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エムピウ チェント2のレビュー。ミネルバリスシオで作られたユニークな名刺入れの使い勝手、特徴について

エムピウの名刺入れ(カードケース)、『chento2(チェント2)』をご紹介しましょう。エムピウらしいユニークな一品です。

特徴は以下のとおり。

  • 名刺が少ないときは薄い
  • 名刺が多いときは厚みが出る
  • イタリアの革、ミネルバリスシオを使用
  • 色・ツヤが変化するエイジングを楽しむことができる

ありきたりな名刺入れではなく、少し変わったものをお探しなら、本作は一考の価値ある一品です。参考にしてみてください。

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動画

独特のカタチ・構造、使い勝手を解説しています。

エムピウの名刺入れ CENTO Ⅱの解説。

本ページの写真について

掲載しているチェント2は、購入してから2年ほど経過。1年弱使った状態のため、小キズがあり、ツヤも出ています(新品のチェント2はキズもなく、スムースでマットな革です)。

カタチ・構造

一般的な名刺入れは、かぶせ蓋を開け閉めして、中に入れる作り。

一方、chento2は、革で巻いたデザイン。

スリットに「革のフラップ」を差し込むことで、箱型のシルエットを保っています。

このフラップが、反対側にも備わっています。

どちらのフラップを開いても、フラップを抜き出すことで内部にアクセスできる。たぶん、ここは文章では伝わりにくい。動画を参考にしていただいた方が伝わりやすいと思います。

中には革の仕切りが設けられています。

仕切りが稼働するため、片方のスペースにカードがたくさんはいったときに、もう片方のスペースが小さくなる。

chento2には、表と裏があります。ステッチがある面。

反対側はステッチなし。

手で触れることで、どちらの面かわかる。見て判断する必要はありません。

使い勝手

名刺の出し入れ

フラップを開いて収納します。

どちらのフラップを開いても、出し入れできる。

100枚入るようにデザインされています。一般的な名刺入れよりもたくさん入る、十分すぎる収納力。

フラップを差し込んで閉める。革の摩擦でフラップが留まり、逆さまにしても開くことはない。名刺が落ちることはありません。

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カードケースとしての利用もOK

カードケースとして使えます。

財布に入りきらないカードを、chento2に入れて持ち歩くのもアリですね。

特徴

イタリアのオイルレザーを贅沢に使用

本作で使われる革は、ミネルバリスシオ。イタリアの老舗タンナー バダラッシカルロ社の代表作。エムピウに限らず、日本有数の革工房が採用している高級レザーです。

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エイジングを楽しめる

写真はミネルバリスしおのナポリカラー(ストラッチョ ミネルバリスシオです)。新品の時はマット。サラリとした手触りです。

ミネルバは、タンニンなめし、染料仕上げの革。さらにたっぷりとオイルを含んでいます。つまり、育つ革です。色、ツヤはグングンと変化し、新品のときの色合いよりもずっと深みを増していきます。

別製品ですが、ミネルバのエイジングです(色はオルテンシア)

ミネルバボックスのエイジング。オルテンシアの色艶の変化

私のセレクトしたカラーは、ブラック。すでに一年ほど使っているため、手で触れ、ポケットの中でゆさゆさと擦れるボディ部は、ツヤがかなり出ています。

擦れることの少ないフラップは、まだマットな質感。使い方によってエイジングは変わるのです。

スムースな表面は、傷が目立ちやすいのですが、革に浸透している染料とオイルが傷をカバーするように馴染んでいくため、少しずつ目立たなくなっていきます。

とはいえ、小さな傷はついてしまうもの。これはミネルバリスシオだからではなくて、スムースレザーの宿命です。

仕上げ

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ステッチ

ミシン縫い。綺麗に縫われています。

糸の色は黒。ミネルバと同色のため、革の良さを邪魔しない。革が主役なのです。

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捻引き

ポケットのフチに引かれたラインを捻といいます。エムピウの製品では珍しいです。キリッとしまる、デザイン的な意味がある。

コバ

エムピウでは珍しい、塗料仕上げ。ビジネスシーンに添える名刺入れですから、落ち着いた印象に仕上げたのでしょう(ストラッチョの「磨きコバ」では光沢が出すぎてしまう)。

ビジネスシーンに添えるアイテムですから、細部まで仕上げが施されているのは良いです。

あとがき

少し変わった、ユニークな名刺入れをお探しなら、チェント2はおすすめの一品です。一般的な名刺入れとはフォルムが異なるため、お堅いご職業なら難しいかもしれませんが、遊び心の許される職場なら問題ないでしょう。

私のようにカードケースとして使うのもおすすめです。

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