WILDSWANSタングのレビュー。手ぶらで出かけられる、コンパクトで上質な財布の紹介

WILDSWANS タング

WILDSWANSは、日本の革工房です。
「丈夫で長持ちする道具作り」をポリシーに、さまざまな革製品を作っています。

今回紹介するのは、WILDSWANSの定番コインケース、タング(TONGUE)。
WILDSWANSの財布の中で、もっとも小さな財布です。

その使い勝手を含めて、ホントのところを紹介していきます。
コインケース選びの参考にしてみてください。

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スペック

ブランドWILDSWANS
商品名タング(TONGUE)
用途サブ
価格(税込み)15,120円
収納力★★☆☆☆
お札入れの数-
お札の収納枚数5
小銭の収納枚数20
カードの収納枚数5〜17
寸法W110×H80×D20mm
重量-
素材牛革(サドルアップ)

取扱いサイトでタングを見てみる

使い勝手

サイズ感はこんな感じ。
男性の手に収まるくらいのコンパクトなボディです。
WILDSWANS タング サイズ wildswans-tongue-dsc04479

収納できる部分が2つありますので、
それぞれ分けて紹介します。

背面のカードポケット

美しいカーブを描いたカットライン。
こちらはスロットインできるカードポケットです。WILDSWANS タング 背面

クレジットカードのように凸凹(エンボス)のあるものでも、2枚ほど収納できます。

革でできているので、使い込むことで馴染むはず。
3枚入れることもできるのでしょうが、無理なく使うなら2枚までと考えてください。

入れるとこんな感じ。
WILDSWANS タング カードを収めた様

カーブラインから、少しカードが顔を出します。
指を添えやすく、とても取り出しやすいんですね。
WILDSWANS タング カードを取り出す

左右からしっかりとテンションがかかっているので、カードが抜け落ちることはありません。

メインのクレジットカードを入れておけば、とても便利。財布を開かずにお会計ができます。

また、SuicaやPASMOといったICカードを入れておくのも便利です。
これひとつでこと足りるほどに使い勝手がよくなります。
コンパクトなボディですから、定期入れとして使うのもアリでしょう。

ちなみに、この内部も革の裏張りがしてあります。(すみませんが、写真の撮影は難しいので諦めました)
指で触ると分かるのですが、サラリとしていますので、カードの出し入れがスムーズです。

前面のポケット

ここでは、メインポケットを紹介します。

Rを描いたカーブラインは、親指で開けやすいようにデザインされています。
添えやすく、フィットするので、それほど力を加えなくても指をスナップすることで、オープンできるんですね。
wildswans-tongue-dsc04461

自然とフィットするのがこの位置。
wildswans-tongue-dsc04462

最も開けやすい位置だからでしょうか。不思議と身体がこの位置を覚えます。
慣れるとノールックでこのポジションになっていて、快適に開くことができる優れものです。

開け閉めのたびに、「カチカチッ」と小気味良い音を奏でます
wildswans-tongue-dsc04467

使われているボタンは、WILDSWANSのグラウンダーと同じようです。
よく見ると、凸部は、放射状のラインが施されています。
WILDSWANS タング ホックのアップ

金色が目を引くデザイン。美しく、高級感もバツグンです。

ちなみに、この金色は剥げにくいのでご安心ください。
(おなじボタンを使ったグラウンダーは数百回開け閉めしていますが、ピカピカです。)

ダブルスナップでしっかりと留めるつくり。
たくさん詰め込んでも、こぼれ落ちたりすることがありません。
また、左右均等におさえるため、型崩れを防いでくれます。
ずっとキレイなカタチで使えるわけです。

メインの部屋は、両端が折込式になっています。
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いわゆる、「折込マチ」と呼ばれるつくり。
ガバッと開くことができるのが特徴です。

開くことで、コインが均等に散らばるため、見分けやすいんですね。
しっかり開くので、取り出しやすいのもポイント。

小銭入れで一番たいせつなことは、小銭が使いやすいこと。これに尽きます。
タングはこの要求をしっかりと満たしています。

コインは20枚ほどまでは余裕で収めることができます。

中に仕切りがあるのも特徴の1つです。
WILDSWANS タング 仕切り
ちなみに、タング(TONGUE)という名前の由来は、この仕切から。
舌のような革が仕切りになることで、使い勝手が高まっています。

コインと、カードやお札を分けて収納できるんですね。
WILDSWANSの中では、コインケースとしてのカテゴリなのですが、オールインワンの財布にもなりえるということです。

