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ポーター ディル マルチコインケースのレビュー。気軽に使える、水・キズ・汚れに強い小さな財布の使い勝手と特徴について

ポーターの財布、『ディル(DILL)マルチコインケース』をご紹介しましょう。

特徴は以下のとおり。

  • ラウンドファスナー財布
  • 手のひらに収まるコンパクトなサイズ
  • 素材はコーデュラナイロン
  • わずか48g。バツグンの軽さ
  • 水・キズ・汚れに強い
  • 気軽に、アクティブに使える

本ページではディル マルチコインケースの使い勝手、特徴、メリット・デメリットについて分かりやすく解説します。

スペック

ブランドポーター
商品名ディル マルチコインケース
収納力★★☆☆☆
お札入れの数1
お札の枚数10
コインの枚数15
カードの枚数5
サイズW110×H70×D19mm
重さ48g
素材コーデュラ、ナイロン

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カタチ、構造

手のひらに収まるほどのサイズ感。いわゆる「小さい財布」にカテゴライズされる財布です。ポーターによる正式名称は「MULTI COIN CASE」。名前のとおり、カードやお札も収納できる「マルチな財布」です。

外装はコーデュラ。軽くて丈夫な素材です(詳細は後述)。

縫い目が表に出ない「内縫い」で仕立てられています。ステッチに触れることがないため、コーデュラのサラリとした手触りだけが楽しめる。

丸みのあるプロポーション。柔らかな印象でありながら、ブラックで締まる。可愛くなりすぎない。絶妙なバランス感です。

サイドには「Dカン」が備えられています。ダークニッケルの光沢のある表情で、高級感があります。使い込むことでハゲていくかもしれませんが、それもアジですね。

ファスナーの引き手は革です。中央がわずかに盛り上がっていて可愛い。これ、引き手の中央に、芯となる材料を入れてふくらみを持たせているんですよ。手間がかかるため安価な製品では採用されません。ディルの価格帯の製品ではほとんど見ないですね。さすがポーターです。

小さくてもグリップが効く。掴みやすいです。

ファスナーテープは黒。コーデュロと同系統の色で、境目がほとんどわからない。このシームレスな色使いもDILLを選んだ理由です。カジュアルになりすぎない、落ち着きのあるルックスです。大人が持っていてカッコイイ。

ファスナーは日本が誇るYKKです。ボディが柔らかいため、ファスナーの開け閉めをするときに引っかかることがあります(ファスナーが動かず、本体が動く)。使い込むことでスムーズになっていくかもしれません。なお、中にアイテムを詰め込むと開け閉めしやすくなるため、気になることはほとんどないでしょう。

中央にもっとも大きなスペース。こちらに、コインを入れます。

両サイドは同じ構造。小さなポケットが、ふたつ並びます。こちらは財布としては使えません。コインは入るけど、逆さまにしたらポケットから出てしまう。「SDカード」などを入れるのに最適なポケット。「マルチコインケース」と名付けられた理由がここにあるのでしょう。本作の用途は財布には限定されません。

奥のポケット。カード、折りたたんだお札を収納できます。

裏面にもファスナーポケットあります。

使い勝手

カード、お札、コインの使い勝手を解説します。

カード

内側のサイドポケットに収納します。

反対側にも同じ構造のポケット。ポケットの上部にはポーターとコーデュラのロゴが付いています。出し入れのときに邪魔になるかもと思ったのだけど問題ないですね。干渉しません。しかし何故ポーターのロゴをふたつもつける必要があるんですかね・・。

かなり余裕のあるサイズで、重ねて5枚は収納できます。つまり、合計10枚は入る。このサイズ感の財布としては十分すぎるほどの収納力です。

ただ、両サイドにカードを入れるのはおすすめしません。片方にカード、もう片方にはお札を入れた方が使いやすいです。つまりカードは5,6枚くらいが良いでしょう。

お札

本作のお札の収納スペースは2種類。
中央のスペース、またはサイドポケットです。

中央のスペースに入れる

中央のスペースに収納できます。

ただし、二つ折りでは入りません。ファスナーに干渉してしまうため、開け締め出来ないのです。

2回折るか、三つ折りにします。お札を折って、伸ばしてのアクションが必要になる。これが手間に思うなら本作は合わないでしょう。

三つ折りの方がスッキリと収納できます。

なお、中央への収納はおすすめできません。なぜなら、コンの収納スペースも中央になるから。お札とコインを一緒に入れると、使いにくいです。

中央に、お札とコインを入れるなら、コインやカード枚数によって収納力が変わります。カード10枚、コイン10枚なら、お札4,5枚がいいかな。カード5枚、コイン10枚なら、お札8枚くらいは入ります。

