リザード(トカゲ)の革製品は特別です。ウロコの上品さはリザードだけの特徴ですね。
本ページでは、さまざまなリザードの革製品を使用してきた経験から「リザードの財布」について2部構成で解説します。
前半はリザードの財布を取り扱うブランドの紹介。それぞれの特徴を解説します。
後半はリザードの財布の特徴、選び方について、財布マニア・革マニアの視点で解説します。
リザードの財布は高価です。本ページを見てからの購入でも遅くないはず。ぜひ参考にしてみてください。
リザードの財布を作るブランドのまとめ
Crevaleathco(クレバレスコ)
種類 | 二つ折り、かぶせ蓋の長財布、ラウンドファスナー長財布、コインケース |
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価格 | 5万円台〜 |
上質な革製品をつくるCrevaleathcoのリザード財布は、トップクラスです。丁寧な製法や細部にわたり美しく仕上げられた作品ばかり。他ブランドより高価ですが、品質を求める人におすすめのブランドです。
カラーラインナップも豊富。7種類ものカラーからオーダーメイドできるのはCrevaleathcoだけでしょう。
参考:Crevaleathco リザード長財布のレビュー
参考:Crevaleathco リザード ラウンドジップ長財布のレビュー
GANZO(ガンゾ)
種類 | 二つ折り、かぶせ蓋の長財布、ラウンドファスナー長財布、マネークリップ |
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価格 | 3万円台〜 |
老舗の革工房GANZOは「LIZARD6 シリーズ」で取り扱っています。
カラーラインナップはビジネスに使いやすいブラックとブラウンのみ。さらにGANZO独自のリザードを使っていますから、他のブランドとは素材も異なります。
キプリス
種類 | 二つ折り、かぶせ蓋の長財布 |
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価格 | 3万円台〜 |
キプリスも「LIZARDシリーズ」をラインナップしています。
百貨店などでの取り扱いが多いため見て選べるのもGood。「初めてのリザード」ならキプリスからセレクトするのもいいですね。他ブランドよりも安価ですし、きちんと細部まで美しく仕上げられています。
リザードの財布の選び方
財布のカタチを決める
財布にはさまざまなカタチがあります。ライフスタイルに合うカタチを選びましょう。コンパクトに持ち歩きたいなら二つ折り財布を。たくさんのお金を収納したいなら長財布を。
また、カタチによっても「リザードの表情」は変わります。スマートフォンケースのように面積が小さいなら、左右非対称になる製品もあります(1匹のリザードから2つ作った方が効率が良いから)。
長財布のように大きな製品なら左右対象になる。トカゲの中央を贅沢に使うように裁断されています。
もっとも贅沢なセンター取りを楽しみたいなら、ラウンドファスナー長財布、かぶせ蓋の長財布など「大きめの財布」をセレクトしましょう。Crevaleathco、GANZO、キプリスはセンターが楽しめます。
上質な財布を選ぶ
リザードの厚みは1mm弱。とても薄い革です。リザードの一枚革で財布を作ることはできません。フニャフニャとして剛性が生まれませんし、耐久性も低いからです。そのため、牛革などの「厚くてコシのある革」と貼り合わせて作られます。
前半でご紹介したブランドは「耐久性」を考慮してリザードと別の革を組み合わせて作っています。
リザードの財布を選ぶときは、何年も使える丈夫な作りになっているか、確認しましょう。
利用シーンに合う色を選ぶ
リザードは独特の表情がキラリと光るため目立ちます。
利用するシチュエーションを考えて色を選ぶと良いでしょう。ビジネスで利用するなら、ブラック、ブルー、グレー、ブルーなどの落ち着いた色が良いでしょう。
オフの時にしか使わないなら、赤もいいですね。リザードの赤は特別です。
なお「マット仕上げ」で光沢を控えたリザードもありますが、あまり意味がありません。使い込むことで光沢が出るようになるからです。
あとがき
あなたのスタイルにマッチする、間違いのないリザードの財布を選びましょう。