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ポーター フリースタイル 長財布のレビュー。お金もカードもたくさん収納できる、

ポーターのフリースタイルシリーズ 長財布を購入しました。ご紹介しましょう。

特徴は以下のとおり。

  • 長財布
  • お札、コイン、カードをたくさん収納できる
  • カード、お札が使いやすい
  • 水・傷に強い素材

本ページではフリースタイル 長財布の使い勝手、特徴、メリット・デメリットについて分かりやすく解説します。

スペック

ブランドポーター
商品名フリースタイル 長財布
収納力★★★★★
お札入れの数2
お札の枚数25
コインの枚数20
カードの枚数12〜18枚
サイズW208×H89×D30mm
重さ153g
素材高密度キャンバス

カタチ、構造

本作は長財布です。男性の手で持ったサイズ感は以下のとおり。長財布の中でもけっこう大きめ。カバンに入れて持ち歩くサイズ感ですね。

素材は革ではありません。キャンバス帆布をポリウレタンでコーティングしたもの。ポーターフリースタイルの独自素材です。

背面にファスナーポケット。コインを収納できます。カードも入るけど高さがギリギリのため、コインの収納とした方が良いです。

ファスナーはYKK。引手が大きくつかみやすい。スライダーもスムーズに動きます。

フロントにはダブルホック。ホックの頭はマットなシルバーです。タンカーシリーズのように着色されていなくて素の金属のような感じ。素朴で目立たない。ハゲや傷にも強そうです。

ホックは日本のHASHIHATOです。

ホックの間隔が広いため、1つずつホックを開く必要があります。財布を開くには2アクション必要ですが、しっかりと閉まる安心感があります。

ホックを開くと、手前に2つのカードポケット。

中は、こんなかんじ。お札とカードのすぐにアクセスできるようになってます。

内装の素材は帆布。サラサラしています。フリースタイル長財布は(ポーターの中では)安価なシリーズですが、きちんと内側も作り込まれているので、安っぽさを感じません。

中央のスペースは、両マチになっていてガバっと開きます。こちらにお札などを収納。手前と奥に、カードポケットが2つずつ。合計4つ。

手前にフリースペース。

奥手にはファスナーがあって、中にコインを収納できます。ファスナーの色はマットなシルバーです。素材はアルミかな?耐食性に優れるし、軽い。ものすごくスムーズに開閉できます。

リングがひとつ。ウォレットロープをつけても良いですね。

フリースタイルの正面にはお馴染みのポーターロゴ。とにかく目立ちます。ポーターは全部このタグというわけではありません。ウォールやカレントのように控えめなものもあります。ここは好みが分かれるかな。

使い勝手

カード、お札、コインの使い勝手を解説しましょう。

カード

合計6箇所のスペースがあります。1ポケットに厚みのあるクレジットカードでも2枚入る。つまり、フリースタイルにはカード12枚を収納できます。薄いカードなら3枚入るので、18枚。

もっともアクセスしやすいのは手前。財布を開いてすぐに取り出すことができます。

幅が広いため、厚みのあるプラスチックカードでも2枚収納することができる。ただ、2枚重ねるなら、後述するポケットのほうが良い。カードを重ねると選別に手間取ります。このポケットはフリースタイル長財布で一番使いやすいので、よく使うカードを1枚ずつ入れたほうが使いやすいです。クレジットカードやよく使うポイントカードを入れるのがおすすめ。

開いて、奥手のポケット。こちらも厚みのある、エンボス加工されたクレジットカードでも2枚収納できます。

手前にお札が入っているとカードが隠れてしまいますが、

お札を寄せれば問題なし。カードが見え、出し入れできます。

内側手前のポケット。こちらも2枚ほど重ねて入るサイズです。財布の向きからすると、もっとも見にくいポケットになる。あまり使わないカードをこちらに入れましょう。免許証や保険証などですね。

お札

2箇所に収納できます。

マチありのスペース

こちらはマチがあるため、出し入れしやすいです。ガバっっと開くから見やすく、数えやすい。

たくさん入る。20枚は余裕です。収納スペースが広いので、お札が揃ってなくても適当に突っ込んで収納できる。

数えやすくて、取り出しやすいです。

ただ、カードが隠れてしまう。お札の枚数が少ないなら、マチなしのフリースペースに収納したほうがよいでしょう。

こちらはレシートなど入れてもよいかも。ポケットがあるからと無理に入れる必要はないです。何も入れない場合、カードが見やすく、取り出しやすいですね。

マチなしのポケット。

こちらに10枚は収納できる。マチがないため、もう1つのポケットと比べるとちょっと入れにくい。とはいえ、一般的な長財布より横幅が広いため入れやすいです。

マチがないため、キチッとお札が入ってじゃまにならない。こちらのほうがスッキリとします。10枚くらいなら、こちらに収納したほうがよいでしょう。

コイン

2つのポケットに入れることができます。

外装のポケット

幅広のファスナー。片側にマチがある構造。内装の生地が明るい色ですね。

こういったポケットはほとんどが使いにくいのだけど、フリースタイル長財布の場合は横に長いため、コインが入れやすいです。

やわらかなポケットが広がるため、見やすい。

取り出しやすいです。

1箇所に固まると、ポコっと膨らんでしまうのだけど、

財布を振ると、コインが均されて平坦になります。

お財布を開かず、コインだけ出し入れできるのも良いですね。

内側のポケット

内側のファスナーポケットはマチがありません。こちらにも入れることができる。こちらの方が入れやすい。流し入れることができる。

内装の生地が茶系のため、汚れなさそうで良い(明るい内装だと、コインからでた金属粉によって汚れて見える)。ただ、暗い色だからコインが見にくいのですよね。ここはトレードオフ。

ポケットが深いのでたくさん入るのだけど、取り出しやすいとは言えない。外側のポケットの方が、コインが取り出しやすいと思います。

貴重品とか、新幹線のチケットとかでしょうか。

最大収納時の使い勝手

お札25枚、カード12枚、コイン枚を入れてみました。これだけ入るのは長財布だからこそです。

たくさん入れると厚みが出るし、重くなる。これは避けられません。軽く持ち歩きたいなら、なるべくコインを少なくするように支払いましょう。

特徴

高密度キャンバス素材の財布

フリースタイルシリーズの特徴が、この素材。高密度キャンバスです。キャンバス素材にPUコーティングを施したもの。ハイブランドでも採用していたりしますね。

やわらかくしなやかな素材。サラサラとしていて手触りがよいです。

帆布でもない、革でもない。不思議な生地感。中にアイテムを入れるとしなやかに曲がるのですが、立体感が生まれます。ウォールシリーズやカレントシリーズのような高価なラインと比べると高級感があるとは言えません。が、そもそもフリースタイルは高級感をウリにしたシリーズではありません。素材の高級感を求めるなら、フリースタイルは合わないかもしれません。

表面がコーティングされているため、傷・水に強いです。濡れても浸透しにくいので、シミになりにくい。気軽にガシガシ使える素材です。

クオリティ

コバ

ヘリ返しで作られていて、生地の断面が見えません。つまり、ほつれなどが起きにくい。

ステッチ

ミシン縫い。ダブルステッチが珍しいですね。キレイに縫われていると思います。

あとがき

フリースタイル長財布はたくさん入って、使いやすい財布です。お値段は1万円強とポーターの財布のなかでは安価なほう。革ではありませんし、クオリティも最高とはいえませんが、つくりはしっかりとしていますし、ラフに扱えるのも良いでしょう。