WILDSWANSの最小ボディバッグ ピストのレビュー。その使い勝手と特徴について

DSC06737

12/17まで。WILDSWANSの正規販売店COLLECTORS。2点購入で3,000円Offのキャンペーン中。限定カラー もラインナップされています。

11/30まで。WILDSWANSのカバンを取り扱うTORATOでは、Amazonギフト券での10%キャッシュバックキャンペーン中。詳細はこちら

春になると、少し幸せな気分になれます。
お気に入りのバッグ、ピストを使えるシーンが増えるからです。

ピストは、WILDSWANS最小のボディバッグ。その美しいデザインに惹かれて購入し、1年ほど愛用しています。

本ページでは、ピストの使い勝手や特徴、メリット・デメリットを紹介してみます。

ピストを一言で表すなら「大人にふさわしいボディバッグ」といったところでしょうか。
上品でコンパクトなボディバッグを検討中なら、きっと気に入るはずです。
ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

使い勝手

ピストは「最小限の必需品を持ち運ぶこと」を得意とする、ボディバッグです。
ユニークなフォルムに目がいきがちですが、その真髄は「使い勝手の良さ」にあります。

ここでは、実際に使ってみて気づいたことをご紹介します。

アイテムの収納

DSC06723

カバンを覆うフラップを、革のベルトで留めるデザイン。
開くときは、この剣先を抜きます。

ベルトループによって、しっかりとテンションがかかっているため、勝手に抜けることはありません。
DSC06743

ちなみに、ベルトループのコバでさえ、美しく仕上げられています。こういったところに、WILDSWANSの美しさへの執念を感じますね。たまりません。
DSC06744

フラップを外すと、シルバーに輝くファスナーが目に入ります。
YKKの最高峰ファスナー、エクセラです。スムースに開閉できるのはもちろん、細部まで研磨された美しいファスナーです。
DSC06730

バッグの中はこんな感じ。
WILDSWANSではお馴染みの生地ですね。ハニカム状のデザインは高級感があり、サラリとした質感です。
DSC06731

カバン中は、メインポケットが1つとサイドポケットが1つ。
とてもシンプルなつくりです。

さて、気になる容量ですが、
マチと横幅は、500mlのペットボトルが1本入れるとジャストくらい。
浅めのポケットですから、2本は入りません。

DSC06732

WILDSWANSのアイテムで満たすなら、

  • クリッパー
  • タング
  • グラウンダー

この3つを入れて、少し余裕があるくらい。

さまざまなアイテムを置いてみたので、サイズ感のイメージをつかんでみてください。
DSC06734

上の段が、カードケースとキーケース。厚さ1〜2cmのアイテムです。
下の段が、パームグラウンダー。こちらは2〜2.5cmほどの厚みがあります。

このすべてを入れてみました。

DSC06737 DSC06736

小さな革のアイテムが好きで、いくつも持ち歩いています。私と同じような使い方をするなら、3つ〜4つほどのアイテムを収納できるとお考えください。
まさに、ジャストサイズ。カバンとしての使い勝手を考えると、これ以上はキビシイです。さらにアイテムを収納するなら、ポケットティッシュやスマートフォンがやっと入るくらい。

ちなみに、ウェーバーなどの長財布も、ちゃんと入ります。

次は、サイドポケットについて。
身体に接する側に、あしらわれています。マチの無いポケットですから、小さなアイテム、例えばタングやクリッパーなどが納められるほとのサイズ感です。
p4


ピストは、たくさんのアイテム、大きなものを詰め込むことは苦手です。
例えばiPad Mini、厚みのあるお弁当箱などは収納できません。

コンセプトは「最低限の必需品を、ミニマムに持ち運ぶこと」といったところでしょうか。ミニマムなデザインに抑えたからこそ、コンパクトでスタイリッシュなフォルムに仕上げることができたんですね。

