旅行に最適な財布はたくさんあります。その中でもとりわけ小さい財布「モンベルのトレールワレット」を沖縄で使ってみました。
本ページでは旅行を切り口に、トレールワレットの使い勝手、メリット・デメリットなどを、わかりやすく解説します。
結論から言うと、トレールワレットは旅や登山などのアクティビティに最適な財布です。
動画
トレールワレットの基本的な機能、使い勝手を紹介しています。
旅程と財布の選び方
沖縄県の石垣島2泊、西表島3泊。5泊6日です。
石垣島を含む八重山諸島では、現金決済のお店が多いです。バス運賃、民宿や居酒屋はクレジットカードやキャッシュレス決済には対応していないため、現金を持ち歩く必要があります。
お札も10枚以上入る財布が必要です。
また、快適に歩くため、小さくて軽い財布が最適です。
さて、「小さい財布」でいうと、abrAsusやストラッチョがあります。
ただ、お札の収納はMax10枚ぐらいですし、革財布のため汗をかくトレッキングや、スコールのある八重山ではなかなか気軽に使えません。濡れるとシミになったり、カビが発生しやすくなるからです。ちなみに、今回の旅行では、5日ほど雨でした。
そこで、軽くて小さくて、革製ではない財布が最適です。モンベルのトレールワレットです。
旅行に最適な素材
軽くて丈夫で薄い素材、バリステックナイロンが使われています。本作以外でもモンベルで使われている定番の素材です。本素材には高級感は感じません(普段はブッテーロやミネルバ、コードバンといった革の財布を使っているため、見る目が厳しいとは思います)。
雨の日が多かったのですが、トレールワレットは革ではないため、濡れても心配不要。ジャングルトレッキングも、ポケットに入れて邪魔にならず、快適に歩ける。
汚れても洗えば良いため、気負わずにガシガシ使えます。
使い勝手
本作には財布を留める仕掛けがありません。ホックやファスナーなどで完全に閉まるわけではないのです。このため、収納量が多い場合は三つ折りの状態から勝手に開いてしまいがち。これはこれで開きやすくて良いのですが、使わないときはパタンと閉じていて欲しいものです。
そこで、ヘアゴムをつけて使っていました。使うときにはゴムを外す手間が増えますが、それほど面倒には感じません。
ちなみに、ヘアゴムを無くさないよう、外したら手首に付けておくと良いです。
カード
プラスチックの厚みのあるカードが6枚余裕で入ります。旅行には十分すぎる収納量。カードポケットの素材がサラサラとしていて滑りが良すぎるため、カードが抜け落ちやすいのがちょっと心配です。ただ、折りたたんだ状態では落ちることはありません。
お札
お札の収納スペースがとても広いため見やすい。またサラリとした素材で、お札の滑りがよく、出し入れもしやすいです。とても使いやすいです。
小銭
小銭は収納スペースが小さく、使い勝手は良くありません。なんとなくお札を出しちゃう使い方だとキツイかな・・・。なるべく小銭から出すようにするとコインが溜まりませんね。財布が軽すぎるため、小銭が増えるとダイレクトに重さにつながります。身軽に持ち運ぶためにも、小銭から出すのがおすすめ。
あとがき
トレールワレットはわずか2,000円ほど。革財布よりずっと安価です。クオリティはお値段なりで、何万円もする革財布と比べるものではありません。高級感を求める財布ではありません。
旅行、登山、バーベキューなど、気軽に使いたいときに最適な財布です。さまざまな遊びのシーンで使える、おすすめの財布です。