エムピウ ゾンゾの使用レビュー。お出かけに丁度良いコンパクトな財布

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エムピウは機能的な財布、ミッレフォッリエを生み出したブランド。

そのエムピウからコンパクトな財布、ゾンゾ(zonzo)が発表されたとき、とてもワクワクしたことを覚えています。今度はどんな新しい財布を作ってくれたんだろうと。

画期的な財布を持つブランドが、新しいものをデザインするとき、ある葛藤が生まれるはずです。

「なぜ新しい財布を作らなくてはいけないのか」、と。
デザイナーの村上氏には、ミッレフォッリエを超える財布を作りたい思いがあったそう。
そんな中、生み出したのがゾンゾです。

結果として、コンパクトでしっかり使える、上質な財布が生まれました。

この記事ではゾンゾの魅力や使い勝手を、しっかりとお伝えします。
検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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財布の仕様

ブランドエムピウ
商品名ゾンゾ
用途
  • メイン
  • サブ
価格(税込み)16,740
収納力★★☆☆☆
お札入れの数1
お札の収納枚数10
小銭の収納枚数15
カードの収納枚数6
寸法W105×D70×H25mm
重量90g
素材牛革(ミネルバリスシオ)

サイズは、ほぼカードサイズ。
いわゆる「小さい財布」にカテゴライズされます。

取扱いサイトでゾンゾを見てみる

使い勝手

ゾンゾは財布の内部が特徴的な作りになっています。
こちらの動画が分かりやすいです。

お札の使い勝手

エムピウ ゾンゾ ファスナーオープン

財布を開いたときに、まず目に入るのがお札です。

折って収納されたお札が、もとの真っ直ぐな状態に戻ろうとします。
引っ張り出さなくても、自然と使いやすいカタチになるんですね。

例えるなら「飛び出す絵本」のような感じですね。エムピウ ゾンゾ オープン

ゾンゾは2枚の革ではさむようにお札を留めるつくり。

お札をはさんでいる革の上辺は、途中までしか縫われていません。

このため、たくさんお札が入っていても探しやすく、取り出しやすいのです。

お札入れはこの1つだけ。
それでも、使いにくいと思わないのは、この独特のつくりのためです。
エムピウ ゾンゾ お札

とてもカンタンに取り扱えます。

お札が触れる面は、革の裏側。
すこしザラリとした質感のため、ストッパーになって安心です。
お札が散らばったり、飛んでいったりすることが無いんですね。
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お札を納めるときも、快適です。

ほとんどの「小さい財布」は、お札を折りたたんでから収納しなくてはいけません。
これがとても面倒に感じます。

一方、ゾンゾはそのまま差し込むように収納し、くるりと閉じるだけ。

財布を閉じるときは、お札を支えている革を折り込みます。

これが、他の財布には無い所作です。

お札を支える革は、内側に曲がった状態になっています。
手で添える程度のアクションでお札を内側にたたみます。
特にストレスは感じません。
エムピウ ゾンゾ 開く瞬間

革でくるりと丸め込む形で留めます。

ちなみに、お札は折り目が付かない程度のゆるい3つ折りになります。

エムピウ zonzo 紙幣

エムピウ zonzo から取り出した状態

コインの使い勝手

コインはとても扱いやすいです。

財布を傾けてコインを滑らせることで均等に散らばります。

これが見やすく、取り出しやすいのです。

周囲をファスナーテープがぐるりと取り囲んでいるので、
コインが落ちることがありません。

滑ったコインがファスナーの部分で止まるんですね。 エムピウ ゾンゾ コインとファスナー

もちろん、財布を傾けなくても使えます。

十分なマチがあるので、ガバッと開きます。
探しやすく、取り出しやすいです。
エムピウ ゾンゾ 小銭入れのマチ

ちなみにコインポケットはお札入れの両サイドにあります。

私は右利きですのでお札入れの右側を使っています。
(左利きの人は逆側を使えば良いと思います。)

「小さな財布」をいくつも使ってみましたが、
コインの扱いやすさではゾンゾがダントツです。

カードの使い勝手

カードポケットは3つあります。

最も収納できるポケットがこちら。エムピウ ゾンゾ カードポケット

先ほどのコインポケットと同じ作りです。

仕切りは一切なく、カードを重ねて入れるタイプ。

ここには薄いカードなら5枚。
クレジットカードなどの分厚いものは3枚ほど入ります。
(もっとカードを入れることはできますが、後述する別のカードポケットに入らなくなります。使い方に合わせて枚数をコントロールすると良いです)

写真のとおり、クオカードも入ります。
(実はクオカードは一般的なカードよりも数mm大きい。)

小さい財布abrAsusのような極小の財布には収納できません。
写真ではギリギリに見えますが、これはクオカードだからです。
一般のカードサイズでは余裕があります。

カードは写真のとおり、折り込みの左側(財布の外側)にのみ収納できます。
(折り込みになっている右側(内側)は、幅が足りないのでカードは入りません。)

右側はクーポンやレシート、お家のカギなどを入れておくと便利ですね。

さらに奥にもカードを1枚収納できます。

ここはファスナーに近いため取り出しやすいとはいえません。
ですからSuicaなどの「取り出さないけれども持ち歩くカード」を入れておくと便利です。
このポケットは両サイドにあります。
エムピウ ゾンゾ カード入れ

エムピウ ゾンゾ Suica

反対(コインポケット側)にも、同じようにポケットがある

特徴

手ぶらで出かけられるサイズ

手に持つとこんな感じ。
小ささが際立ちます。エムピウ ゾンゾ サイズ感

ラウンドファスナータイプの財布をとても小さくした形です。
手のひらで覆い切れるくらい小さくて、丸みのあるフォルムはとても可愛らしいく感じます。

サイズはエムピウのミッレフォッリエよりも少し小さいです。

厚みは同じ、縦が15mm、横が5mm小さくなっています。
数値のうえではあまり差がないように思われるかもしれません。
(そもそもミッレフォッリエも十分にコンパクトです。)

