HIS-FACTORY クワトロのレビュー。鍵も入る、小さな財布の使い勝手、特徴について

革工房HIS-FACTORY(ヒズ ファクトリー)の財布、『quattro(クワトロ)』を購入しました。

特徴は以下のとおり。

  • 小さい財布
  • カード、お札、コインを分けて収納できる
  • 鍵も収納可能
  • イタリアのオイルレザーを使用
  • 色・ツヤが変化するエイジングを楽しめる

今日、様々なブランドが「小さい財布」をラインナップしています。それらと比べても、クワトロは極めてユニーク。本ページでは使い勝手、特徴、メリット・デメリットについて分かりやすく解説します。

スペック

ブランドHIS-FACTORY
商品名クワトロ
用途
  • メイン
  • サブ
収納力★★★☆☆
お札入れの数1
お札の枚数10
コインの枚数10
カードの枚数3
寸法W62×D28×H110mm
重量-
素材ゴースト

カタチ、構造

片手で掴めるサイズ感。「小さい財布」にカテゴライズされます。

ストラッチョなどの極小財布よりは少し大きい(長い)。

素材はイタリアの革、ゴースト(詳細は後述)。ハリのある質感です。

一枚革でぐるりと巻いた構造で、コロンとしたフォルム。

小さいながらも革の手触りを堪能できる。革が好きな人が満足できるデザイン。

シングルホックで留める構造。指でパチンと、1アクションで外すことができる。

ホックもイタリア製。開け閉めしたときの音がいいのですよ。

凸部も高級なホックが使われています。

中はこんな感じ。

中央にキーホルダが備わっています。ここがクワトロの1番の特徴。なお、キーリングは外せません。

こちらもポケット。レシートなどを入れたりできます。

ファスナーの引き手。ボディと同じカラーの革が使われています。

ファスナーテープも革と同じ色合い。スカイブルーのポップなカラーリング。

スムーズに開きます。

ここにはコインを収納します。

お札の収納スペース。

奥手にカードポケット。

「quattro(クワトロ)」とはイタリア語で「4」を意味します。お札、コイン、カード、そして鍵。4つのアイテムをコンパクトに収納できる財布。だから「クワトロ」。アイデアやコンセプトが込められた製品名が素敵です。

使い勝手

カード、お札、コインの使い勝手を解説しましょう。

カード

カードを重ねていれるデザイン。名刺サイズの縦長のカードも収納できます。

幅広のクオカードは収納できません。

収納できる枚数は5枚がMax。ただし、出し入れしにくいのと、お札を10枚入れると閉じられなくなるため、財布として利用するなら3枚が良い。

お札が入った状態だとポケットが隠れて使いにくいかもと思ったのですが、カードが顔を出すため、問題ないですね。

複数のカードを1つのポケットに収納しているため、奥側のカードを使うなら、いったん全てを少しだけ出して、ずらして

選ぶ。

長財布のようにズラリと並んだカードから選ぶよりは手間がかかります。たくさんのカードをまんべんなく使うなら、長財布を選んだ方がいい。

クワトロは、そもそも3枚程度ですから面倒だとは思いません。

その他

財布の中央にも、カードが入ります。

また、ホック側にも、カードが入る。

しかし、ホックを留めることができないため、カードポケットとしては使えません。

折りたたんだレシートを入れるポケットとして考えた方がよいです。

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お札

ポケットはここだけ。つまり、仕切りがないため、お札や商品券などをまとめて入れることになります。

ポケットがガバッと開く。内装の素材は生地が使われています。サラリとした手触りでお札の滑りも良い。機能的です。

10枚まとめて収納するも余裕。スムーズです。

見やすい。スペースの中で、お札を数えることができる。

取り出しやすい。

収納枚数はMax10枚くらい。

10枚は、「小さい財布」の平均です。カードやコインの枚数とのバランスですが、たくさん入れすぎるとホックが閉まらないです。

コイン

10枚準備しました。

折りマチ構造ではない(ファスナーの両端が広がらない)のだけど、ポケットが広い。両サイドをキュッと押すと、ガバッと開く。

だから、入れやすい。たくさんのコインを手に取り、ポケットに流し入れることもできます。

見やすいです。

選んで、ヒョイと取り出しやすい。

15枚入れることもできる。

だけど、ボテっと膨らんでしまうし、ホックを留めることができない。だから10枚ほどがMaxです。

特徴

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クワトロだけで十分。オールインワンの小さい財布

クワトロには鍵も取り付けることができます。

リングは4つ。家の鍵、自転車の鍵、etc・・・。合計4つの鍵を収納できる。一般的なキーケースの収納本数も4本です。つまり、クワトロがあればキーケースが不要になる。持ち歩くアイテムが一つ減るわけです。

