apple純正のiPhone7ケースを使っていて、だいたい半年ほど経ちました。
本ページではその使い勝手と特徴について、鋭くせまってみたいと思います。
流麗なプロポーション
個人的にはiPhoneって裸のままが一番カッコイイと思います。にも関わらず、私がケースを付けるのは、落としたときに壊したくないから。これに尽きます。iPhone6を落として画面を割った、あの残念な気持ちをもう二度と味わいたくないからです。
さて、iPhoneの魅力の1つは、そのプロポーションの美しさにあります。特に惚れぼれするのは、エッジのフォルム。
切り落とされたデザインではなく、Rを描くエッジは、アルミという金属でできているにも関わらず、どこから見てもやわらかく、どこにふれても優しいのです。
で、純正ケースの魅力は、この丸みのあるエッジを楽しめるように仕上げてきたこと。
革の風合いと相まって、とても上質な仕上がりとなっています。
使い勝手
画面On/Off
右側に、ボタンがあしらわれています。
触った感じ、おそらくプラスチック。しかし、メタリックな風合いに仕上げられているため、安っぽさはありません。
ケースなしのときと比べても、違和感なく操作できます。流石は純正。バツグンの操作感です。
音量ボタン
こちらもボタンが付いています。
操作感も申し分ありません。
マナーモード切り替え
こちらはくり抜かれたつくり。
ハッキリいうと操作しにくいです。ただ、個人的には切り替えることがあまりありません。月に1,2回ほどでしょうか。そのため、まったく気になりません。
iPhoneを傷つけないつくり
画面
iPhoneのディスプレイは、通称「ゴリラガラス」と呼ばれる、キズに強い素材です。また、美しい発色をそのまま楽しみたいので、私はフィルムは張りません。
で、本作の考えられているところは、ディスプレイより少しだけ高くカバーされること。
このため、画面を下に向けて机に置いたときも、ディスプレイと机が直接触れることがないのです。つまり、傷つきにくいんですね。
ただ、これは好き嫌いが分かれるかもしれません。というのも、ギリギリのラインのスワイプがしにくいのです。画面端の操作感はどうしてもダウンしてしまいます。
カメラ
カメラの出っ張りは、iPhone6からですね。個人的に、まったくイケてないと思うのですが、ケースを付けるとその出っ張りが無くなります。
机に置いたときにフラットになって、安定感があります。
カメラの凸が、何かに引っかかることもなくなるため、キズから守る効果もあるでしょう。
革の風合い
天然素材だらこその、やわらかく、味わい深い表情は、革製品の醍醐味です。
約半年使った様子がこちら。
顔料で仕上げられたものではないため、色が禿げたり、塗料が削れたりといったこともありません。量産品でしょうから、決して高価な皮革が使われているわけではないのでしょうが、ツヤも出てきました。
ぶつけたり、ツメで引っ掻いたりしているため、小さなキズはどうしても付いてしまいます。それでも「安っぽい」と思わないのは、タンニンでなめされた本当の革だからですね。
エッジには凹みがあったりするのですが、それだけiPhoneをガードしてくれた証拠です。
あとがき
iPhoneのケースは、山のようにあるので、なかなか選ぶのが大変だと思います。
そういった中で、安くて、革製で、そこそこちゃんとしたものをセレクトするなら、apple純正のiPhoneケースは一考の価値ある1品です。
奇をてらっていないデザインは面白みにかけるように思いますが、シンプルだからこそ長く愛用できるはずです。