そのため、実際に目にすると数値以上に小さく感じます。

手の小さい人でもしっかりとつかめるサイズです。
ゾンゾは、私の指で一周してくっ付くくらいコンパクトです。エムピウ ゾンゾ ミッレフォッリエと比較

abrAsus小さい財布“と比較すると少しだけ大きいですね。

気になるほどではないでしょう。
エムピウ ゾンゾ 小さい財布と比較

ジーンズのお尻ポケットには余裕で入ります。エムピウ ゾンゾ お尻ポケット

前ポケットもOK。
エムピウ ゾンゾ ジーンズポケット

ポケットに入れて座ったときに、不快に感じないサイズです。

私は細身のパンツが好きなのですが、ミッレフォッリエを入れるとさすがに座れません。エムピウ ゾンゾ ジーンズ

上質な素材で仕立てられた財布

イタリアの上質な革を贅沢に使用

使われている革は、イタリアの高級な革、ミネルバ・リスシオ

革はぐるりと財布を覆っていて、どの部分を触っても革の感触を楽しめます。
シットリとした質感で、すいつくような触り心地です。

内装もミネルバ・リスシオを使った贅沢な仕上げ。

タンニンでなめされた革のため、色味が深まるエイジングを味わえます。

リスシオは、オイルケアが不要です。
元々たっぷりとオイルが含まれています。

通常の利用で、手から財布へと適度に油が移ります。
ツヤが増し、光沢が生まれてきます。
追加のオイルやクリームのメンテナンスは必要ないんですね。

リスシオは革の風合いをと透明感を活かす、染料仕上げで着色されています。

エイジングはわりとグングンすすむ革。
色味は深まり、ツヤが生まれる変化を体験できます。

染料仕上げは、キズが付きやすいものです。
面白いことに、キズを指で揉んでやるとキズが目立たなくなります。

これは油分をたっぷり含んだリスシオの特徴です。
指で押すことで、オイルや染料が表面に移動するんですね。
結果として、キズを目立たなくしてくれます。

縫製も丁寧で美しい仕上がり。
ファスナーテープのコーナーでは、綺麗にカーブを描きステッチされています。エムピウ ゾンゾ ステッチ

質感の高さはバツグン。
確かな高級感を漂わせます。エムピウ ゾンゾ フォルム

一般的な「小さい・薄い財布」は、素材として使う革を薄くすくことで、スリムに仕上げています。コンパクトさを優先しているため、チープな印象を受けるものが多いんですね。

一方、ゾンゾは革が良いため、とても上品な財布に見えまます。

あらゆる「小さい財布」のなかで、上質さ、高級感はダントツです。
シンプルで美しいルックスを求めるなら、ゾンゾの代わりになるものはありません。

最高のファスナー

ゾンゾはラウンドファスナータイプの財布です。
ファスナーの開閉のしやすさが、使いやすさに大きく関わってきます。

使われているファスナーは、YKKエクセラシングル。

ファスナーは歯が噛み合うことで、開けたり閉めたりできる部品です。
エクセラは、この歯を一つひとつ研磨することで、滑らかさと耐久性とトコトン突き詰めたもの。日本が誇る、世界最高峰のファスナーです。

引っかかりのないスムーズな心地よさはバツグンで、使い込むことでさらに滑らかになっていきます。

ファスナーは、ファスナーテープに溶けこむようなアンテイークなカラー。
ファスナーは目立だず、ミネルバ・リスシオの上質さがより一層引き立ちます。

豊富なカラーバリエーション

zonzo バリエーション

出典:エムピウ公式サイト

エムピウ ゾンゾ カラー

エムピウはたくさんのカラー展開が得意なブランドです。
ゾンゾでも同様で、8つの色から選べます。

ゾンゾは使い続けることで、色が変わっていきます。
大きな変化を楽しみたいならnapoliなどの淡色がオススメです。

経年変化

まだ使い始めなのでゾンゾの経年変化は分かりませんが、
同じ革を使ったミッレフォッリエの経年変化がこちら。

ミッレフォッリエ ナポリ 経年変化

下:新品。上:2年後。
出典:エムピウ公式サイト

ミネルバ・リスシオは、タンニンなめしされ、染料で染められています。
使い続けるうちに色は深みを増し、グングンとツヤが生まれてきます。

エイジングを十分に楽しめる財布なんですね。

あとがき

ゾンゾ(zonzo)という名前は、
”ふらりとした散歩(イタリア語で「andare a zonzo」)”から付けたそう。
その名のとおり、ちょっとしたお出かけに最適な財布に仕上がっています。

個人的には以下のようなシーンで使い勝手が良いなぁと感じています。

  • 旅行
  • 週末のちょっとしたおでかけ
  • ランチに行く
  • 釣りなどのアウトドア
  • 結婚式やパーティー

こういったシーンでは、たくさんのお金やカードは必要ありません。
それよりも、気軽に、身軽に動きまわれることの方が、ずっと大事です。

カードが少ない人や、SuicaやApplePayなどでの支払いができる人なら、ふだんもコンパクトな財布で不便には思わないでしょう。十分メインの財布として運用できるはずです。

いつでも気軽に取り出せて、人に自慢できる上質感が欲しい。
さらにお金やカードはしっかりと守りたい。

ゾンゾはこういった要求にしっかりと応えてくれる財布です。

参考リンク
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