゃりと曲がりません。堅牢なつくりで、眼鏡ケースとして大変優れています。
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正面には、弧を描くフラップ。こちらはホックで留められています。フラップとボディの間には隙間があり、親指でカンタンにオープンできます。
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シルバーのホックも美しいですね。
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フラップの表側にボタンが無いのは、裏張りされた革の中に隠されているから。
ブエブロの表情だけに集中できるデザイン的な意味。そして、指で押して留めるときに、革の感触だけを味わえる贅沢な体験。量産品では見られないデザインです。
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中はこんな感じ。
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眼鏡を収めるとこんな感じ。
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ブランドロゴはMADE IN JAPANとともに、さり気なく。キャメルカラーとのコントラスが効いていて、外と内で異なる表情が楽しめます。キレイですね。
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キャメルカラーの内装は、革の裏面です。加工されていてスムースな表情になっています(毛羽立っていない)。
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中央にはノーズパッドがあって、メガネがズレないようになっています。
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ちなみに、ノーズパッドもブエブロ。カッチリとした素材が、本体の支えも兼ねています。これによって、正面からギュッとおしても、潰れることはありません。眼鏡ケースとしてよく考えられたデザインです。

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特徴

ブエブロを贅沢に使用

本作の素材、ブエブロ。
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イタリア フィレンツェに居を構える老舗タンナー、バダラッシカルロ社の革です。(人気の革、ミネルバボックスやミネルバリスシオを作っているタンナーです。)

牛の油をじっくりと染み込ませたオイルレザーで、短時間でグングンと進むエイジングが魅力の、育つ革です。色、ツヤの変化をもっとも味わえる、最高級の素材です。

オイルと染料が混ざり合った、革の匂いがかなりします。しかしこれはしばらくすると薄まっていくため、あまり気にしなくてよいでしょう。

ブエブロの特徴は、やはり表面の毛羽立ちです。
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これは、スムースな表情のミネルバリスシオに、ブラッシングすることで繊維を毛羽立たせたもの。(ちなみに、揉み加工を施してシボを表現したのが、ミネルバボックスです)。

触れることで線維が寝て、表情がスムースになっていきます。色、ツヤの変化だけでなく、毛羽の表情の変化も楽しめるのがブエブロの醍醐味です。好みが分かれる表情のため、決してメジャーとは言えません。(言い換えると、人と被ることがほとんどない素材です)

カラーは8色以上展開されています。私がセレクトしたブラックは、色の変化は控えめです。

グングンと進むエイジングを楽しみたいなら、他のカラーの方がよいでしょう。ネイビーや、キャメルなら、イタリアンレザー特有のビビッドな色合いを楽しめます。

プエブロ ペトローリオのエイジング。色、ツヤ、質感、手触りの変化

日本製の美しい仕立て

流線型を積極的に取り込んだデザインは、本作の特徴です。全体的に、弧を描く美しいプロポーション。
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流麗なステッチが見て取れます。
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革のフチには、捻引きも。ラウンドしたフォルムの製品は、ぼてっとした印象になってしまいがちですが、捻引きによって、キリッと引き締まるのです。
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革の断面(コバ)の仕上げも素晴らしい。滑らかなコバは、なんども磨きをかけた証。革の層が見えるほどに、うっすらと塗料が塗られる程度。フラップを開くとき、手当たりが優しく、長持ちのキモです。
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※本作に限らず、コバの美しさは製品寿命を見定めるためのポイントです。

あとがき

眼鏡を買うとケースが付いてくるはず。そういった意味では、あえて眼鏡ケースを買う必要はほとんどないでしょう。しかし、無料のケースのほとんどは、満足できる品ではありません。いわば、眼鏡を買い換えるまでの、短命なアイテムなのです。

一方、上質な革と一流の技術で仕立てられたの眼鏡ケースは、10年以上使えます。眼鏡本体よりもずっと長持ちするんですね。量産された、ありきたりな眼鏡ケースを使うより、Flathorityの本作の方が、ずっと満足度が高く、所有欲を満たせる品なのです。

パッケージにあしらわれたロゴは、製品に対する自信でしょう。
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1万円程度と手が出しやすいプライス。それでいて大変美しい一品ですから、ずっと使えるでしょう。プレゼントにも最適です。

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