一枚の革で作られた美しい財布。所作ロングウォレットのレビュー

所作 ロングウォレット

財布そのもの。
財布を出し、会計をする仕草、その佇まい。

このすべてに美しさ感じられる財布があります。

今回紹介するのは、所作のロングウォレット。

3年ほど利用しましたので、商品の特徴と使い勝手などをご紹介します。

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概要

ブランド所作
商品名ロング・ウォレット
用途メイン
価格(税込み)20,000円
収納力★★★☆☆
お札入れの数1
お札の枚数20
コインの枚数20
カードの枚数8
寸法W190×D110×H12mm
重量110g
素材牛革

※厚み12mmは実測値です。革製品のため、個体差があるかもしれません。

取扱いサイトでロングウォレットを見てみる

袱紗をモチーフにした外観

結婚式でお祝いを包む袱紗(ふくさ)は、古くからの日本の伝統です。
所作のロングウォレットはその袱紗をモチーフにして作られました。

一見すると財布には見えないかもしれません。

その美しいフォルムは、ジャパン・レザー・アワード2009の最優秀グランプリを受賞し、ルーブル装飾美術館でも展示されたことからも評価の高さがうかがえます。

所作ロングウォレット 手に持ったサイズ

出典:所作公式サイト

上質な一枚革を折りたたみ、ボルトで締め付けることで財布の形に仕上げています。

一般的な革財布には必ずある、縫い目が一切ありません。所作ロングウォレット ボルト

他にない独特の構造と使い勝手

手に持ったサイズ感は以下のとおりです。所作ロングウォレット サイズ感

財布を閉じるためのボタンやファスナーはありません。

財布を覆う革をくるりと回すことで開きます。
中はこんな感じです。所作ロングウォレット 開いた状態

小銭入れ

財布の最前面が小銭入れになっています。

フラップ状の革を開けることで小銭入れが利用できます。
所作ロングウォレット 小銭入れ

ご覧のとおり、かなり広いので小銭もたくさん入ります。
ただし、入れ過ぎるとせっかくの”薄さ”という特徴が半減してしまいます。
快適に使うには20枚くらいが適切だと思います。

小銭を使った後はフラップを差し込むことで小銭入れが閉じられ、小銭が落ちるのを防止する作りになっています。

初めて手にとった時、ジッパーも無いため小銭が落ちないか心配でした。

実際には、小銭が落ちたりすることはありません。
とてもよく考えられた作りです。

カードポケット

小銭入れの奥にはカード入れがあります。

所作ロングウォレット カード入れの作り
革に直接スリットが入っていて、そこに差し込む構造です。

1つのスリットに何枚もカードを押し込むこともできます。
ただ、スリットが広がってしまいカードの収まりが悪くなります。
最大でも1スリットに2枚をおすすめします。
(分厚いカードは1枚しか入れないほうが良いです)所作ロングウォレット カードを入れたところ

ここで、気になるかもしれない点を1つ。
カード入れにカードを差し込むと、カードの端は全て同じ高さになります。
(階段状にカードが見えるわけではありません。)DSC_0540

これは1枚の革にスリットを入れる構造のため、仕方ありません。

カードを階段状に見せるためには、差し込んだ終端にストッパーが必要です。
また、財布の幅も広げる必要があります。

薄く、幅を小さくするための工夫を選んだつくりです。

更にカードポケットの奥にはフリーポケットがあります。
入りきらなかったカードやレシートなどを入れることができます。
所作ロングウォレット レシート入れ

カードとレシート入れにもフラップが付いていて、これを差し込むことで散らばらない作りになっています。

お札入れ

最後にお札入れです。

けっこうマチがあるため最大で20枚ほど入ります。
ただ、こちらも分厚くなるのを避けるため、入れすぎに注意しましょう。所作ロングウォレット お札入れ

財布の動画

写真では伝わらないところがあると思います。

こちらの動画を参考になさってください。
開き方などがよくわかると思います。

経年変化

この財布を3年使った結果、以下のように経年変化しました。

色はキャメルです。所作ロングウォレット 経年変化

元の色は鮮やかさを感じるキャメルでした。

3年経過すると深みが増して、革独特の艶が出てきました。
財布の角には丸みが出てきていますが、まだまだ使えます。

カラーを選ぶ楽しみがある

所作の財布の特徴は色にも表れます。
手間暇をかけていて革の芯まで染色されています。
そのため、色あせが少なく、独特の深みのある経年変化を楽しめます。

また、カラーパターンはとても多く、これまでの財布では見たこともない色も展開しています。

所作ロングウォレット カラーバリエーション

出典:hase and jam

シンプルなヌメ革もあります。
こちらは最も大きな経年変化が楽しめそうです。

by カエレバ

公式でアフターメンテナンスを受けられる

所作はボルト1本で作られています。
これを外すと1枚の革の形に広げることができます。そのため、とても修理やメンテナンスがし易いのです。
所作の公式サイトでは以下よりアフターメンテナンスを受け付けています。
加工内容によって費用が変わるとのことですので、気になる方は相談してみてください。

ブランドがメンテナンスサービスを提供してくれるのは嬉しいものです。
お気に入りの財布を長く使ってもらおうという姿勢が汲み取れます。こういった部分も含めて所作の良い所ではないでしょうか。

メンテナンスの記事がいくつかありましたので参考に載せておきます。

まとめ

珍しい形は、所作の最大の特徴です。
人前で財布を出した際に「それどこの財布ですか?」
と声をかけられることが多かったのが印象に残っています。

ただ、そこにあるだけで、所作は独特の異彩を放ちます。
凛として、威厳があり、でも触れると優しい革の財布。

これは独特のフォルムである、所作ならではです。

また、所作でお会計するとき、お金を大切に扱うようになった気がします。

というのも、所作は革で包みこむようにお金を収納するので、動作も自然と慎重になるのです。まわりからもそう見えるようで、お金を取り扱う様が丁寧だと言われました。

所作のモチーフは袱紗ということですが、自然とそういった姿を演出させるのかもしれません。

by カエレバ

コンパクトなショートウォレットもあります。
ヒップポケットに入れて気軽に出かけたい人に向けたタイプですね。
所作に興味を持ったけれど、二つ折りのサイズが良いという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

by カエレバ