熟練の職人が作る財布では、以下のような広告を目にするはず。
- 上質
- 高品質
- ハンドメイド
でも、こういった広告を見ても、品質についてはよく分かりませんよね。
そもそも、財布の「高品質・上質」とはなんでしょうか?
財布の品質について、あまり広く知られていないと感じています。
そこで本ページでは、「財布の上質さ(品質の良し悪し)」と、それを見抜くポイントをご紹介します。
本ページは2部構成です。
前半は、「財布の質」について。
そもそも、品質の良し悪しとは何かをご紹介します。
後半は、財布の質を決めるポイントとその見分け方を示します。
最後までお読みいただけると、財布の品質を見抜けるようになり、満足度の高い財布を手にできるはずです。
財布の「質の高さ」とは何か
品質とは「モノ」ではなく、使い手の満足度です。
「モノの良し悪し」をあらわす度合いなんですね。
つまり、上質な財布とは、期待以上の財布。
言い換えると、気に入る財布と言えます。
どんなに有名なブランド財布も、使い手が喜ぶ機能が無ければ(満足できないレベルならば)、品質は低いのです。
では、品質の良し悪しはどうやってチェックできるでしょうか?
良し悪しを判断するためには、使い手の期待と、基準となる目安が必要です。
実際に「期待」をベースに「上質な財布」を考えてみましょう。
期待:「長く使える財布が欲しい」
以下をアピールする財布は、品質が高いといえるでしょうか?
- 熟練職人によるハンドメイド
- 日本製
答えはNoです。
期待への明白な答えではありませんから、品質が高いとは言えません。
こちらが、Yesのパターン。
- 財布の端は、すべてコバ磨きによる仕上げ
- シンプルな財布
詳細は後述しますが、「長く使いたい」に対して、機能(性質)がしっかりと分かります。
この「品質の良し悪し」は、ほとんどのモノで通用します。
例えばクルマ。
乗り心地、静かさ、加速。こういった要望を持つ人がレクサスに乗れば90点を付けるでしょう。ところが、プリウスでは50点といったところでしょうか。
「燃費の良さ」は重要ではないからですね。
まとめます。
ここでお伝えしたかったことは2つ。
- 品質の良し悪しは、「期待」への達成度合いである
- 「期待」をハッキリさせることで、品質の良し悪しを判断できるようになる
財布の品質を見分けるポイントの紹介
前節で、財布の品質は、使い手の期待・要望で変わるということを紹介しました。
そこで、使い手の期待・要望を切り口に品質を見極めポイントを紹介します。
自分の「欲しい気持ち」から、気になったところだけチェックすればOK。
あなたにとっての「上質な財布」を見抜けるはずです。
何年も、長く使いたい
革製品は一生もの。
多くの人はそう考えて、けっこうな金額を出して財布を買うはずです。数万円したものが1年で使えなくなるようでは困りますよね。
ここでは長持ちする財布の特徴と見分け方を押さえましょう。
実際のところ、革は一生でも、その他のパーツは壊れます。金具が壊れたり、糸が解れたり、変形するため、一生使うのは難しいといえます。
ただ、財布にはなるべく壊れないように、長く使えるようにと、様々な工夫がされています。
丈夫な財布のキモとなるチェックポイントを見ることで、長持ちする財布を見極めましょう。
シンプルな作りであること
財布は、多くのパーツから作られています。
シンプルな小銭入れでさえ、10を超えるパーツの組み合わせからできているんですね。パーツが多いほど縫製などによる、つなぎ合わせが必要になってくるため、もろくなります。
パーツが少ないほど(シンプルな作りほど)、強固になり、壊れにくいんですね。
また、複雑なパーツを使っていないものの方が長持ちします。
例えばファスナーは構造が複雑なパーツです。
開け閉めを繰り返すことで、ファスナーも、ファスナーテープも摩耗するため、いつかは壊れます。
