これが、とても機能的で使いやすい財布のでして、それ以来、ALBERTEに注目していました。
今回、ALBERTEのラウンドファスナー束入れを手に入れました。なお、名前は"ラウンドファスナー"ですが、L字ファスナーのお財布です。
お世話になっている女性へのプレゼントとして購入したのですが、ファッショナブルなデザインと、使い勝手にとても喜んでもらえました。
カンタンに特徴をまとめるとこんな感じです。
- カードがダントツに使いやすい
- 美しく、気品のあるデザイン
- L字ファスナーによる、スタイリッシュでスリムなボディ
本ページでは、その魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います。美しく、機能的なデザインは唯一無二。ALBERTEだからこそのユニークな仕上がりとなっています。
ぜひ参考にしてみてください。
財布の仕様
ブランド | ALBERTE |
---|---|
商品名 | ラウンドファスナー束入れ |
収納力 | ★★★☆☆ |
お札入れの数 | 2 |
お札の枚数 | 30 |
コインの枚数 | 15 |
カードの枚数 | 10 | サイズ | W188×H103×D15mm | 重さ | 97g |
素材 | 牛革 |
ラウンドファスナー束入れは、ALBERTEの中で最も収納力のある財布です。
もちろん、ALBERTEの特徴である薄さも追求しています。
なんと、わずか15mmの厚み。一般的な長財布より5mm以上、ラウンドファスナータイプの財布より10mmほど薄いです。
そこそこ入って、薄い財布を求める方にオススメの一品です。
取扱いサイトでALBERTEラウンドファスナー束入れを見てみる
使い勝手
男性の私が手に持つとこんな感じです。
15mmのスリムな形と97gの軽さのため、持つというより支えるといった表現が近いと感じます。
カード
財布の外のカードポケット
目を惹くV字のカッティングはカードポケットです。
V字にカッティングされた部分から、カードが少し顔を出すデザイン。
親指を滑らせることで、カンタンにカードを取り出せます。
財布の外から直接カードが使えるというデザインの発送は、ALBERTEの代表的な意匠です。
「カードが抜け落ちるのでは?」と、不安に思われるかもしれませんが、カードは折り重なるようにステッチされた2枚の革で、しっかりと支えられています。抜け落ちる心配は不要です。
また、カードは重ならないようにポケットが配置されています。
厚みを最小にしているんですね。
初めて見たとき、"なぜ3枚しか入らないの?"
と思いましたが、これは薄くするための工夫ですね。
もちろん、ポケットを4つに増やすこともできたはずです。
ただ4つ以上にすると、カードが重なる分、財布が厚くなってしまいます。
3枚は、薄さと使い勝手をバランスさせた、「丁度良い枚数」というわけです。
外に付いたポケットが、カードの使いやすさを飛躍的に向上させてくれました。財布を開かなくてもカードを使えるわけで、とても便利なのです。
例えばカード決済できるお店なら、ここから取り出してお会計完了です。よく使うカードを入れておくことで、快適さがグッと高まるはずです。
財布の中のカードポケット
カードポケットは財布の中にもあります。
財布を開いてみましょう。
側面には、3つのカードポケットがあります。
カードを差し込むスリットが水平では無く、斜めになっているのがお分かりいただけるでしょうか。この斜めのスリットがカードの使いやすさのキモです。カードの出し入れがスムーズなんですね。
もう片面にはポケットが2つ。
こちらは水平にスリットが入っています。
スリットはカードの長辺よりも長いため、名刺や折りたたんだレシートも収納できます。
こちらは厚めのカードでも2枚収納できます。
コイン
中央の仕切りがコインポケットです。
マチがありませんが、幅がひろいため、15枚は余裕ではいります。
財布を揺すってコインをならしましょう。重なり合うコインを散らすことで、財布をもっとスリムにできます。
薄さを保つポイントは、小銭が重なるほどコインを入れないことですね。
具体的には、15枚を超えると厚みと重さを感じます。
ちなみに、コインポケットのカラーは、財布のカラーによって異なります。
今回紹介しているカラーは、Grege×IceBlue。
ポケットが明るいカラーのため、コインが見やすいのですが、汚れは出てくると思います。
汚れが気になる方はコインポケットが暗めのカラーリングをオススメします。
お札
コインポケットの両サイドがお札ポケットです。
2つに分かれていますから、
- 1,000円札と10,000円札
- お札とレシート。
- お札とギフトカード
といった使い分けが可能です。
片方がガバッと開くため、見やすく、取り出しやすいと感じました。
特徴
最も薄いL字ファスナー財布
