ONES WORKERのボディバッグ レビュー。ミネルバボックスの美しい一品の使い勝手とは

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ONES WORKER(ワンズワーカー)は、香川県の革工房。
店舗も香川のみなのでしょうか、都心では見たことがありません。

ONES WORKERのボディバッグを購入してみました。

本ページでは、その使い勝手や特徴について、ご紹介します。

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使い勝手

本作は、ショルダーベルトを備えた、ボディバッグ。三日月型の流麗なプロポーションが特徴です。
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底面は、そこそこ広く、平ら。
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そのため、ちゃんと立ちます。
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ダブルファスナータイプですね。ファスナートップは革製なので、掴みやすいです。
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収納力

中は、黒い生地が貼られています。

色は好みが分かれるポイントですが、キズや汚れを気にせずガシガシ使えるのはメリットです。(白い生地だと、アイテムが見つけやすいのですが、汚れが目立ちやすい)
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中にはファスナーポケットが1つ。
財布などの小物、貴重品を入れるならこちら。ほぼ正方形のフォルムのため、大きなアイテム、たとえば長財布だとキツイかもしれません。小さな財布+キーケースで丁度良い感じ。
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メインコンパートメントの収納量は、絶妙です。ちょっとしたお出かけなら、本作は最高の相棒になるはず。

少しアイテムを入れた様子を見てみましょう。

iPad miniが、ごらんのとおりジャストイン。
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縦だと、はみ出てしまします。
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ペットボトルも縦では入りませんが。
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横ならスッポリと。
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流石にパソコンを入れることはできませんが、小さなアイテムならいくつも収納できます。
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私が普段持ち歩くアイテムが、しっかりと入ります。

ただ、ワンショルダータイプですから、これだけ入れるとさすがに重さを感じます。上記からペットボトルを抜いたくらいで、重さのストレスが無い感じ。ゆとりをもって出かけるのにふさわしいカバンでしょう。

コンパクトなボディバッグですから、洋服などのかさばるアイテムは得意ではありません。旅行用に使うなら、あくまでもサブとお考えください。これひとつで、旅に出るのは難しいです。

サイズ調整

ショルダーストラップの長さは、パンチングされたホールで調整できます。一般的なベルトと同じですね。

無段階調整ができるタイプに比べると、やや自由度は落ちますが、2.5cm刻みでホールがあるため、問題ないでしょう。(ちなみに私は177cmほどで、まだ余裕があります。身長185cmくらいまでなら、バランス良く持てるはず)ONESWORKER-bodybagg-13

ショルダーストラップが細いと、肩に食い込みやすく、それが痛みになります。そこで、本作は幅広のショルダーパッドをあしらうことで、肩への負担を分散しています。
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裏面も革。高級感バツグンです。ONESWORKER-bodybagg-16


カバン選びが難しいのは、サイズ、用途、使い勝手、利用するシーンなどによって、最適なものが変わってしまうから。

そういった意味では、本作もやはり、万能なカバンではありません。シチュエーションを選ぶものです。私の職場はカジュアルOKなので、気兼ねなく使えますが、スーツスタイルのお仕事だと難しいでしょう。

財布やiPad、ペットボトルといった、仕事に必要なアイテムをひとまとめにし、それでいて遊び心のあるものをセレクトするとなると、なかなか見つかりません。そういったシチュエーションには、本作はかなり使い勝手が良いです。

特徴

ミネルバボックスの美しい表情

本作の素材は、ミネルバボックス。イタリアの老舗タンナー、バダラッシカルロ社の定番オイルレザーです。

個人的に、このタンナーが作る革が好きで、ミネルバリスシオ、ブエブロ、ナッパネピアなど、どれもお気に入りです。

特に、ミネルバボックスはイチオシ。
シボが絶妙です。ビビッドな発色とあいまった表情は、美しいだけでなく、高級感にあふれています(実際、高価なのですが)。
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革の厚みや部位によって、シボの風合いが違うのもまた面白いところ。「型押しレザー」とはことなる自然な仕上がりです。
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ONES WORKERに限らず、日本有数の革工房がミネルバを採用しています。やはり、シボの表情と、イタリアの革ならではのビビッドな発色の良さからでしょう。日本人好みの革だと思います。

ちなみに、私がセレクトしたカラーは「オルテンシア」。イタリア語で「アジサイ」を意味します。ネーミングセンスもイタリアらしく、ウィットが効いていますね。

ミネルバは、マットな風合い。光をあてても、ギラリとした光沢感はありません。
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ただ、この表情を味わえるのは、新品の今だけ。

ミネルバは、タンニン染料仕上げの皮革ですから、グングンと色が変わっていきます。色は深みを増し、光沢が生まれてきます。

本作は身体にピタリと接するボディバッグです。常に乾拭きされる使い方になるわけで、エイジングの進みも早いでしょう。半年ほど後に、ミネルバボックスのエイジング画像を掲載できるはずです。

裏返して言うと、「新品の表情をずっと楽しみたい」なら、本作をセレクトするべきではないのです。(顔料仕上げのクロムなめしの革をセレクトした方がよいでしょう。たとえば、シュランケンカーフを使ったピストなどですね。)

あとがき

ミネルバを使った、美しいボディバッグをお探しなら、本作は検討の価値ある一品だと思います。