YKKの「エクセラ」のように上位グレードのファスナーの耐久性は非常に高くなっています。ただ、これが10年持つ保証はありません。
耐久性の高い財布の条件は、カンタンです。
複雑な部品が無い財布を選びましょう。
例えば、二つ折り財布の小銭入れの多くは、ファスナーを使っていません。
ボタンで留めるだけのカンタンな構造です。
一方、ほとんどのラウンドファスナー財布はファスナーを2つ使っています。
パーツがシンプルになることで、財布が壊れにくくなります。また、いつか訪れる修理の費用を安くできるといったメリットもあります。
革のフチの仕上げが丁寧である
財布には様々なフチがあります。
財布の外周、カードポケットの入り口、札入れの入り口。
これらは財布の出し入れや、お金の利用。普段どおりの扱いの中でダメージを受けやすい部分。耐久性をあげるためには、フチをできるだけ丈夫にする必要があります。
具体的には、ダメージを受けにくいように加工することで、長く使えるように仕上げるわけです。
方法は大きく分けて2つあるので、ご紹介します。
コバ磨き
革を縫い合わせた断面や、切りっぱなしのフチを「コバ」といいます。
「コバ磨き」とは革の断面を、水やワックス、コバ磨きの塗料を使って磨き上げる、最も上質な仕上げです。水分や衝撃への耐性がアップするため、長く愛用できる財布となるわけです。
コバ磨きの方法はいたってシンプル。
垂直に切り落とされた断面を、面取りによって丸みをもたせ、手触りが良くなるようにカタチを整えます。その後、さらに美しさを演出するために、磨きを何度も繰り返すことで、革の接合面が分からない、まるで一枚革のような仕上げていきます。
キレイなコバに仕上げるには熟練の技術を要します。どこまで磨くのか?これはブランドや職人さんの方針によって決めるもの。時間をかけるだけ、財布のお値段も上がってしまうからです。
コバ磨きには、寿命を伸ばす以外のメリットもあります。
手触りが良いこと。また、革本来の色を残すこともできるため、財布の色とのコントラストが少なくなり、均一感が生まれます。
一方、染料で仕上げることで、財布のカラーとのコントラストを楽しめるものもあります。
1年以上使うと、コバが薄れてきて、ツヤがなくなってしまいます。
お手持ちのベルトのバックルに触れる部分を見てみると、コバのツヤが無くなり、ささくれ立っていませんか?
この状態になっても、磨きあげることで復活します。
WILDSWANSの財布には、最磨き上げできるように、「スリッカー」と呼ばれるアイテムが付属しています。
摩擦と圧を加える事で、革の繊維が引き締まり、タンニンなめしの革のため、磨けばツヤッツヤの輝きが戻ってきます。
SUPERCLASSICなど、いくつかの革工房はコバ仕上げのメンテナンスサービスも請け負っています。コバ剤は千円くらいしますし、それほど使う機会も無いはず。プロにお願いするのがおすすめです。
コバ磨きの最高品質のものが、切れ目仕立てと呼ばれる手法。
切りっぱなしの革の断面を磨いて仕上げる方法です。
財布の仕上がりサイズよりも、1mm程度大きめに革を切って革を貼りあわせ(もしくは縫製したうえで大きめに切って)。その後、断裁面を磨きあげる手法です。
参考までに、コバの処理をしていないのがこちら。
断裁面が剥きだして、切りっぱなしの状態です。
ちなみに、クロムなめしの革は柔軟で伸びやすいため、コバ磨きが上手くできません。すなわち、コバ磨きされた革は、タンニンなめしで作られた「育つ革」と言えます。
ベタ塗りコバ
コバに顔料を塗っただけの仕上げ。
顔料は水に溶けないため、これだけでも耐久性はあがります。
作業に時間がかからず技術も不要。しかも、それなりに見えるため、安価な財布ではこの仕上げが施されています。
コバは最も目に付く部分です。見た目だけはというならコレでも十分な効果があります。
ヘリ返し
表の革を大きめに断裁し、内側へ折り込ませてのり付け、縫製をしていく手法です。
柔らかく薄い革を使う場合、「磨きコバ」は難しいため、この方法で仕上げます。