ちなみに、もう少したくさん運びたいなら、「リジット」を検討してみても良いかもしれません。
ピストと同じ素材、シュランケンカーフが使われたボディバッグで、より多くのアイテムを収納できるようにデザインされています。
ただし、たくさん運べるようになった分、サイズも大きくなります。(主観ですが、)スタイリッシュさではピストの方が優れていると思います。

美しいルックスを求めるなら、ピストを。
収納力を求めるなら、リジットを。といったところでですね。

どんな人にもピタリとはまる、無段階のベルト

ピストはボディバッグですから、斜めがけして身につけます(これは一般的なボディバッグと同じですね)。

身体にかけるショルダーストラップの長さを、自由自在に変えられるのもピストの特等です。

サイズを調整するための穴がありません。
ダブルループ構造になっていて、長さを自由に変えられるのです。

DSC06739 DSC06740

服装も軽快になる春から夏は、身体にフィットするように短めに。
コートなどを着る秋から冬は、すこしゆったり目に。
家族や恋人と兼用するときは、使う人の体型に合わせて。

といったように、いつでも、誰にでもフィットするカバンなのです。

身体にフィットし、ズレにくい

パット見は、革でできたストラップですが、裏側(身体に接する面)は、生地でできています。
DSC06741

あえて生地を使うことで、身体への当たりが優しくなるのと同時に、すべり止めとしても役立ってくれます。ホント、よく考えられています。どんなシーンでも、身体にピタリと気持ちよくフィットするようにデザインされているんですね。

個人的に、このありがたみを一番感じるのが、自転車に乗っているときです。

自転車に乗る人はイメージしやすいと思うのですが、ライド中は身体が左右にブレるので、前の方にカバンがズレてきて、カバンがプラプラとしてしまいます。これがモノスゴク不快です。(私は、ママチャリよりもずっと前のめりになるロードバイクに乗っているので、より一層カバンのズレが気になってしまいます。)

p3

ピスト(PISTE)とは、フランス語で「舗装された道」を意味するそう。その名が示すとおり、サイクリストにも使い勝手の良いカバンです。

身軽さと、使い勝手の良さ

ピストは、どんなシーンでも邪魔になりません。

身軽に・気軽に持ち出せるのはもちろん、他の人に迷惑をかけないのも気に入っているポイントです。
例えば、電車やバスなどの狭い空間で、バッグを身体の前に持ってこなくても気になりません。これはコンパクトなピストだからこそ。バックパックではこうはいきません。

アイテムを出したり仕舞ったりするときは、ストラップをずらして身体の前にカバンを持ってくるのですが、小さなカバンですから取り回しが楽です。

ご紹介したとおり、ピストの収納力は高くありません。
深さも、マチも少ないカバンだからこそ、ファスナーを開けたときに、アイテムがどこにあるか一目で分かります。

ピストを取扱いサイトで見てみる

特徴

大人にふさわしいデザイン

正直、サイクリストのためのカバンを作るブランドはたくさんあります。
例えばティンバック2や、クロームが有名ですね。容量や防水性に優れたカバンは、すでにあるわけです。

ただ、そういったサイクリスト向けのカバンのほとんどは、スタイリッシュではありません。
「たくさんのモノを効率的に運ぶこと」には優れていますが、大きくて重たいものばかり。一言でいうと、野暮ったいのです。

そういったものと比べると、ピストは別格。小さくて、軽くて、美しいボディバッグです。

DSC06736

DSC06738

無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインは、WILDSWANSの得意とする意匠ですが、それはピストでも存分に活かされています。

シュランケンカーフの美しさを最大限に活かすためでしょうか、ブランドロゴさえ取り除かれています。素材とフォルムで勝負できるボディバッグに、余計な装飾は必要ないんですね。

ジャケットスタイルに添えても違和感が無く、エレガントに演出してくれるボディバッグは、ピストだけでしょう。まさに、「大人にふさわしいボディバッグ」なんですね。

シュランケンカーフの、美しさと丈夫さ

流麗なプロポーションにも目が行きがちですが、その美しさを引き立てているのが、シュランケンカーフという革です。(ドイツシュリンクとも呼ばれています)

