腕時計の革ベルトとはなにか。金属ベルトとの違い、メリット・デメリットにせまる

腕時計のベルトが金属製の場合、そのまま使い続けることが多いのではないでしょうか。だけども、ぜひ革ベルトへ交換してみてほしい。

本日は、腕時計の革ベルトの魅力について紹介します。

金属ベルトと革ベルト。使い比べてみてわかった、革ベルトの醍醐味、メリット、デメリットなどに鋭く迫ります。

腕時計の革ベルトに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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金属ベルトの特徴

金属ベルトの素材は、ステンレスやチタンです。
錆びにくく、匂いもつかない。たまに水洗いしてあげるだけで、汚れが目立つことこともない。とにかくメンテナンスがカンタンです。

金属ベルトでは「コマ」と呼ばれる5〜10mmのパーツで構成されています。コマ数を調整することで、ほぼ思い通りの長さに調整可能。

時計によってケースサイズは違う。さらに手首の太さも人それぞれ違うのだけど、ほぼすべての人にフィットするのは、コマ調整できるから。これは金属ベルトの長所です。

高価な時計ほど、金属ベルトの作りもよくなります。
たとえば、コマが3列に別れて、それぞれが微妙に動く。だからフィット感が良い。

腕時計メイカーは、用途とケースデザインにマッチしたベルトを標準装備しているわけです。例えば、ダイバーズウォッチなら、スポーティーな仕上がりですね。

つまり、標準の金属ベルトで、十分に使える。

ただ、カチッとしすぎていて、なんと言うか「遊び」がないのです。
ずっと付けていると飽きて、他の時計に目移りするかもしれない。

そんなときこそ、革ベルトへの交換をおすすめします。

革ベルトの特徴

革の表情を楽しめる

金属とは全く異なる表情です。
ハリのある質感、微細な光沢は革の醍醐味といえます。

白×黒のコントラストが強い組み合わせにすると、クラシカルな装いになりますね。フォーマルには革ベルトがふさわしい。と言われるのも納得です。

金属ベルトのときはキリッ、カチッとした装い。

たとえば、ブラウンの革ベルトに変更すると、どこか柔らかな印象になる。

こういったルックスの変化を手軽に楽しめるのも、ベルト交換の醍醐味です。特に革ベルトは、革の種類、色によって100種類以上ラインナップされています。お気に入りがきっと見つかるはず。

伸縮に弱い

腕時計の革ベルトは、10年使うことはできないそうです。そういった意味では、革ベルトも嗜好性の高いアイテムと言えます。

強固な素材だけど、折り曲げに弱い。付いてしまったクセはもとに戻らないし。ひび割れてしまった表情が、スムースに戻ることもない。新品のときの端正な美しさをずっと保つことはできないのです。

特にバックルピンを留める穴のまわりは、着脱のたびに「伸縮・曲げ」を繰り返すため、ダメージが顕著に表れるポイント。ひび割れが起きることも多く、完全にちぎれる前に交換しなくてはいけない。

ちなみに、革ベルトの寿命を延ばすバックルが、「Dバックル」です。
穴の位置を固定したまま着脱できるので、革の伸縮を最小限になる。結果、ダメージが激減し、ベルトの寿命を伸ばすことができるのです。

汗をかいたときも気持ちよく装着できる

革ベルトは吸水性があるため、手首から出た汗を吸い込んでしまいます。
この吸水性があるからこそ、革ベルトは快適なのです。

金属ベルトの場合、ベルトと皮膚の間に汗が溜まり、じっとりと汗がまとわりつく状態になる。密着しているから乾きにくく不快なのです。

汗に弱い

革の吸水性は、装着時の気持ちよさの点ではプラスです。

一方、革は、水・塩・アンモニアに弱い。劣化してしまいます。

1日の終わり。時計を外したあとは、裏面を固く絞った布でサッと拭いてあげることで、塩分が緩和されるそうです。乾拭きするだけでも、皮脂が除去されるのでグッと長持ちするはず。

お気に入りの革ベルトを長く使いたいなら、ちょっと手間をかけてあげましょう。

安くはない

革ベルトがはじめてなら、その値段の高さに驚くかもしれません。

しかし、時計ベルトが高価な理由は、細部の仕上げを見ればすぐに分かります。

端正なステッチ。

磨かれたコバ。

幅わずか20mm弱の小さなレザープロダクトに、革職人の熟練技術がギュッと詰まっているのです。

日本では、素材の値段より、プロダクトを作る技術、制作時間にずっとコストがかかります(職人さんのお給料につながる)。モノづくりを生業とする人なら、納得できるはず。

あとがき

なぜ金属ベルトから、「革ベルト」に付け替えるのかというと、革にしか出せない表情があるから。趣がガラリとかわるから。これに尽きます。

高価な時計をいくつも購入することは難しいはず。
そういったときにも、ベルトを交換することで、気分を変えることができます。

まずは一本、革ベルトを試してみてはいかがでしょうか。

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