財布本体と同じ革を使うため、コバとボディ部とのコントラストが無く、最も統一感が生まれる仕上げと言えます。
折り込ませた革は、コーナー部では革が余ってしまいます。
余った革を美しく留めるのが「菊寄せ」。ヘリ返しの代表的な意匠としてよく使われています。
寄せるように折り込む作業は手作業のため、いかに美しい放射状を作れるかが、職人の腕の見せ所。
ちなみに菊寄せが最も上手なブランドは、キプリスと言われています。
ヘリ返しにはデメリットがいくつかあります。
使っているうちに、ヘリ返し部分がめくり上がってしまうことがあるんですね。こうなると、手触りが悪くなりますし、お札の出入り口であれば、お札が引っかかってしまいストレスを感じるでしょう。
1mmに満たない革の薄さは、時間と共にさらに薄くなり、いつかは破れます。
一度破れた部分は、元に戻すことは不可能です。
こういった点から、コバ磨きの仕上げの方が耐久性が高いといえます。
フチの処理についてまとめます。
長く愛用したい場合、コバ磨きで仕上げられた財布がベストです。
見分け方は、財布のフチを見てみましょう。
革の風合いを感じられるもの、塗料が見えるものはコバ磨きで間違いありません。
ただ、色を付けたコバ磨きと、塗料を塗っただけベタ塗りコバとの見分けは難しいと思います。一番は、店員さんに聞くことですね。
念引きされている
各パーツの端の1mmに満たない部分に、うっすらと線が入っているのが分かります。これが念引き(ねんびき)。
熱したコテを使って、手作業で凹みのラインを引いていきます。
革の縁、コバといった部分で、重ねた革同士を熱によってしっかりとくっつけ補強します。
また、見た目にも引き締まった印象を与えてくれます。
海外製の財布にはこういった加工がされていないことがありますね。
有名なブランドだから、仕上げが素晴らしいとはいえないわけです。
財布を開くと、すぐに見分けられるポイントですから、是非チェックしてみてください。
美しく変化する様を楽しみたい(エイジング)
革好きな方にとって、もっとも楽しみなのがエイジングではないでしょうか。
使い手によって、それぞれ違った表情を見せてくれます。だからこそ、「革が育つ」といった表現が使われるんですね。
ここでは、キレイにエイジングを楽しめる革を「上質」とします。
それを見ぬくポイントを押さえましょう。
タンニンなめしされた革
なめし(鞣し)とは、生きていた動物の皮を、何年も使う「革」に変化させる作業。
文字のとおり、「皮を柔らかく」することで、人が使う道具として最適なマテリアルに変化するんですね。
なめしには、いくつか方法があるのですが、エイジングに最適なのが、「タンニンなめし」です。
タンニンとは渋柿に含まれる渋(シブ)のこと。
タンニンがたっぷりと、革の芯まで浸透しているため、製品になった後も、革の芯からタンニン成分が表面に出てきます。空気と触れることでタンニンが酸化し、革の色が深みを増していきます。
染料仕上げ(水染め)による着色
革に色をつける方法はいくつもあります。
革の風合いを活かし、透明感のある色味に仕上がるのが、染料仕上げ。
桶(おけ)に入れた染料に、革を浸けこむことで、色味を浸透させる方法です。革は部位によって厚みが違うため、均一な着色が難しい(ムラが生まれやすい)のですが、時間をかけて革の芯部まで浸透した染料によって、奥行きのある透明感が生まれます。
革本来の風合い、生きた証であるキズやシワを隠すことができません。
ごまかしが効かないため、キズを隠さなくても製品として使える、上質な革といえます。
基本的にはタンニンなめしの革に利用される染色です。
引っかきキズが付きやすいですが、軽く揉んでやると、タンニン成分が表面に出てくるため、不思議とキズが目立たなくなります。
オイルを含んだ革
染色後に、オイルを含ませた革(加脂)。
オイルレザーと呼ばれる革です。
革独自の、ヌラリとした光沢は、このオイル成分が表面を覆うからです。