サイドポケットに入れる

カードも入るポケット。こちらにお札を入れたほうがいい。

中央に入れるより、お札とコインがずっと使いやすくなるからです。

10枚くらいは入りますね。

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コイン

中央のスペースに入れます。

13枚準備しました。

余裕で入ります。Max15枚くらいかな。ガバっと開くし、ポケットも浅いため見やすい。

出し入れもしやすい。

お札も一緒にすると一気に使い勝手が一気に落ちる。見にくくて、出し入れしにくくなります。中央はコインだけにしたほうがよいでしょう。

外側のサイドポケット

こちらもYKKのファスナー。スムーズに開け締めできて、ストレスを感じません。マチのないポケットです。

カードは入りません。いや、入るには入るんだけど、出し入れが極めて難しい。ファスナーが干渉するので、ストレスを感じます。お札、コインは入るけど、マチがないし、ファスナーが干渉して使いにくい。あくまでもサブかな。一時的に保管しておいて、出し入れしないもの。レシートとか領収書とか入れておくといいかも。

あとは、旅行のときに使うなら、チケットを入れたりもいいですね。今日でもフェリーに乗ったりするようなときは、チケット制ですからね。あと、カメラのアクセサリを入れるなら、ケーブルやレンズ拭きなど入りますね。

特徴

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小さくて、たくさん入る

手のひらに収まるサイズのラウンドファスナーです。丸みを帯びたフォルムによって、手馴染みもいい。この小さなボディに、たくさん収納できます。

コーデュラという素材

本作は革財布ではありません。コーデュラが使われています。格子状のデザインが施されていて、微細な光沢を放ちます。安っぽくない。

底面も黒一色。シンプルでいい。

サラリとした質感です。格子の部分も微細に凹凸しているため、さらにサラッとした手触りになる。気持ちがいい。

水・キズ・汚れ、に強く、そして軽い。機能性に富む素材で、カバンなどにも採用されますね。高価なので、本作もソコソコの値段がします。たとえば、水をかけても玉になる。撥水が効いています。

使っていくと撥水は落ちるかもしれない。そのときは防水スプレーをかければいい。汚れ防止にも役立ちます。革製品じゃないから気軽に使えるのもいいですね。

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汚れにくいデザイン

内装の素材はナイロンかな。サラリとした手触りです。色はグレー。

内装もブラックに統一しなかったのは、アイテムの見つけやすさを考慮してでしょう。真っ黒だと、10円玉などの濃い色のアイテムは見えにくいんですよね。

とはいえダークトーンですから、汚れが目立たない。これも嬉しいポイントです。コインやお札を入れるとどうしても汚れがついてしまうのだけど、濃いグレーですから汚れがそもそも見えません。キレイな見た目を保ってくれます。

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安心して持ち運べるから、旅行にも使える

ディル マルチコインケースは旅行にも最適です。Dカンにウォレットロープを繋ぐことができます。

これで絶対に落とさない。

ただし、たくさんを収納することはできませんから、あまり現金を使わない旅行に限られます。

目立ちすぎない、ポーターのロゴ

有名すぎるポーターのロゴも、ワッペンが貼られているわけではない。ここもGood。

ディル マルチコインケースは刺繍で作られています。ブラックの生地に、グレイの刺繍だから目立ちません。大人っぽさと可愛いらしさが同居する、ユニークで洗練されたロゴです。

あとがき

お札の使い勝手はイマイチなところがあるけど、見た目、収納力、利用するシチュエーション(旅行や自転車、スポーツ)によっては、極めて優れている。使い方を選ぶ財布なのだけど、よく出来ていると思います。

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