本日ご紹介するのはBONAVENTURA(ボナベンチュラ)のiPhoneケース、『ノブレッサ ダイアリーケース 』。
特徴は以下のとおり。
- 手帳タイプのiPhoneケース
- 3つのカードポケット
- 2つのサイドポケット
- iPhoneのボタンが操作しやすい
- ノブレッサカーフを贅沢に使用
本ページではノブレッサ ダイアリーケースの使い勝手、特徴、メリット・デメリットを分かりやすく解説します。
大人のiPhoneケースをお探しの方に、おすすめの一品です。参考にしてみてください。
動画
使い勝手やノブレッサカーフの質感がわかる動画を作成してみました。
ラインナップ
対応機種
さまざまなiPhoneに対応しています。
- XR
- X/ Xs
- Xs Max
- 11 / 11Pro
新しいiPhone 13シリーズモデルもこちらでレビューしています。参考にしてみてください。
カラーバリエーション
ノブレッサカーフの発色の良さを楽しめる、全15色がラインナップされています。
外装と内装で異なる色の、2トーンモデルも展開されています。
使い勝手
ノブレッサ ダイアリーケースは「手帳タイプ」にカテゴライズされます。
iPhoneを使うときにはフラップを開く1アクションが必要だし、写真を撮る時にはフラップが邪魔に感じることもある。一方、iPhoneの全方位をカバーするため「iPhoneを保護すること」において、優れるケースです。
サイズは一般的な手帳タイプのケースと同じ。
素材は、ドイツ ぺリンガー社のノブレッサカーフ(詳細は後述)。微細なシボが並ぶ、端正な表情です。カラーは、トープを選びました。男女問わず使える、落ち着きのあるカラーです。ビジネスシーンに添えても違和感がありません。
フラップに芯材が入っているようで、カッチリとした質感になっています。美しい表情が歪まないようデザインされていますね。
外装はノブレッサカーフ1枚革の仕立て。つなぎ目がないから、どこに触れてもサラリとした質感を味わえます。
中のつくりは、一般的な手帳タイプのケースと同じ。
右側にiPhoneをセットするケースがあしらわれています。
ケースは特注なのかな。サラリとした質感で高級感があります。
ここにカチリとはめるだけ。
iPhoneの操作について
IPhoneを操作するボタンの周りが、大きくカッティングされています。
だから、操作感がバツグンにいい。
音量調整ボタンも、サイレント切り替えもカンタン。
電源ボタンも押しやすい。垂直なカッティングではなく、なだらかに加工されているため、指が自然とボタンに誘導される。ノールックで操作できます。
ケースにはめたまま、充電も可能です。
フラップ部の使い勝手
フラップには、5つのポケットが備わっています。
前面に3枚。奥まで差し込んだときに、カードが少し顔を出します。
ポケットはスリット構造でマチがありません。1ポケット1枚がおすすめ。革は伸びるため、無理したら2枚入れることはできるかもしれない。ただ、伸びた革は元に戻らないため、避けた方がいいです。
サイドポケットが2つあります。
奥まで入れるとカードが見えなくなるので、前面のポケットよりは使い勝手は劣ります。「あまり出し入れしないカード」、たとえばSuicaなどを入れておくといいでしょう。
サイドポケットのサイズは、ケースの縦とほぼ同じ。新幹線のチケット、領収書など「あとで使う大切なもの」を入れておくのにも最適なスペースです。
ポケットが多いので、入れようと思えばカード5枚ほど収納可能。ただし、おすすめしません。カバーが浮いてカッコ悪いからです。佇まいも美しくしたいのなら、カードは1枚か2枚がいいでしょう。
カードを入れていない状態でもカバーが少し浮いてしまうのだけど、これは気にしなくて良いです。革は少しずつ馴染んでスッキリと閉じるようになるからです。
「トゴ ダイアリーケース」でも同じくフタが浮いていたのだけど、1ヶ月ほど使用するとキチンと締まるようになりました。
特徴
ノブレッサカーフを贅沢に使用
素材はドイツ ぺリンガー社の、ノブレッサカーフ。
きめ細かやかなカーフに、格子状の型押しを施した革です。
光に当てるとシボが陰影を生み出して、微細な美しさが際立ちます。
型押しによる凹みは1mmに満たないのだけど、触れるとわずかな凹凸が実感できる。革特有のピタッと吸い付くような質感は控えめで、サラリとした触り心地です。
本作のような手帳型は、閉じているときも常に素材が見える。素材やデザインの良さが、上質さを決めるわけです。本作のように装飾のないデザインではごまかしが効きません。極めてシンプルでありながら満足感を得られるのは、ノブレッサカーフで勝負できるからです。
水やキズに強い
ノブレッサカーフは、キズが目立ちにくく汚れにも強い革です。
本作のノブレッサカーフは、さらに特別。
BONAVENTURAが特注したもので「ナノガラスコーティング」を施しているとのこと。より水分を弾き、さらに汚れや染みにも強くなっているとのことです。自動車ワックスなどで使われる撥水技術と同じなのかな。
3分ほど放置してみましたが、撥水した状態が続きます。
ノブレッサカーフを使ったアイテムをいくつか持っています。
それらと比べて、触り心地、表情の違いなどはほとんど分かりませんでした。
美しい表情がずっと続く
ノブレッサカーフは新品の美しさが長く続く素材です。
言い換えると、色・ツヤはほとんど変化しません。
これは好みが分かれるところですね。エイジングを楽しみたいなら、本作を避けた方がよいでしょう。
細部まで美しい
ケースは光沢のあるグロッシーなブラック。
iPhoneの美しいエッジと違和感なくマッチします。
iPhone収納ケースは金属のようなルックスだけど、金属ではありません。たぶん、プラスチックにコーティングを施したものです。
ケースの耐久性は高いですね。
同じ構造、同じパーツのトゴ ダイアリーケースも使っていて、50回以上付け外ししているのだけど、割れたりコーテイングの剥がれはありません。ラグジュアリーな見た目とは裏腹に、丈夫です。
ステッチは、革と同色。ノブレッサカーフの表情に溶け込むように馴染んでいます。主役である革を際立たせ、ステッチワークを主張しないデザインですね。
外装にロゴがないのも好感が持てます。美しいプロダクトに余計な装飾は不要です。ブランドロゴは内装に型押しが施されているのみで目立ちません。
パッケージ
BONAVENTURAの上質なパッケージは、本作でも健在。
箱を開けるときのワクワク感は、他ブランドの追随を許さないものがあります。
あとがき
上質感をウリにしたiPhoneケースは、いくらでもある。
しかし、トップメゾンも採用するノブレッサカーフを贅沢に使ったiPhoneケースはほとんどありません。
シンプルで美しい。それでいて、上品なiPhoneケースをお探しなら、本作は検討の価値ある一品です。
参考リンク
BONAVENTURAのレビュー記事です。