シュランケンカーフの腕時計ベルト。柔らかなシボを装着できる楽しさ。

オーダーしていたシュランケンカーフの腕時計ベルトが届きました。

本ページでは素材と質感、仕立てについて解説します。

シュランケンカーフの革ベルトを検討中の方は、参考にしてみてください。

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シュランケンカーフの革ベルトの魅力

シュランケンカーフ(ドイツシュリンク)は、ドイツのタンナー ペリンガー社の革。

ギュッと縮め加工(シュリンク)を施すことで、凹凸のある表情と弾力を楽しめる素材です。

柔らかなルックスだから、女性ファンが多いのかな。
トップメゾンでも使われているのも人気の理由かもしれませんね。

暗い空間で光を受けると、シボがより際立ちます。

色はトープ。シュランケンカーフの中ではもっとも好きな色です。

男女ともに違和感がなく使える大人のカラーですね。

鮮やかなカラーの多いシュランケンカーフの中でも、トープが一番使いやすい気がします。どんなシーンで付けても目立ちすぎないのもポイントでした。落ち着いた印象で高級感があるため(実際、高価なのだけど・・・)、ビジネスシーンに添えても問題ない。

シュランケンカーフは、新品のときの美しい発色を長く楽しめる革です。
言い換えると、エイジングはほとんどしません。色・ツヤの変化を楽しみたいなら避けたほうが良いでしょう。

ちょっと残念だったのが、色合いがトープのイメージと少し違ったこと。

トープのアイテムはたくさん持っていて、それぞれブランドも購入時期もかなり違うのだけど、色あいにバラツキはありませんでした。

しかし、本作は少し濃くて、他のアイテムとの統一感がイマイチでした。現物を見て購入できないのがオーダー(通販)のデメリットですね。

裏面はシェーブル

裏面の革は、シェーブル(Sully)でオーダー。

フランス、アルラン社の山羊革。シボが繊細に並ぶ表情が「ゴートらしい」です。

色はキャメルを選びました。かなり濃い色のため、汚れも目立ちにくそう。

シュランケンカーフより凹凸は控えめ。サラリとした質感だから、腕に巻き付ける裏面にふさわしい素材だと思います。これは職人さんと相談して決めたのだけど、満足。付けていて気持ち良い。

耐久性は不明です。しばらく使ってみてご紹介できればと。

精密な仕立て

腕時計の革ベルトは、わずか20mmほどのミニマムな革製品です。しかし、素材と仕立てが良いものはバツグンに満足度が高い。

腕時計の革ベルトは、極めて精密なプロダクトなわけですが、その品質は「ブランドの方針」や職人のスキルによって大きく変わります。ちなみに、本作は最高クラスだと思います。

細部を見ると、上質さがわかります。
例として、ステッチピッチを見てみましょう。

  • 左: 既成品
  • 中央:オーダー(安価)
  • 右: オーダー(高価。本ページのアイテム)

ステッチピッチの繊細さが際立ちます。
いくつかベルトを持っているのだけど、1cmあたり3ステッチのものがほとんどです。

本作のステッチピッチはさらに細かく、1cmあたり4ステッチほど。小さな革製品ほどステッチワークが映えます。クラフト感が減り、上品さが増すといったところ。

どちらを気に入るかは人によるでしょう(良し悪しはありません)。

コードバンなどの「ラフさ」を楽しめる素材なら、ピッチを荒くするのも面白いかもしれません。しかし、シュランケンカーフやシェーブルのように「品」のある革なら、細い糸でピッチは細かい方がよりエレガントです(個人の見解)。

ストレートラインから、カーブまですべて美しい。
正確に目打ちされ、均等な力加減で手縫いしている。手間のかかる仕立てです。

あとがき

腕時計の面白いところは、ケース(時計本体)とベルト組み合わせることで、全くことなるルックスを見せてくれることにあります。

シュランケンカーフのトープなら、柔らかな表現を生み出してくれる。

ベルトを付け替えることで、数千の組み合わせが生まれる。ちょっと変わった革、カラーを選ぶと、人と被ることはありません。自分だけのプロダクトをカンタンに完成させることができるわけです。やっぱり面白いアイテムですね。

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