財布は面積が小さいため、普段の利用で、手の油が財布全体に移っていき、自然と光沢が生まれてきます。
オイルレザーの場合は、革の芯部からオイルが滲み出てきますから、ツヤが生まれるスピードがさらに早まります。また、長期間使わない場合も、オイル追加のメンテが不要です。
見た目以外にも素晴らしい特徴を持っています。
オイルの効果で、水に弱い、温度変化による変形、カビの発生といった、タンニン鞣しの弱点を克服できます。
ヌメ革
なめしを終えたあと、染色していない状態の革。
革の地色は淡色のため、もっとも色の変化を楽しむことができます。
タンニン鞣し、かつ染料仕上げの見抜き方は以下のとおり。
- 革の風合いが分かる、透明感のある革
- 生きていた証である、キズやシワがある
オイルレザーの見抜き方は、触ってみてシットリとするか、見た目がヌラリとした光沢があるかですね。
このレベルの革の特徴になると、アパレル系の店員は答えることができません。
ちなみに、革工房の直売店では嬉しそうに教えてくれますので、是非お試しください。
新品の状態を長く保ちたい(非エイジング)
革のエイジングもまた好き好き。
中には新品の状態を楽しみたい方もいるでしょう。
具体的には、こんなふうに感じる方。
- 新品の状態をずっと楽しみたい。
- キズ、水、汚れに強い
- 鮮やかな(ビビッドな)色味を長持ちさせたい
この特徴をずっと楽しみたい方(エイジングを好まない方)にとってのポイントを紹介します。
クロムなめしされた革
クロム金属を使って革を柔らかくするなめし方。
タンニンなめしと比べ、軽くて、伸びが良い革になります。
しなやかさもあるため、革を使った衣服に最適ななめしです。
また、なめした後の革は、真っ白に近い色になるため、思い通りの色に染めるのがカンタンです。
顔料仕上げによる着色
顔料とは水に溶けない性質を持つ塗料のこと。
革に浸透させるわけではなく、革の表面に塗ってコーティングする染色方法です。
革の風合いを活かすことができませんが、キズやシワを隠せますし、どんな色でも均一にのせることができます。
また、水や汚れに強いため、染料仕上げのように、あまり気負わずに使えるという特徴があります。
クロムなめし、かつ顔料仕上げの革は、市場の製品の9割を占めます。
日本人は、革にあるキズやシワを好ましく思いません。たくさん売るために、顔料仕上げによるお化粧で、キズがない、美しい色の製品が店頭に並ぶのです。
新品時の鮮やかな色を、長く保ちたいなら、顔料仕上げの革を選ぶことをおすすめします。
先に述べた、「エイジングを楽しむ革」には無いメリットも持っていますから、どちらが上質かは人によると言えます。
さて、財布においての見抜き方ですが、こんな感じです。
- 鮮やかで、均一な色味。
- キズ、シワが一切ない
- 革の風合いを感じられない
キズが付きにくいという特徴があるため、自分のものであれば、軽く引っ掻いてみてください。キズがほとんど付かないはずです(お店では絶対にやらないでください)。
革のなめしについてはこちらで、より詳しく紹介しています。
革の染色についてはこちら。
https://func-wallet.click/column/coloring-leather/
革の表情を楽しみたい
革は千差万別です。
一言で牛革といっても、さまざまな表情があって、見た目の印象や触り心地がガラリと変わるんですね。
こんな革がいいなぁ。と何となく思っている方も、きっと気に入る革があるはず。
ここでは、革にこだわる人へのオススメを紹介します。
柔らかな表情なら、シボ加工
厚みがあり、シッカリとした革は、丈夫で力強い印象を与えてくれます。
ただ、カッチリした風合いは苦手、温かみのある表情を楽しみたいと思う方もいるはずです。
そんな方におすすめなのが、シボ加工をした革。
革を仕上げるときに、オイルを含ませ、揉み込むことで、柔らかさを表現した革ができあがります。