ポケットに収まるサイズのクワトロで、財布とキーケース兼用になる。持ち歩く道具が減り、これまでより気楽に、気軽に出かけられる。持ち物を増やしたくない人に最適です。

お札、コイン、カードを収納できる小さな財布はたくさんある。でも、鍵も一緒に収納できる財布はあまり無いです。複数の鍵を収納できるのは、クワトロだけじゃないかな。

鍵の先っぽが飛び出ない、十分な長さ。

使い勝手もいい。お札やカードの出口に鍵が出るようにデザインされています。鍵を使うときも、お札、コイン、カードが落ちることがない。安心です。

リングがぶつかったり、鍵と鍵がぶつかったりすると、ジャラジャラと音がする。これは避けられません。財布を出し入れするとき、開くときに音が気になるかもしれない。財布にラグジュアリーさを求めるなら、クアトロは合わないいかもしれません。

イタリアのオイルレザー、ゴースト

イタリア ブルターニャ社の革、ゴーストが使われています。

1番の特徴は表情。薄らと雪が積もったようなと表層と、下地の革色が組み合わさった独特のルックス。色はターコイズブルーを選びました。下地のブルーが見えていますね。

白い部分は「ロウ」です。触るとつるりとした質感。

カーブする部位は革の魅力が伝わるポイント。まだロウに隠れていて分かりにくいけれど、美しいツヤが見え隠れしています。

はじめて見たとき、ブライドルレザーのブルームに似ているのかな。と思ったのだけど、ちょっと違いますね。ブルームの荒々しさがない。均等に、薄く乗っているようです。

日本ではあまり使われていない、珍しい革です。ヒズファクトリーは本作に限らず、プエブロもいち早く採用してきた工房です。本作もお眼鏡に叶ったのでしょうから期待できます。

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色・ツヤが変化するエイジング

ゴーストはまず色が変化します。ロウが落ちると下地の色が出てくるんですよ。

触れたくらいではロウは落ちません。ただし、強く擦るとロウが落ちる。下地のカラーが出てきます。濃い生地の洋服や鞄では、ロウが移ることがあるので注意した方がいい。といっても、払えば落ちるので気にしすぎる必要はありません。

さて、ゴーストはタンニンなめし、染料仕上げの革です。

つまり、革の色・ツヤが変化する。ロウの成分はワックスでしょうから、ロウが落ちたときにつやは出るでしょう。スムースな表情と相まり、鏡面のような表情になるんじゃないかな。

また、色も濃くなっていくはず。これは使ってみて検証します。

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クアトロのバリエーション

2種類の革でラインナップされています。

  • プエブロ
  • ゴースト

プエブロ

「プエブロ」はイタリアのタンナー、バダラッシカルロ社の革です。毛羽立ちを施した表情が特徴。和紙のような手触りですが、使い込むことで手に吸い付くような質感に変わります。

色・ツヤの劇的な変化を楽しみたい方にオススメの素材です。

ゴースト

本ページで紹介している素材。プエブロよりもハリ感がある。スムースタイプです。

細部のつくり

ステッチ

ミシン縫いですね。キレイです。

負担のかかるところは、しっかりと返しぬいがされています。ラフに扱いたい財布だから、安心ですね。

コバ

革の切った端っこ(コバ)は全体的に見えません。

ヘリ返しによって、革のコバが見えないように仕上げられています。

「菊よせ」も綺麗ですね。

あとがき

クアトロは、お札、コイン、カード、さらに複数のカギ。「全ての必需品をひとまとめにできる」機能的な小さい財布です。

上質なイタリアンレザーの質感、エイジングも楽しめる。革がお好きな人も満足できるでしょう。

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