左利きの人にとって、ほとんどの財布は使いにくいです。
なぜなら、ほとんどの財布は右利き用だからです。
では、左利きの人はどのように財布を選べば良いのでしょうか。
本ページでは「左利きの人に使いやすい」を切り口に、財布の選び方や、おすすめの財布をわかりやすく解説します。
左利きの人が使いやすい財布のまとめ
カタチで選ぶ
左利きの人が使いやすい財布のカタチは3つあります。以下のリンクから探してみてください。上質な財布をピックアップしています。
左利き用の財布を選ぶ
「左利き用」をラインナップするブランドです。
エムピウ
東京 蔵前に店舗を構える日本の革工房、エムピウ。
機能性をウリにする財布は、ほぼすべて右効き用です。が、エムピウ公式サイトでは、ほとんどを「左利き用」でオーダーできます(ピアストラは右利きだけ)。
おすすめは、ミッレフォッリエ。
日本トップクラスに使いやすい財布。定番は右利きですが、「左利き」もあります。
エムピウの左利き用財布を取扱いサイトで見る
abrasus
日本のブランド、SUPER CLASSICがラインナップするabrAsusシリーズも左利き用をラインナップしています。
日本一小さい革財布、「小さい財布abrAsus」が有名ですね。
abrAsusの左利き用財布を取扱いサイトで見る
革工房でオーダーする
日本には100以上の革工房がありますが、ポーターやGANZOなどの大手では「左利き用のオーダーメイド」はできません。しかし、小さな工房ならできるかもしれない。
左利き用の財布をオーダーできるかどうかは、聞いてみるしかないです。
creema、iichiなどのハンドメイドサイトで販売されている製品は、作ってもらいやすい。メジャーなブランドはありませんが、ブランドにこだわらないなら問題ないでしょう。使いやすさとはブランドが決めるものではないからです。なお、工房によってはプラス料金がかかることがあります。
例をひとつ挙げます。
three2fourのPOCKETは「ミニL字ファスナー」にカテゴライズされる、左右非対称の財布。
写真は右利き用ですが、フラップの位置を左利きにしてオーダーできます。
参考:POCKETのレビュー
左利きの人が使いやすい財布とはなにか?
カード、お札、コインを出し入れするとき、自然に左手を使うようにデザインされた財布が使いやすい。それぞれのアイテムは利き手の方が操作しやすいからです。
では、左利きの人が使いやすい財布とはなにか?
結論は、以下の2種類です。
- 左右対象の財布
- 左利き用の財布
左右対象の財布
- ミニL字ファスナー財布
- L字ファスナー長財布
- ラウンドファスナー財布
これらは、ほとんどが「左右対象」です。
ミニL字ファスナー。
L字ファスナー長財布
ラウンドファスナー長財布
なお、左右対象の「かぶせ蓋の長財布」もあります(全てではありません)。かぶせ蓋を選ぶなら、カードを横に入れるタイプを選ぶと使いやすいです。
safuji ミニ長財布も左右対象で使いやすいです。
NGなのは、段状のカードポケットが縦に付いている長財布。カードを右手で出し入れしやすくデザインされています。逆に持っても、カードの向きが変わるし、コインが使いにくかったりする。
左利き用に作られた財布
左右非対称でも、左利き用に作られた財布があります。
たとえば、「小さい財布 abrAsus」などは、左利き用がラインナップされています。
左利き用の財布をラインナップするブランドは後述します。
参考:左利きの人が選んではいけない財布とはなにか?
左右非対称の財布は「右利き用」です。選ばない方が良いです。具体的には以下の財布は避けましょう。
- 二つ折り財布
- かぶせ蓋の長財布
- 小さな財布
たとえば、二つ折り財布。コインポケットが右側にある。つまり、6種類のコイン(1円玉〜500円玉)を右手で選別するようにデザインされている右利きの人に使いやすい構造なのです。
左利きの人が、左手でコインを使うときは、右手で財布を支えて、左手で取り出すことになる。これは「いびつ」です。使っていて心地よくない。
もう一例。縦型の財布です。お札を右側から差し込むタイプ(左側が閉じられている)。つまり、右手でお札を出し入れする構造です。
まとめ
左利きの人が、「使いやすい」と感じる財布を手に入れる方法は3つあります。
- 左右対象の財布
- 左利き用の財布
- 革工房でオーダーする
上記を選ぶことで、左利きの人も使いやい財布になります。