ALBERTE by YUHAKUは、YUHAKUプロデュースの姉妹ブランド。
機能性が高く、個性的な財布をリリースしています。
YUHAKUとの違いや、ALBERTEだけの独自性をご紹介します。
YUHAKUについて
YUHAKUはグラデーション染色を施した革製品で有名です。
美しいその色はYUHAKU以外には表現できない職人の技です。
YUHAKUはさまざまな形・素材を利用した財布をリリースしています。
そういった中で新たにALBERTEというブランドを立ち上げました。
ALBERTEは「発明」をコンセプトとするブランド
なぜYUHAKUがある中で、別ブランドを立ち上げる必要があったのでしょうか。
すでにYUHAKUでリリースされている財布と同じものを作っても意味がありません。
その答えは、ALBERTEが掲げるコンセプトと、発表されたアイテムを見ると明白です。
ALBERTEのコンセプトは「発明」です。
事実、ALBERTEブランドで発表されたすべてのアイテムは、YUHAKUとは違う形と特徴を持っています。
詳しく見てみましょう。
ALBERTE SOLEシリーズの特徴
2016年時点において、ALBERTEはSOLEシリーズのみをリリースしています。
このシリーズの財布に共通するのは「薄さ」。
SOLEシリーズを代表する束入れはわずか8mmです。
その外観は、YUHAKUだけでなく他のどのブランドの財布とも異なります。
表面に見える独特なカッティングからはスタイリッシュな印象を受けますが、表裏で異なるバイカラーからはやわらかな感じもします。
アイテムに共通する薄さは、ジャケットの内ポケットに快適に収まる薄さです。
最も厚みのあるラウンドファスナー束入れで、厚さ15mm。YUHAKUのどの財布よりも薄く仕上げられています。
機能面の「発明」も独特です。
これまでの財布に必要不可欠だった、「財布を開く」という所作を排除した作りになっています。
札入れには、フラップやボタンは無く、両端からのテンションで留める作り。
これで落ちたりしないんですね。
独特なカッティング。実はカードポケットです。
こちらも、カードを使うのに「財布を開く」動作は必要ありません。
極薄であること、特徴的なカッティングが施された外観。
これらは装飾だけのデザインではありません。
目を引く全てのポイントが、「機能として働く」のです。
現金だけでなく、さまざまなカードを利用するようになった今日、財布に求める潜在ニーズも変わってきているわけで、その新しいカタチをALBERTEは提案しています。
もちろん、YUHAKU同様、細部の丁寧な仕上げは見事です。
小さなボディの各所に、余すこと無く機能美が組み込まれています。
YUHAKUは色の美しさという点で、唯一無二の「装飾」をデザインしています。
一方、ALBERTEは既存の財布の「課題の解決」をデザインする挑戦的なブランドといえるでしょう。
財布の機能そのもの。本質的なデザインを再発明するのがALBERTEなのです。
他と違うデザインを求める人だけでなく、
「これまでの財布」を使ってきたすべての人に、もっと使いやすい方法があるよ。と提案しているのです。
特徴的なバイカラーが気にいるかは人それぞれだと思います。
ですが、ALBERTEは「発明」をコンセプトとするブランドです。
ちゃんと黒単色のモードな雰囲気のバージョンも続けてリリースしてくれました。
色の好みは人によって違います。
「装飾」への好き嫌いで、発明した財布への興味を削がせるようなことをALBERTEはしないのです。
ALBERTEは、これまでに無い財布をリリースしてくれました。
今後の商品にも期待が持てる大注目のブランドです。