シュランケンカーフは、ドイツの名門タンナー、ペリンガー社の代表作です。

エルメスをはじめとするトップメゾンでも使われています。
シュランケンカーフを使った、フォセットミニやピストは女性にも人気とのこと。これは、エルメスをイメージするからかもしれませんね。

その特徴は、何と言ってもバツグンに美しいシボ。
DSC06724
この自然で繊細なシボは、薬剤を使ってギュッと収縮(シュリンク)させることで生み出したもの。(革が縮むので、一頭から採れる面が少なくなります。これもシュランケンカーフが高価な理由です。)

パット見は、「型押しレザー」と同じように見えてしまうかもしれませんが、
機能的にもダンゼン、シュランケンカーフの方が優れています。

シュランケンカーフは見た目のとおり、やわらかな素材ですが、革のハリ感もしっかりとあります。ギュッと握ると、確かな弾力があって、フンワリと元の姿に戻ります。押しつぶされても、へっちゃらです。

これは密度の高い、シュランケンカーフだからこその特徴です。

水にツヨイ

シュランケンカーフは水への耐性が抜きん出ています。

ほとんどの革は、水滴が付くと吸収されて、それが染みになったりしてしまいます。
対するシュランケンカーフは、水が浸透しにくいのです。

ピストにシュランケンカーフが使われているのは、この「水にツヨイ」特徴があるからでしょう。気負わずに使いたいボディバッグに、ピタリとハマる素材です。

自転車に乗っていると、急に雨に降られることはさけられません。
そんなときもピストなら大丈夫。
雨が入り込んでしまうファスナーも、シュランケンカーフのフラップでガードできるのです。ファスナーだけでは、雨に降られたときに水が侵入してしまいます。これをガードし、かつ美しいデザインとなるようにフラップが活かされています。

DSC06729

美しさと実用性を備えた本作は、まさに機能美の集合です。

キズにもツヨイ

シボによる凹凸のおかげで、キズが付きにくいのも嬉しいポイントです。

シュランケンカーフの凹凸と、柔らかな弾力が衝撃を吸収してくれるので、「キズ」が付きにくいのです。(もちろん、シボによってキズがそもそも目立ちにくいというメリットもあります。)

ピストはつねに身につけておくカバンです。知らず知らずのうちにモノとぶつかることが多いのですが、一年ほど使った私のピストの表面には、目立つキズが一切ありません。

豊富なカラーリング

ビビッドなカラーの美しさもシュランケンカーフの醍醐味です。

ピスト カラーリング

出典:WILDSWANS公式サイト

この美しい色合いは、染料と顔料のハイブリッド仕上げによるもの。

ミネルバなどは、革の中までしっかりと色を染み込ませる仕上げ(染料仕上げ)。この方法では、どうしても色ムラができてしまいます。(これはこれで、風合いが豊かで美しいと思うのですが)

もう1つの染め方は、革の表面に顔料を載せる仕上げ。均一な色味に仕上がりますが、のっぺりとした印象になりますし、ひび割れが起きやすいのです。

シュランケンカーフは、この2つの方法を、両方とも使っています。
染料で、革の中まで色をつけ、その後、顔料でうっすらとコーティングしているようです。
結果として、繊細でビビッドなカラーの革が生まれるんですね。

たくさんのカラーがラインナップされているのですが、どれもシュランケンカーフならではの鮮やかな色合いです。あなたのお気に入りも、きっと見つかるはずです。

あとがき

シンプルなデザイン、美しいプロポーション、上質な革でできていること。これらを条件にボディバッグをセレクトするなら、ピストがNo1だと思います。

あらゆる空間に映える、まさに「大人のためのボディバッグ」として、とても優秀です。

ピストを取扱いサイトで見てみる