革の良いところは、たいせつにすると3年以上は余裕で使えることです。
かなり丈夫で、長く使う相棒になるんですね。
財布を購入するときは、ずっと使おうと思って買いますよね?
ところが、財布がまだ使えるのに、新しい財布へ買い換えたくなることがあります。
その理由が、使いにくさや飽きだったりします。
そこで今回は、ずっと使える財布を選びたい。と思っている方に向けて、長く愛用するための財布のチェックポイントをご紹介します。
本記事を読めば、自分に合う財布かチェックでき、何年も使える財布を選べるようになります。
お!いいな!と思う財布に出会ったら、これから紹介するポイントを、投げかけてください。
カードの収納枚数は大丈夫?
普段持ち歩きたいカードは何枚でしょうか?
それによって「財布の形」が変わってきます。
一般的な財布の形でご紹介します。
カード1〜5枚の方はコンパクトな財布
カードが少ないため、財布も小さなもので大丈夫です。
いわゆる「小さい財布」といったコンパクトな財布で満足できます。
参考記事
カード5〜6枚なら、二つ折り財布
二つ折り財布で問題ないでしょう。
カード6〜10枚なら、スリムなL字ファスナー
スリムなL字ファスナー財布で十分です。快適に持ち運べるため、フットワークも軽くなりますし、内ポケットも快適です。
参考記事
8枚〜の方は、長財布やラウンドファスナー財布
カードポケットが複数ある長財布をおすすめします。
本来、財布に収納可能なカードの枚数は決まっています。
革は伸びるため、無理やり詰め込むこともできますが、型崩れを引き起こすため、おすすめしません。革がパンパンになった財布をたまに見かけますが、ちょっとかわいそうだなと感じてしまいます。いったん伸びた革は元には戻りません。
ちなみに、ミッレフォッリエのように、コンパクトで15枚ものカードを持ち運べる財布もあります。
よく使うカードは使いやすい?
カードを収納するポケットの作りはたくさんあります。
普段持ち歩くカードの中で、何枚のカードをよく使いますか?
その枚数によっては、カードポケットの作りをチェックした方が良いです。
よく使うカードが3枚以下の方は、どういった作りでも良いです。
枚数が少ないため、探しだすのも苦ではないはず。
5枚を超える人は、カードポケットが使いやすいかチェックしましょう。
例えば、段状のポケット。
このポケットが普段使うカードよりも少ないと、カードを探す手間が増えます。
重ねるタイプのカードポケットもあります。
あまり視認性が高くありません。(仕切りがないため、財布は薄くできます。)
このように、財布によってカードポケットの作りはさまざまです。
自分が「よく使うカード」が何枚あるか?によって、財布の使いやすさが変わってくるんですね。
どうやって財布を持ち運ぶ?
普段の財布の持ち歩き方が、あなたのライフスタイルに合うかチェックしましょう。
手ぶら派
普段カバンを持ち歩かない人は、コンパクトな財布にしましょう。
基準は、ポケットにストレス無く収納できること。
参考までに、小さい財布をまとめたページをご紹介します。
ここからチョイスすれば、まず間違いなく手ぶらで出かけられます。
https://func-wallet.click/summary/small-functional-wallet/
カバン派
長財布、L字ファスナー財布、ラウンドファスナー財布といった大きなサイズの財布をチョイスできます。
カバンがあるとはいえ、カバンの外での持ち歩きも考えましょう。
多くのカードやお札を持ち歩かないのであれば、なるべくコンパクト&スリムなものを選んだほうが使い勝手がよいです。
コンパクトな財布は、スーツの内ポケットでも快適で、フットワークも軽くなります。
厚みが25mmを超えないことが1つの基準といえます。
どんな場面で使う?
使い手の職業などによっても変わってくるポイントです。
学生であれば、あまり気にする必要はないでしょう。
今後、好みも変わっていきますから、その時に好きなものを選べば良いと思います。
一方、社会人は、ビジネスシーンといった多少フォーマルな場でも使うはず。
長く愛用できるものは、服で考えると分かりやすいです。
若いころは、英字や絵柄の入った服を気に入って着ていませんでしたか。
でも、年齢を重ねるにつれて、シンプルで形が良い物を選ぶようになったはずです。
財布も同じです。
本当に良い財布は、「育つ革」を使っているため、色が深くなり、ツヤが出てきます。これがとても上品に感じられるようになります。余計な装飾やロゴは必要ないと、いつかきっと気づく日がきます。得てしてシンプルな財布に「飽き」はきません。
社会人になってからの財布の購入であれば、私はシンプルで「育つ革」を使った財布をおすすめします。
財布を何年使う?
3年以内に買い換えることが前提であれば、お好きなものをどうぞ。
3年以上使いたい場合には、以下をチェックしてください。
シンプルな作りであること
ファスナー。透明なビニールのカードポケット。
こういった劣化する部品が、なくべく少ないものを選びましょう。
革よりも、早く寿命が来ます。
有名なブランドであれば、修理も可能ですが、ないに越したことはないでしょう。
シンプルで丈夫な例としてこちらをあげておきます。
https://func-wallet.click/product/millefoglie-p25/
合皮を使ってないこと
ポリウレタンは劣化します。
表面が剥がれて、無残な姿になるため、避けてください。
上質な育つ革を使っていること
タンニンなめし、かつ染色仕上げされた革財布は、使うほどに馴染み、美しく姿を変えます。
革本来の質感がハッキリと出ていて、透明感のある染色がされていれば、「育つ革」だということです。
分からなければ、ショップの店員さんに聞きましょう。
ちなみに、当サイトで紹介する9割以上の財布が「育つ革」で仕立てられています。
あとがき
今回ご紹介したポイントを、財布をチョイスするときに問いかけてみましょう。
その答えに納得できるなら、きっと3年、いや5年は愛用できる財布だといえます。
革財布の醍醐味は、使い手と一緒に育つこと。
色味が深まり、ツヤが生まれた財布はきっと手放せない相棒になるはずです。