BAMBIは複数のDバックルをラインナップしています。中でも一番のお気に入りが「Z0007」シリーズ。いくつも購入しています。
特徴は以下のとおり。
- 薄くてつけ心地がいい
- ベルトの厚み3〜4mmに対応
- ステンレススチールの光沢仕上げ
- 高すぎない価格
- 丈夫で、何年も使える
本ページでは、Z0007シリーズの使い勝手、特徴、メリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
パッケージ
シンプルなパッケージです。高級感もありません。でもこれで良い。どうせ捨てちゃうんだから。バンビのDバックルの価格は色によって異なります。シルバーなら定価3500円。ネットだともう少し安く買えます。ゴールドだともう少し高いです。
裏面は説明書。ピンバックルからDバックルに変更する手順が書かれています。初めてでも安心。
バネ棒外しは必須工具です。時計のベルトを買うとおまけで付けてくれるお店もありますが、信頼できるものか確認しましょう。剛性がないものは使わない方が良いです。力点がブレやすく滑って時計を傷つけるリスクがあるからです。
時計ベルトを付け替えるのがお好きなら、使いやすいものを1つ持っておくと便利ですね。2千円くらいのバネ棒外しを買っておきましょう。
明工舎製作所のバネ棒外しを使ってます。シッカリとしていますし、持ち手に滑り止め加工されていて使いやすい。
これ1本で、バックル外しと装着ができます。
特徴
三つ折りタイプのDバックル
開いた状態。
閉じる。無駄のない構造も好きです。
腕には、このように添える。
一般的な金属ベルトと同じ構造。シンプルで分かりやすいから、「初めてのDバックル」でも直感的に使えるでしょう。
なお、BAMBIは「観音開きタイプ」のDバックルもラインナップしています。おすすめは本ページでご紹介している「三つ折りタイプ」。両者の違いは、本ページでは解説しません。以下をご参照ください。
ベルトの厚み3〜4ミリに対応
ピンの高さは4mm。ベルトの厚みに対応します。本作は3〜4mmくらいのベルトが対応。ベルトの厚みはメイカーによって異なるのですが、ほとんどのベルトにフィットするでしょう。
2mm以下の薄いベルトや、厚みのあるベルトだと注意です。パチンとはまらないものは避けたほうがいい。外れるリスクがあるからです。時計が落ちたら目も当てられません。
ちなみに、「同じような構造」のSEIKOのDバックルは5.5mm。ベルトの厚みが3mmくらいだと、スペースが気になるかもしれない。薄いベルトだと「浮く」感じがする。
薄いからつけ心地がいい、快適に使える
極めて薄い。肌に触れる部位からピン留めのトップまで8.5ミリ。
ちなみにSEIKOは10ミリ。わずか1.5mmの違いだけど、これが使い勝手に影響する。デスクワークではDバックルがデスクに触れるため、Dバックルが薄いほど快適なんですよ。
オフの日なら気にならないんだけどね。週5日はこうなるわけですから、BAMBIのDバックルがいい。
気持ちよく使える
わずか1mm程度の厚みのパーツですが、きちんと面取り(エッジが丸く落とされている)されています。肌にふれるものですから、装着したときの心地よさも作り込まれているわけです。毎日10時間装着するアイテムですから、ここは妥協したくない。BAMBIのDバックルはここも良いです。
ステンレススチール製
鏡面仕上げのツルリとした肌目。ここは好みが分かれるかも。ヘアライン加工など、マットな感じが好きなら合わないかもしれません。
素材はステンレススチール。ステンレスは錆びないイメージがありますが、ステンレススチールだから錆びにくいだけかな。ノーメンテナンスで1年以上、雨の日も使っていますが錆びていません。
ただし、キズは付きます。デスクに触れる部位だからキズは避けられません。金属だって変わる。この変化がいいんですよ。キズが付くということは、「ヤスリ」を使えばヘアライン加工に仕上げることもできそうですね。
ゴールドのZG0007。15ヶ月使用した個体です。キズは付いていますが、ゴールドは残ったまま。メッキではないのかな・・・。まだ剥げてないですね。
信頼できるDバックル
本作より安価なものもある。Amazonで「Dバックル」と検索したら1,000円程度のものだって出てくる。
でも、私はBAMBIのDバックルをおすすめします。日本のメイカーだからじゃない。中国も韓国も優れたプロダクトを作っていますから、日本のメイカーだから優れているとは断定できません。Made in japanであることは工業製品においてはもう大事ではないと思うのです。
私がBAMBIのDバックルをオススメするのは、もう何年も、いくつも使っているのに不具合が一切ないから。困ることも不満もなく、快適に使えているからです。
4種類のカラー、6種類のサイズがラインナップ
4色ラインナップ。時計のケースと合わせるのがセオリーかな。
色によって型番が違います。「Z + 色名 + 0007」 で採番されています。
サイズは10〜20mmのレンジ。2mmずつ異なる、6サイズラインナップされており、ほぼすべてのベルトで使えます。ブラックのみ3サイズですから、お使いのバンドに合うかチェックしてください。
色 | 型番 | サイズ展開(mm) |
---|---|---|
シルバー | ZS0007 | 10, 12,・・・,20 |
ゴールド | ZG0007 | 10, 12,・・・,20 |
ピンクゴールド | ZP0007 | 10, 12,・・・,20 |
ブラック | ZB0007 | 16, 18, 20 |
取り付け方
あとがき
BAMBIのDバックル、とてもおすすめです。はじめてのDバックルとしても、2つ目のDバックルとしても。
0007シリーズ、じつは4つ目です。壊れて買い替えているわけじゃないんです。時計ベルトをいくつか持っていて、Dバックルを付け替えるのが面倒なので、時計ベルトを手に入れるたびに少しずつ増えている・・・。
SEIKOのDバックルも持っています。また、BAMBIは0007シリーズ以外にも、カタチ・サイズの異なるDバックルをラインナップしています。
それでも、私はBAMBIのDバックル0007シリーズを選ぶ。カタチ、使い勝手、サイズなどのバランスが素晴らしく、機能的で耐久性も申し分ないプロダクトだからです。