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SYRINXの財布のまとめ。機能的な財布のどれを選べば正解なのか

SYRINX(シュリンクス)はユニークな革製品をラインナップするレザーブランドです。オーソドックスな財布とは見た目も使い方も異なります。

さまざまな財布をラインナップしています。

では、どれを選べば正解なのか?

本ページではSYRINXの財布を使ってきた財布マニアの視点で、SYRINXのすべての財布の特徴、メリット・デメリットについて解説します。

財布選びの参考にしてください。

SYRINXの財布

HITOE FOLD

縦に開く、二つ折り財布です。

上部にコイン。

その下にはカードの収納ポケット。

お札は奥に収納します。お札は入れにくいかな。たくさん収納すると引っかかる感じ。

革で留めるギミックがユニークです。

参考:HITOE FOLDのレビュー

HITOE FOLDを取り扱いサイトで見る

HITOE L-zip S (HITOE 短財布2)

「HITOE 短財布」からアップデートされたもの。カタチやサイズは同じ。ですが、構造や機能が変わりました。

前作では「お札をキッチリと手折りして入れる」必要があった(これはHITOE 短財布に限らず、ほぼすべてのミニL字ファスナーも同様)。

一方本作は、コインケース側からファスナーを開いた場合、お札をやんわりと曲げた状態で収納することもできます。ただし、使いやすいとはいえません。

本作もダブルファスナー。コインケース側から開くメリットは、コインが使いやすくなるくらいです。HITOE短財布もそうですが、どちらのファスナーを開けるのかを考える手間がかかるので、好みが分かれると思います。

参考;HITOE L-zipSのレビュー

HITOE L-zip L(HITOE長財布2)

短財布と同様に、ダブルファスナーになったモデル。

取り扱いサイトでHITOE L-zip Lを見る

その他

TSUTSUMU 名刺入れ

SYRINX TSUTSUMU名刺入れ。使い勝手と特徴について

おすすめの名刺入れ。名刺入れは変わったカタチものものが少ない。「人と一緒」が当たり前の製品です。しかし、TSUTSUMU名刺入れは違う。見た目がとにかくユニーク。目を引きます。

指を添えて引き抜いて使う。

ボックス型のフォルムに仕上げることで、最小限のサイズにしている。コンパクトに持ち歩きたい人に最適です。

デメリットとしては、本作がエイジングすることでしょう。色・ツヤが変わるし、カタチだって変わる。ビジネスシーンに添えるアイテムであり、相手の名刺を保管する道具です。相手の目を気にするお仕事で使うなら、本作が最適かどうか、検討なさった方がよいでしょう。

参考:SYRINX TSUTSUMU名刺入れのレビュー

キーケース

鍵を革ヒモで留めるキーケース。ゆえに、本作の素材は革だけ。

カギがくるりと回るから取り出しやすい。言い換えると、勝手に出てしまう。他の製品と一緒に持ち歩くときは、キズが付くかもしれません。収納するのは本作だけにした方が良いでしょう。

数本の鍵をコンパクトに収納したい。そんな用途にフィットするキーケースです。

参考:SYRINX キーケースのレビュー

取り扱いサイトで MUSUBU キーケースを見る

廃盤モデル

HITOE 短財布(廃盤)

「ミニL字ファスナー」にカテゴライズされる財布です。SYRINXでもっとも小さな財布。とても薄いです。

1つのファスナーに、2つの引き手がついたデザイン。ダブルファスナー構造で、どちらを開くかによって使えるアイテムが変わります。

言い換えると、アイテムによってどちらからファスナーを開くかを選択しなくてはいけない。好みが分かれると思います。

参考:HITOE 短財布のレビュー

HITOE 長財布(廃盤)

「L字ファスナー長財布」にカテゴライズされます。定番のカタチですね。本作の魅力も薄さ。

本作は一般的な財布と使い方も似ている(短財布ほどギミックに凝っていない)。違和感なく使えます。SYRINXの最高傑作のひとつだと思いますが、残念ながら廃盤です。

参考:HITOE長財布のレビュー

SYRINXの特徴

イタリアの革を使用

採用する素材は、イタリアのオイルレザー3種類です。

  • エルバマット
  • エルバマットテキサス
  • アラスカ

エルバマット

サラリとした肌目のスムースレザーです。

テキサス

エルバマットの表面を毛羽立たせた革。プエブロより繊細な毛羽立で、肌目もサラリとしています。

サラサラと気持ちのよい手触りです。

アラスカ

凹凸のあるシボとロウの乗った表情が特徴。個体差によって凹凸の出方が違います。サラリとしていますが、エルバマットよりも粉っぽい触り心地。

エイジングを楽しめる

タンニンでなめされた、染料仕上げの革です。使うほどに色・ツヤの変化を楽しむことができます。

エルバマットは、色が深まり、艶がでました。手触りもオイリーになる。

エルバマットテキサスは、さらに毛羽立ちが寝てスムースになる変化も楽しめる。

ちなみに、エルバマットとエルバマットテキサスの革の厚みは2.0mm前後。SYRINXの製品では「革の厚み」をそのまま活かして、製品化されています。

アラスカはロウが落ちていきます。シボは無くならりませんが、当初の粉っぽさが落ち着き、オイリーな手触りが際立ってきます。

パーツのこだわり

ファスナーはエクセラ。世界トップシェアを誇る日本のファスナーメーカ、YKKの最高峰パーツです。ファスナーの凹凸がきれい。ひとつひとつの歯が磨かれています。

ファスナーの引手も、SYRINXオリジナル。

SYRINXは「さまざまな革の色」をラインナップしているのだけど、革の色に合わせてファスナーの色も変えている。黒には黒の。黄色には黄色のファスナーを使っているのです。革が主役だからです。

あとがき

ユニークな革財布をお探しなら、SYRINXは検討の価値あるブランドです。ライフスタイルにマッチするなら、きっと快適に使えるでしょう。

参考

SYRINX 公式サイト