お札は4つ折りにしてから、収めることになります。

カードを収納するなら、普段は使わないけれど、持ち歩きたいカードが最適です。
例えば、以下のようなカードですね。

  • 銀行のカード
  • サブのクレジットカード
  • 免許証

凸凹アリのクレジットカードなどを4枚入れてみましょう。WILDSWANS タング カード WILDSWANS タング カードを収めた様子

中に詰め込むと、コロンとしたフォルムになります。
可愛らしい感じになりますね。wildswans-tongue-dsc04479

この仕切は、柔軟に動いて、カードをサポートしてくれます。
なんと、厚みのあるカードでも10枚ほど入ります。WILDSWANS タング カード10枚

WILDSWANS タング カード10枚を収めた様子

10枚入れてもダブルスナップでシッカリと留めることができます。WILDSWANS タング カード10枚

もちろん、カードを入れるだけ、コインの収納スペースは減ります。

タングは、コイン、カード、お札のすべてを収納できます。
ただし、ポケットは2つしかありませんから、使いやすくバランスさせましょう。
小銭入れとしての使いやすさを考慮すると、厚みのあるカードで4枚ほどがベストなバランスだと感じます。

  • カード4枚(背面2枚、内部2枚)
  • お札5枚ほど(4つ折り)
  • コイン 15枚

といったところです。
ふだん、カード決済が多い方なら快適に使えると思います。

ちなみに、メインポケットの入り口にも、革張りされています。
(たしか、2015年モデルからだったと思うのですが)WILDSWANS タング 裏張り

カードのフチが触れたり、コインが当たる面のため、
革の裏側(床面)のままだと毛羽立ちが目立ってしまいます。

現在のモデルでは、この点が改善するように、革張りされています。
キレイな状態で長く使うことができるんですね。

強度とハリも増し、高級感がグッと高まりました。

タングを傾けて、小銭を出すときに、小気味よく滑ります。
ボタンの辺り、裏張りが終わる箇所。ここは、凸があるので、コインを滑らせたときのストッパーになります。

少し傾けたくらいでは、コインが落ちたりしないようにデザインされています。

特徴

使い勝手以外の特徴も見てみましょう。

機能美の詰まったコンパクト

タングはコンパクトな財布です。
日本一小さい財布、「小さい財布abrAsus」と比べてもこれくらい。
WILDSWANS タング サイズの比較2

エムピウのゾンゾと比べるとほとんど同じですね
WILDSWANS タング サイズの比較

とにかくコンパクトで、どんなポケットにもスッと収まる快適さが魅力。
どんなシーンでも邪魔にならない、携帯性の高さが特徴の1つです。

タングを正面から見ると、財布のラインがわずかにカーブしているのが分かります。
WILDSWANS タング ライン

手に持ったときにフィットしやすくなるだけでなく、滑りにくくなるんですね。

WILDSWANSの特徴である、コバも丁寧に磨き仕上げされています。
数枚の革を重ねているはずなのに、美しく磨かれたコバは、まるで一枚革のように見えます。

面取りされたうえで磨かれていますから、手当たりも優しく感じます。
細身のフチなのに、ギュッと握っても痛くありません。
WILDSWANS タング 横から WILDSWANS タング 横から握った

タングを持つと、手馴染みが良く、気持ちよく握ることができます。
これは、丁寧な仕上げのたまものです。

ステッチの美しさも流石です。
カーブを描いたラインも寸分の狂いなく、ステッチされています。
WILDSWANS タング ステッチ

また、負荷のかかる部分は返し縫いがされています。
WILDSWANS タング ステッチ2

WILDSWANSの財布は、10年以上使ってもらえるように作っているとのこと。

丁寧なつくりが、丈夫さへとつながるのでしょう。

すでに小さな財布をいくつも持っている私が、タングを購入したのは、こういった丁寧なつくりが素晴らしいからです。
(美しい製品を所有し、使う楽しみがあるんですね。)

一つひとつ、丁寧にハンドメイドされた財布は、各所に上質さを感じることができます。

どこを見ても美しく仕上げられた本作は、メイドインジャパンの結晶です。

カードケースとしても使える

お店でタングを見ていると、WILDSWANSの方から面白い話を聞けました。

タングに興味を持った方の中には、カードケースとして使えるかという質問が出たそう。

確かに、パット見カードケースにも見えるサイズ感です。

実際に、カードケースとしての使い勝手はどうでしょうか。

メインポケットに、カードだけを10枚入れてみたのがこちら。WILDSWANS タング カード10枚を収めた様子

メイン部に10枚。
背面に2枚。

合わせて12枚のカードは収納可能です。

ちなみに、タングは革でできているため、馴染んでくるともっと入るようです。

こちらは、2年使ったタングの画像。
(WILDSWANS公式サイトより引用)
なんと、17枚のカードが入っています。
wildswans-tongue-card17

革のエイジングも相まって、とても上質なカードケースに見えますね。
ダブルスナップでパチンと開け閉めするシンプルなつくりですから、使い勝手もバツグンです。

上質な革

WILDSWANSのコンセプトが「丈夫で長持ちする道具作り」。
それを実現するのが、しっかりとした丈夫な革です。

タングはラインナップが豊富なのですが、ベーシックな素材は「サドルアップ」。
創立100年以上のベルギーのタンナー、マシュア社の代表的な革です。

とてもカッチリとした革で、繊維が密なため、丈夫なんですね。
18年使われたサドルアップの写真が掲載されているのは、丈夫さの裏付けとして十分でしょう。

出典:WILDSWANS公式

出典:WILDSWANS公式

タングのエイジング

私は小さい財布に目がなくて、たくさん所有してます。

で、タングも少し前に買ったものをようやく使い始めました。
現状は、1ヶ月程度使用したのみ。
私のタングは、ミネルバボックスという革を使ったもので、エイジングはまだまでです。
WILDSWANS タング ツヤ

