国立商店 ブライドルレザー X パラフィン帆布ポーチのレビュー

東京の革工房、国立商店のアイテムを購入しました。

『ブライドルレザー x パラフィン帆布ポーチ』をご紹介します。

まずは、ざっと特徴をピックアップ。

  • ファスナータイプのポーチ
  • 2〜3の小物をひとまとめにできる
  • バックインバックに丁度いいサイズ感
  • 上質なブライドルレザーを贅沢に使用

小さなポーチをお探しなら、参考にしてみてください。

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スペック

ブランド国立商店
商品名レザー x パラフィン帆布ポーチ
用途サブ
価格(税込み)4,989円
収納力★★☆☆☆
お札入れの数-
お札の枚数-
コインの枚数-
カードの枚数-
寸法W185 × H135 × D14mm
重量-
素材ブライドルレザー × パラフィン帆布

使い勝手

表面は、ブライドルレザー。かっちりとしたハリ、サラリとした質感は触れていて気持ちいい。決して大きくはないのだけど、片手で掴むには難しいサイズ感です。

裏面の素材はファブリック。パラフィン帆布(はんぷ)という生地だそう。

ざっくりと荒い質感ですね。ブライドルレザーとは見た目・質感がまったく違うので、コントラストが楽しめます。ステッチがあるのは、内装にポケットが縫い付けられているから(後述)。

本作にはマチがありません。スッキリとしたスリムなフォルムです。

ファスナーは、あまり高級感はありません。本作は5,000円ほどのプロダクト。高価なパーツを使えるわけがないのです。

ファスナートップは小さくて、ちょっと掴みにくい。

でも開閉はスムーズです。信頼のYKKです。

開くとこんな感じ。

マチがないからガバっと開くことはできません。サイズいっぱいに詰め込むと中のアイテムは取り出しにくいです。ギュウギュウに収納するのはやめましょう。

L字ファスナータイプになっていたら、もっと使い勝手が良くなると思うのだけど、手間がかかるでしょうから、お値段も上がるでしょう。

内装には、サイドポケットがあしらわれています。こちらも外装と同じ、ブライドルレザー。贅沢なつくりです。

写真が撮れなかったのだけど、ブライドルレザーの裏面は、手触りのよい生地が裏張りされています。黒い生地のため、汚れも目立たない。サイドポケットのブライドルレザーも、同じく裏張りされています。

革は弾性のある素材だから、クッション性がある。外部からの衝撃に強いから、そのままでもポーチの素材としてふさわしいはずです。ただ、床面は繊維がむき出しになるから、あまりルックスがよくない。

本作は、ちゃんと裏張りしてあるので満足感があります。お値段以上に手間がかけられていてスゴイ。

収納力

例えば、こんなアイテムが無理なく入ります。

「持ち歩きたいけれども、使わないかもしれないアイテム」を入れるのに最適です。

もちろん、こういったガジェットに限りません。
小さくてカバンの中でどこに入れたか分からなくなるもの。香水、ハンドクリームなどを入れてもいいでしょう。

このサイズ感が、ちょうどいい。アークテリクスのアロー22のように大きなカバンだと、小さいアイテムを入れるが苦手だからです。そんなときに、本作のようなポーチは最適ですね。

サイドポケットには詰め込みすぎ無いほうがよいです。マチがないから、厚みのあるアイテムを入れるのは苦手。

リップクリームとハンドクリームを入れてみると、サイズ的にはいけるけど。

ポケットが膨らんで、メインコンパートメントが圧迫されます。

これだと、ファスナーが閉まらない。

カードケース、モバイルバッテリー、ケーブル、リップクリームなら、ちゃんと締まります。

収納するとこんな感じ。背面はポコッと出てしまいますね。やはりサイドポケットには厚みのあるアイテムを入れない方がスッキリします。

特徴

最高級のブライドルレザーを使用

表面に使われる皮革は、ブライドルレザー。英国生まれの皮革です。
ブライドルレザーは、いくつかの著名なタンナーが作っています。

  • セドウィック社
  • ベイカー社
  • トーマスウェア社

本作はトーマスウェア社のもの。100年以上の歴史を持つ、英国の老舗タンナーです。

薄く梳かれているようで、ブライドルレザーの財布のような堅牢さは控えめ。ただし、カッチリとした質感は健在です。

表面に見える白い粉のようなものは、ブルーム。ブライドルレザーを仕上げるときに革に浸透させたロウ成分が表面に浮き出ているものです。

表面に出きっていないブルームもあるので、指で触れたくらいでは落ちません。スーツなど濃色の服を着ていると、付着することもあるので、ちょっと注意ですね。

ブルームが気になるなら、ブラシで払えば一気に落とすことができます。粉が舞い上がるかもしれないので、新聞紙などのうえでやりましょう。

ブルームの霧が一気に晴れ、瞬く間に締まった表情になる。この体験は、新品のときにしか味わえません。以下は、別アイテムですが、トーマスウェア社のブライドルレザーです。

もちろん、わざわざブルームを落とさなくても、普通に使うことで自然と落ちていきます。これはこれで、ゆっくりとした変化を味わえます。

中央にあしらわれたステッチは、デザイン的にも面白いですね。丸みのあるエッジとストレートラインが、コントラストを生んでいます。

トーマスウェア社のブライドルレザーは高価なのですが、本作は5,000円ほどと非常にリーズナブルです。

国立商店は本作以外にも財布や、macbookのカバーなどを仕立てているのだけど、そういったプロダクトで余った革を本作に用いているのかもしれません。でないと、こんな安価に発売できないと思う・・・。

丸みを帯びたデザイン

ルックスも惹かれたポイントのひとつ。

エッジが丸みを帯びていますよね。

優しい印象を受けるデザインです。もちろん、手当たりもいい。

ブライドルレザーのプロダクトは、ソリッドなデザインが多い。カチッとした装いのものがほとんどなのです。
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そういったアイテムと比べると、本作はかなり珍しいフォルムです。
革は硬いのに、フォルムが丸みを帯びているため、どこか柔らかな雰囲気です。

パッケージ

まず、届いたときに嬉しかった。

印刷された一枚の紙。これだけで、ちょっとうれしい。

パッケージは簡素な美しさがあります。信頼のMade in JAPAN.

トーマスウェア社のブライドルレザーが使われていることの証明です。

オイルレザー独特の香りがしてくる。革製品を買ってよかったと思う時間です。

さらに、ケアの説明書。

革製品は嗜好品です。特に本作のように高価な革は、マニア受けはするけれど、一般受けはしない。その理由には「高い革を買ってもケアがよくわからないから不安」なのもあると思うんですよ。

そして、初心者にもわかるようにケア方法を伝えるのは、プロダクトの売り手の役割だと思うのです。紙一枚で、安心できるわけです。

パッケージには、それほどコストはかかっていないと思うのだけど、十分に満足感がある。買った人への気配りが、ちゃんとカタチになっているからです。

あとがき

「はじめてのブランド」のアイテムは、実際に見て購入したいタイプですから、実店舗を持っていない国立商店の本作を買うときはドキドキしました。でも、買ってよかった。

安価なプロダクトだから、細部の仕上げ、パーツには限界があるのだけど、上質な素材、独特のルックスが素晴らしい。

ちなみに、国立商店は、本作以外にもブライドルレザーのアイテムをラインナップしています。私のようにApple製品や、ガジェットがお好きなら、国立商店は要チェックです。

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