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BONAVENTURA TOGO DIARY CASEのレビュー。シュランケンカーフを使ったiPhoneケース

BONAVENTURA(ボナベンチュラ)は、レザーアイテムをラインナップするブランドです。

本日ご紹介するのは、BONAVENTURAのiPhoneケース、『TOGO DIARY CASE(トゴ ダイアリー ケース)』です。

特徴はこんな感じ。

  • 手帳タイプのiPhoneケース
  • ボタンが操作しやすい
  • 3つのカードポケット
  • 2つのサイドポケット
  • ぺリンガー社のシュランケンカーフを使用

上質で美しいiPhoneケースをお探しなら、きっと満足できる一品です。

参考にしてみてください。

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動画

TOGO DIARY CASEの質感や、使い勝手、細部の仕上げが伝わればいいのですが。

BONAVENTURAのiPhoneケース TOGO DIARY CASE

パッケージ

まず、パッケージがすばらしい。

赤いファブリック調の表情には、微細な凹凸があって、サラリとした質感です。

美しいフォントで記された「BONAVENTURA」のロゴは、光沢のあるブラック。写真ではお伝えしきれないのだけど、高級感があります。

フラップ状のカバーになっていて、持ち上げて開く。ここにはマグネットが隠されていていて、近づけるとカチリと閉まる。箱を破いたり、カッターを使わなくてもいい。コストがかかっていますね。

内装は黒。赤と黒のコントラストが効いたデザインで、キリッと締まる高級感があります。

上部には、「BONAVENTURA」のコンセプトが英語で記されています。ただ、黒バックに、黒フォントなので、読みにくいですね・・・。
最後に、「Enjoy everyday luxury, with Bonaventura」のメッセージが添えられています。

ギャランティーカード付き。購入後15日以内に登録すると、保証が受けられるようです。反対側には、シリアルナンバーが記載されています。

トゴ ダイアリー ケースは、さらに包装されています。革製品は付箋布で包まれている事が多いのだけど、本作は違う。スエードやヌバックよりさらに起毛を少なくした、不思議な質感の生地。初めて触れる素材だけど、高級感があります。

パッケージは「脇役」だから、当サイトのレビューページでは、製品から紹介してきたはず。

BONAVENTURAのiPhoneケースをパッケージから紹介するのは、素晴らしい体験だったから。パッケージを開けてアイテムを取り出すまでの体験が、ワクワクするようにデザインされていている。このままプレゼントしても全く問題ないと思います。apple製品、メゾン製品がお好きなら、きっと満足できるはず。

使い勝手

手帳タイプのiPhoneケース

iPhoneケースにはさまざまな「カタチ」があります。

その中で、本作は「手帳タイプ」にカテゴライズされます。iPhoneの背面だけでなく、ディスプレイ面もカバーするタイプ。防御力はピカイチですね。使わないときはiPhoneの画面がカバーされるので、覗き込まれることがない。これが手帳タイプのメリット。

一方、デメリットは、フラップを開かないとiPhoneを使えないこと。

これが嫌なら、前面がカバーされないタイプをチョイスしたほうがよいでしょう。BONAVENTURAなら、『トゴ バックカバーケース』がラインナップされています。

さて、「手帳タイプ」は各ブランドからラインナップされていて、それぞれ使い勝手が異なります。

本作はその中でも、使いやすいタイプですね。フラップを留めるベルトがついていないから、開け閉めもカンタンです。慣れると手首をスナップすることで開閉できます。

ちなみに、「マグネットが付いた手帳タイプ」もラインナップされています。

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サイズ感

サイズ感は一般的なものと同じです。

デザイン

外装は、ドイツ ぺリンガー社のシュランケンカーフ。

一枚革で仕立てられた、シンプルなデザインですね。余計な装飾がないのは、素材の美しさで勝負できるからです。つなぎ目がないから、持ったときに革の質感をダイレクトに味わえます。