現状では、ほとんどエイジングは出ていません。
ちなみに、ミネルバのエイジングは、ツヤが出て深みが増していきます。

タングの基本モデルは、「サドルアップ」という革を使ったもの。
こちらもタンニンでなめされた革ですから、エイジングをしっかりと楽しむことができます。

サドルアップはオイルレザーですから、メンテナンスも必要ありませんし、グングンとツヤが生まれてきます。

参考までに、サドルアップを使ったアイテムのエイジングを載せておきます。
1年使ったサドルアップ。

サドルアップも18年使うとこうなるようです。
ツヤッツヤですね。出典:WILDSWANS公式

どんな人に向いているのか?

小銭入れが付いていない財布。

いわゆる札入れ、束入れをメインで使用される方は、小銭入れが必須のアイテムです。
こういった方にとっては、最適なアイテムになります。

また、既にメインのお財布を持っている人にとっては、サブの財布として活躍するでしょう。

タングは、コインケースでありながら、オールインワンで使える財布です。
コンパクトなボディですから、スーツの内ポケットはもちろん、カバンの中のどこにだって、スッキリと収納できます。
これ以上に快適なオールインワン財布はなかなか無いんじゃないかと思います。

  • ランチ
  • コンビニ
  • バーベキュー
  • 国内の旅行

こういったシーンでは、たくさんのカードも必要ないわけです。
「気軽に」「身軽に」といった機能の方がずっと大事なはず。
ちょっとした遊びや、お出かけに、タングは最適な財布といえます。

豊富なラインナップ

サドルアップ、ミネルバと異なるラインナップがされています。

今回掲載した、タングの素材はミネルバボックス
イタリアのタンナー、バラダッシ・カルロ社の銘革です。
(革は違っても、つくりは同じなので、ご安心を。)

ちなみに、ミネルバボックスを買った私が言うのもなんですが、おすすめは「サドルアップのモデル」。

WILDSWANSの魅力である、丈夫さとギラリと生まれるツヤを楽しむことができる素材です。
サドルアップはカラーバリエーションも豊富ですから、お気に入りが見つかるはずです。

ツートンカラーの、異なる革を使った美しいモデルもあります。
WILDSWANS タング

こちらは、サドルアップとブエブロという革を使った別注の限定モデル。

フラップ部がサドルアップ、ボディ部はブエブロとなっています。
ともに、ヌラリと光沢が現れる「育つ革」。

しっかりとエイジングを楽しめるはずです。

WILDSWANS タングの別注を取扱いサイトで見てみる

このように、タングは、WILDSWANSの中でも多様なラインナップとなっています。

上質のパッケージ

買物において、もっとも興奮するのはハコを開けるときではないでしょうか。

WILDSWANSの財布はとても上質なパッケージに包まれています。
WILDSWANS タング パッケージ

つや消しのブラックに、ゴールドであしらわれたブランドロゴ。
シンプルさの中に美しさを感じます。

パッケージはとても丈夫な紙でできていて、大事にとっておきたい完成度。

中はこんな感じです。WILDSWANS タング パッケージ

この白いカードにも記載があるのですが、WILDSWANSはアフターケアも素晴らしいです。

公式で財布のリペアをしてくれます。
さらに、エイジングサポートとして、クリーニングもしてくれるとのこと。

まさに、至れり尽くせり。
丈夫で長持ちする道具作り」というコンセプトは、サービスからも見て取れますね。

あとがき

タングはWILDSWANSの財布の中でも人気の定番アイテム。
初めてのWILDSWANSという方にもおすすめです。

小さいながらもコバやステッチの美しさといったWILDSWANSの意匠が詰め込まれた財布です。

素材や質の高さから、上質感、存在感もバツグンです。
どこで出しても恥ずかしくないお財布といえます。

小銭入れとしてはもちろん、サブの財布として使い勝手の良い逸品です。

比較的手が出しやすいお値段ということもあり、
メインの財布に加えて「もう1つ」という購入が多いとのこと。

  • 丈夫で、10年以上使える
  • コンパクト
  • 上質で高級感がある

こういった要求を満たす財布なら、WILDSWANSのタングは最適な財布です。

WILDSWANS タングを取扱いサイトで見てみる

参考リンク

WILDSWANSの定番といえる財布をまとめたのがこちら。
どれにしようか迷っている方に向けて、その特徴からセレクトできるように紹介しています。

代表作グラウンダー。
WILDSWANS定番の二つ折り財布です。