例えば、ミネルバ・ボックスや、土屋鞄製造所のトーンオイルヌメが有名ですね。
手に馴染み、ずっと触っていたくなるシットリとした柔らかさが特徴です。
他には、ドイツシュリンクカーフなどが有名ですね。こちらは薬剤を使うことで、均等にシボを生み出しています。エルメスをはじめとする、高級ブランドでも利用されています。
ヌメリとした光沢と滑らかさならコードバン
コードバンは馬のお尻の革を使った革。
牛革の二倍とも言われる強度は、コードバンのコラーゲン繊維が非常に密に絡み合っているからです。
財布に使われるコードバンは、光沢と、スムースさではNo1。
さらに使い続けることで、ツヤも輝きもグングン増していきます。
出典:http://item.rakuten.co.jp/glencheck/c/0000000942/#tab2ランドセルに使われていることからも分かるように、本来、非常に強い革。10年は余裕で使える素材です。
無骨で、重厚ならブライドルレザー
ブライドルレザーは英国発祥の革。
馬と騎士をつなぐ、馬具の素材として数百年前から使われ続けています。
このことから分かるように、しなやかさと堅牢さを持ち合わせた革です。
見た目の特徴としては、表面に見えるワックス(ロウ成分)。革に浸透していたワックスが表面に浮き上がって粉をふくことで生まれるものです。この粉はブルームと呼ばていて、ブライドルレザーの醍醐味として好まれています。
拭き取ることで無くなりますが、普通に使っているうちに全体に均され、ツヤへと変わっていきます。
革って本当にたくさんあるので、どの革が良いとは一概には言えません。
上質な革とは、使い手が気に入る革ですから、「高いもの=良い」とはいえないわけです。
今回紹介したものはあくまでも、一例。
メジャーなものをセレクトしましたから、店頭でもチェックしやすいはずです。
使いやすい財布が欲しい
お金やカードの取り出しがスムーズにできることは、多くの人が求める機能でしょう。
「8枚以上のカードを使い分けたい」、など人によって「使いやすい」に求めることは少しずつ違うはずです。使いやすさを求める人にとっては、使いやすいことが上質そのものなのです。
「使いやすい」はけっこう細かくなるので、ここでの説明は割愛します。
詳細はこちらをどうぞ。使いやすさのポイントと、使いやすい財布の実例を紹介しています。
https://func-wallet.click/summary/useful-wallet/
身軽に出かけたい
財布が小さくなることで、ポケットの中で自由なスペースが生まれます。言い換えると、身軽に持ち歩ける財布といえます。
こういった財布の特徴や、例をこちらでまとめています。
https://func-wallet.click/summary/small-functional-wallet/
たくさんのお金を持ち運びたい
大きな財布を買いましょう、では安直ですよね。
お金やカードを仕舞う、作りには工夫があって、同じサイズの財布でもその作りによって、収納量が違ってきます。
具体的には、カードポケット、札入れ、小銭入れの形状ですね。
例えば、お札入れの作りによる収納量の大小は、こんな感じ。
通しマチ>ササマチ>マチなし
これらの違いはこちらでまとめていますので、参照ください。
https://func-wallet.click/column/wallet-structure/
あとがき
結局のところ、使う人の期待によって「上質」が変わってくるんですね。
別の言い方をすると、すべての人にとって「上質な財布」は存在しません。
上質な財布を手にするための最初の一步は、欲しい機能をハッキリさせること。
これができたなら、本当に上質な財布はすぐそこにあります。
次に手にする財布が、これまでで一番上質な財布となるといいですね。
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