内装のデザインは、一般的な手帳タイプと同じ。
右側にiPhoneをセットし、左側にフラップ状のカバーがあるデザイン。

装着

装着はカンタン。カチリとはめるだけ。

はめると、こんな感じ。

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iPhoneの操作感

iPhoneを収めるパーツのエッジは、丸みのあるフォルムでツルリとした質感です。触れたときに痛くない。

iPhoneの操作ボタンの周りが大きくくり抜かれているので、操作しやすい。

音量ボタンも、サイレント切り替えも、カンタンに操作できます。ボタン操作全般、かなり使い勝手がいいですね。

ケースにはめたまま、充電もできます。スピーカーも隠されていません。

ちなみに、左下にはストラップホールが付いています。

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フラップ部の使い勝手

フラップには、5つのポケットが備わっています。

前面に3枚。奥まで差し込んで、カードが顔を出すサイズ。見やすくて、出し入れしやすい。

ポケットはスリット状なので、1ポケット1枚まで。革は伸びるから、無理やりなら2枚入れれるかも。ただし、伸びた革は戻らないので、オススメしません。

さらに、サイドポケットが2つあります。奥まで入れるとカードが見えなくなるので、「あまり使わないけれど持ち歩きたいカード」を入れておくといいでしょう。

サイドポケットのサイズは、ケースの縦とほぼ同じですので、カードだけでなく、レシートなども入ります。

フラップに厚みがあるので、折りたたむとiphoneの画面と干渉してカバーが少し浮いてしまいます。完全に閉じることができない。これはちょっと気になりますね。

iPhone XSには0.33mmのガラスフィルムを付けているのですが、薄いのであまり関係ないと思います。しばらく使うと革が馴染んできて、スッキリと折りたためるかもしれません。これは後日ご紹介できればと。

→2週間ほど使ったところ、フラップの浮きはおさまりました。カードをたくさん入れない限り問題ないですね。

特徴

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ドイツぺリンガー社の高級レザーを贅沢に使用

素材は、シュランケンカーフ。
ドイツのタンナー、ぺリンガー社の代表作です。

高価な革だから、アパレルブランドではまず目にすることがない。製品が高価になりすぎて売れないからです。日本の革工房でも、本素材を使ったプロダクトをラインナップしていますが、高価ですね。

微細なシボが目を引きます。

別名、ドイツシュリンク。「シュリンク」は、「縮み」を意味します。

「型押し」や「手揉み」など、さまざまなシボを生みだす手法があるのですが、「シュリンク」は薬品によって革をギュッと縮めているのです。

圧縮された革だから、やわらかな弾力が生まれます。サラリとした質感で気持ちいい。毎日使うiPhoneだからこそ、「触れたときの心地よさ」はとても大切です。

私がチョイスしたカラーは「エトープ」。「グレージュ」よりやや濃いめ。明るくて淡い色合いのブラウンです。シュランケンカーフの代表で、男女問わず人気のあるカラーです。

色合いやツヤ表情は、ほとんど変化しません。「革の色ツヤのエイジング」はほぼ起きない。
これは、好みが分かれるところですね。エイジングを楽しみたいなら、BONAVENTURAからチョイスするのはやめた方がいいでしょう。

シュランケンカーフは、新品の美しい表情を長く楽しみたい人にふさわしい革なのです。

細部まで美しい

ステッチワークは均等でストレート。ラウンドした箇所も綺麗です。

iPhoneの魅力のひとつは、鏡面加工された光沢のあるエッジ。裸のままで美しいのです。

ケースを付けると、これが隠されるわけですが、トゴ ダイアリーケースの場合、違和感を感じない。

なぜなら、iPhoneをはめ込むパーツのエッジも、ツヤと光沢がある仕上げが施されているからです。

グロッシーな表情のため、まとまりのある美しさが保たれるわけです。

あとがき

BONAVENTURAのコンセプトは「Everyday Luxury」だそう。

TOGO DIARY CASEは細部まで作り込まれていて、そのコンセプトを十分に堪能できるプロダクトです。

高価なアイテムですが、シュランケンカーフの柔らかな手触りと上質さを堪能できるiPhoneケースをお探しなら、本作はおすすめの1品です。

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