CHEIRのアップルウォッチバンドをご試供いただきました。
本ページでは、2種類のモデルについてご紹介します。
こちらは「ステッチモデル」。
こちらは「フラットモデル」です。
両者の特徴やメリット・デメリットなどをわかりやすく解説します。
形について
素材はロロマ。国産の牛革です。
腕に触れる内側は、豚革が使用されています。
ステッチモデルは、中央は膨らみがあり、コバに向かって薄くなる立体的なフォルム。
一方、フラットタイプは薄くて軽くて、スッキリとして見えます。
付け心地
Apple Watchへの着脱は、純正ベルト同様。スライドするだけです。付け外しのための工具は必要ないため、気軽に付け替えることができます。
ベルトを留める遊革、定革もあります。このあたりは、一般的な革ベルトと同じように使えます。
内側の豚革はサラリとしていて、付け心地が良いです。一日中、肌に触れ続けるベルトの素材として最適ですね。
素材
ロロマ
国産の牛革です。白い粉が付着しているように見えるのはワックス成分でしょう。見た目はブライドルレザーのブルームより薄く、ワイルドさは控えめ。着用していると服とこすれたりしますので、ワックスは取れ、ツヤが出てくる変化を楽しめます。
質感はブライドルレザーに近い。サラリとしていてハリがあります。
タンニンなめし、染料仕上げの革のため、色・ツヤが変化するエイジングを楽しむことができます。
豚革
内側には国産の豚革が使われています。表情を活かした「素上げ」です。さらり、ふわりとした質感で、触れていて気持ちが良い素材です。
豚革は毛穴が目立ちますし、伸びやすいため外装に使われることはほとんどありません。しかし、インナー素材として優秀で、様々なプロダクトに使われています。サラリとした質感が肌に馴染み、通気性に優れるため、Apple Watchを心地よく装着できます。
オーダーについて
本作は、革の色、糸の色などを変更してのオーダーが可能です。
革の色を選ぶ
表側のロロマを8色以上から選ぶことができます。剣先と尾錠側で異なるカラーを選ぶことができるのもオーダーならだからこそ。
2トーンの組み合わせが楽しいです。
定革、遊革の色も選べます。
側の豚革は4色から選ぶことができます。
クオリティ
丁寧に作られています。2種類の革(ロロマと豚革)をはぎ合わせた部分のフラットさからも、丁寧な仕事が見て取れます。
定革などのパーツも、捻引きされ、美しく作られています。ちょっと仕立ても独特で、剣先を差し込むときに滑りがよい機能的なデザインです。
ステッチ
ステッチモデルはミシン縫いです。ピッチが細かく、高級感がありますね。ステッチの横には、捻が引かれており高級感があります。
フラットモデルは、縫われている箇所がなく、捻引きもされていません。スッキ リした見た目が好みの方におすすめです。
あとがき
ワックス加工が施されたタンニンなめし革は高級感があり、エイジングも楽しめます。変化を楽しむレザーバンドをお探しの方に、おすすめです。