ラウンドファスナーの長所は、
- 収納力
- ファスナーでしっかりと貴重品を守ること。
一方、ファスナーでぐるりと縁取られているため、厚みが弱点でした。
ALBERTEのL字ファスナー束入れは、片端を縫い合わせたカタマチタイプです。
そのため、財布の片端をとても薄くできます。
また、内側の作りを工夫することで薄く仕上げています。
例えば、コインポケットの厚みは2mm弱。
ポーターのL字ファスナー財布も同じ作りですが、ALBERTEは半分の厚みです。
こういった工夫によって、
ALBERTEのL字ファスナー束入れは、最も薄く、軽いL字ファスナー財布となっています。
財布が軽く・薄くなることのメリットは、持ち歩くときの快適さです。
男性であれば、スーツの内ポケットが快適になります。
カバンに入れる場合は、カバンの中がスッキリし、出し入れもスムーズです。
会計のスマートさ
男性には、スーツの内ポケットに入れてほしい財布です。
スタイリッシュなデザインも相まって、財布を取り出す姿をカッコよく演出してくれます。
カード決済できるお店では、表面のカードポケットからカードを出してお会計が完了します。
財布を使う手順がとても少ないわけです。
- カードを渡す
- カードをもらう
- カードをしまう
財布を開く必要がありません。
これが快適かつ、実にスマートなんですね。
細部にいたる。丁寧な仕上げ
コバ
財布の周りは、同系統のカラー(紹介している品ではGrege)でコバ処理されています。
カードを収納するポケットは、どうしてもカードとの擦れが起きます。
ダメージが出やすい場所なんですね。
こういった場所もしっかりとコバ処理されています。
こちらは表面のカッティング部のコバ処理。
財布の外周と同じカラーでコバ処理されています。
目に入りにくい部分にも、誠実な仕事ぶりが見て取れます。
内側のカードポケットは、1枚の革に切れ込みを入れた作りです。
この切れ込み部分も同カラーでコバ処理されています。
切れ込み箇所の仕上げは、手間も時間もかかるわけです。
丁寧さが分かりますね。
コインポケットは4枚の革を縫い合わせて作られています。この側面は、端を1まとめにしてコバ処理されています。
一方、擦れが少ないロゴのカッティング部は、革を織り込んで縫われています。注目しないと分からない部分ですが、見た目を美しくするための工夫です。
革の端が切りっぱなしになっている部分が無いんですね。必ずコバ処理、または織り込んでからの縫い合わせがされています。これは内装も同様です。
財布の耐久性をあげつつ、美しい見た目を作りこんでいるわけです。
ファスナートップ
ファスナータイプの財布にとって、ファスナーは財布の見た目を左右するパーツです。
主張しすぎないようにデザインされたファスナートップは、
財布自身の表情を引き立てるように、バランスよくデザインされています。
ALBERTEのロゴが刻印されたファスナートップ。
表と裏面はヘアライン加工されています。
落ち着いた印象になり、指紋や傷が目立たないんですね。
一方、側面は鏡のように磨かれています。
光を反射するため、どの角度から見ても、ファスナーの位置が分かりやすいんですね。
少し隆起した端は、つかみやすさにも一役買っています。
シボが生み出す上質さ
使用されている革は国産の牛革。
主張しすぎない程度にエンボスが効いた表情は、柔らかさと上品さを演出してくれます。
エンボスの長所は傷に強いことです。
意図せずツメで引っ掻いてしまったことがありませんか?
そういった傷が目立ちにくいのです。
財布の内装も含めて、全てこの革が使われています。
コインポケットの内側でさえもです。
カラーリングの豊富さ
ラウンドファスナー束入れは6色展開。
いずれも裏と表が異なる、バイカラーが特徴です。
女性には、今回ご紹介したGrege×IceBlueが喜んでもらえると思います。
(実際喜んでもらえました。)
男性であれば、Black×Grege。
ビジネスシーンでも使えるシックで落ち着いたカラーです。
若い方にはYellow×Navyといったカラーが面白いのではないでしょうか。
使うシーンや年齢によって使い分けられそうなカラーパターンを展開しています。
パッケージ
ALBERTEのパッケージはこちら。モノクロ構成のカラーリングはシックな印象を受けます。
まとめ
ALBERTEラウンドファスナー束入れの特徴は、機能的なカードポケットです。カードの使いやすさを体験できるはず。
携帯性と収納力、カードの使い勝手と上品さ。これらを求めると、ALBERTEのラウンドファスナー束入れが最適でしょう。代わりはありません。
特に、ラウンドファスナータイプの財布に興味を持ちつつも、その厚みに遠慮していた方におすすめできる財布です。
YUHAKU
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