ONES WORKERのボディバッグ レビュー。ミネルバボックスの美しい一品の使い勝手とは

ONES WORKER(ワンズワーカー)は、香川県に居を構える、日本の革工房。
店舗も香川のみなのでしょうか、都心では見たことがありません。

そのONES WORKERの、ボディバッグを購入してみました。

本ページでは、その使い勝手や特徴、メリット・デメリットついて、ご紹介します。

カンタンに特徴をまとめると、こんな感じ。

  • iPadなど、小さなアイテムをひとまとめできるボディバッグ
  • 本体からショルダーパッドまで、すべてイタリアの高級皮革を使用
  • 使い込むことで、ツヤ・色の変化を楽しめる。
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使い勝手

本作は、ショルダーベルトを備えた、ボディバッグ。三日月型の流麗なプロポーションが特徴です。
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底面は、そこそこ広く、平ら。
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そのため、ちゃんと立ちます。
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ダブルファスナータイプですね。ファスナートップは革製なので、掴みやすいです。
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収納力

中は、黒い生地が貼られています。

色は好みが分かれるポイントですが、キズや汚れを気にせずガシガシ使えるのはメリットです。(白い生地だと、アイテムが見つけやすいのですが、汚れが目立ちやすい)
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中にはファスナーポケットが1つ。
財布などの小物、貴重品を入れるならこちら。ほぼ正方形のフォルムのため、大きなアイテム、たとえば長財布だとキツイかもしれません。小さな財布+キーケースで丁度良い感じ。
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メインコンパートメントの収納量は、絶妙です。ちょっとしたお出かけなら、本作は最高の相棒になるはず。

少しアイテムを入れた様子を見てみましょう。

iPad miniが、ごらんのとおりジャストイン。
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縦だと、はみ出てしまします。
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ペットボトルも縦では入りませんが。
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横ならスッポリと。
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流石にパソコンを入れることはできませんが、小さなアイテムならいくつも収納できます。
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私が普段持ち歩くアイテムが、しっかりと入ります。

ただ、ワンショルダータイプですから、これだけ入れるとさすがに重さを感じます。上記からペットボトルを抜いたくらいで、重さのストレスが無い感じ。ゆとりをもって出かけるのにふさわしいカバンでしょう。

コンパクトなボディバッグですから、洋服などのかさばるアイテムは得意ではありません。旅行用に使うなら、あくまでもサブとお考えください。これひとつで、旅に出るのは難しいです。

サイズ調整

ショルダーストラップの長さは、パンチングされたホールで調整できます。一般的なベルトと同じですね。

無段階調整ができるタイプに比べると、やや自由度は落ちますが、2.5cm刻みでホールがあるため、問題ないでしょう。(ちなみに私は177cmほどで、まだ余裕があります。身長185cmくらいまでなら、バランス良く持てるはず)ONESWORKER-bodybagg-13

ショルダーストラップが細いと、肩に食い込みやすく、それが痛みになります。そこで、本作は幅広のショルダーパッドをあしらうことで、肩への負担を分散しています。
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裏面も革。高級感バツグンです。ONESWORKER-bodybagg-16


カバン選びが難しいのは、サイズ、用途、使い勝手、利用するシーンなどによって、最適なものが変わってしまうから。

そういった意味では、本作もやはり、万能なカバンではありません。シチュエーションを選ぶものです。私の職場はカジュアルOKなので、気兼ねなく使えますが、スーツスタイルのお仕事だと難しいでしょう。

財布やiPad、ペットボトルといった、仕事に必要なアイテムをひとまとめにし、それでいて遊び心のあるものをセレクトするとなると、なかなか見つかりません。そういったシチュエーションには、本作はかなり使い勝手が良いです。

特徴

ミネルバボックスの美しい表情

本作の素材は、ミネルバボックス。イタリアの老舗タンナー、バダラッシカルロ社の定番オイルレザーです。

個人的に、このタンナーが作る革が好きで、ミネルバリスシオ、ブエブロ、ナッパネピアなど、どれもお気に入りです。

特に、ミネルバボックスはイチオシ。
シボが絶妙です。ビビッドな発色とあいまった表情は、美しいだけでなく、高級感にあふれています(実際、高価なのですが)。
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革の厚みや部位によって、シボの風合いが違うのもまた面白いところ。「型押しレザー」では味わえない、自然な仕上がりです。
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ONES WORKERに限らず、日本有数の革工房がミネルバを採用しています。やはり、シボの表情と、イタリアの革ならではのビビッドな発色の良さからでしょう。日本人好みの革だと思います。

ちなみに、本ページでご紹介しているカラーは「オルテンシア」。イタリア語で「アジサイ」を意味します。ネーミングセンスもイタリアらしく、ウィットが効いていますね。

ミネルバは、マットな風合い。光をあてても、ギラリとした光沢感はありません。
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ただ、この表情を味わえるのは、新品のときだけ。

ミネルバは、タンニン染料仕上げの皮革ですから、グングンと色が変わっていきます。色は深みを増し、光沢が生まれてきます。

本作は身体にピタリと接するボディバッグです。常に乾拭きされる使い方になるわけで、エイジングの進みも早いでしょう。後日、ミネルバボックスのエイジング画像を掲載します。

追記:ミネルバボックスのエイジング

半年ほど使ってみたので、ミネルバの変化をご紹介しましょう。

※なるべく同じ条件で写真を撮ったつもりですが、光量や光の向きなどによって、革の表情は変わります(完全に同じ条件で写真を撮ることができないのです)。ただ、ミネルバの特徴を押さえるように撮影しています、加工はしていません。

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after

色が深まっているのが伝わるでしょうか。オイルが表面にわたり、革全体に浸透したためか、カバンも少しクタッとし、ヤレ感が出てきましたね。

before
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after

ツヤも上がってきました。以前は、カバンのエッジが光る感じだったのですが、今は「カバンの面」が光るように変化しました。オイルが革の芯部から、表面に出てきて、全体をコーティングしたからです。

色、ツヤが、わずか半年で変化するのが、ミネルバの特徴です。

裏返して言うと、「新品の表情をずっと楽しみたい」なら、ミネルバのアイテムをセレクトするべきではないのです。(顔料仕上げのクロムなめしの革をセレクトした方がよいでしょう。たとえば、シュランケンカーフを使ったピストなどですね。)

私は、革のエイジングを楽しみたい人には、ミネルバをオススメしています。誰が使っても、メンテナンスなんてしなくても美しい変化を味わうことができるからです。

ミネルバとは「育つこと」を確実に、そしてスピーディーに堪能できる皮革なのです。

あとがき

ミネルバを使った、美しいボディバッグをお探しなら、本作は検討の価値ある一品だと思います。

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