本日ご紹介するのは、m.rippleの革巻きペン。
ミネルバボックスがお好きな方に、おすすめの一品です。
特徴
サイズは、一般的なペンと同じくらいです。
いわゆる「革巻きペン」。本作以外にも革で巻かれたペンを持っているのだけど、全体が巻かれたペンは初体験です。
素材はイタリアのタンナー、バダラッシカルロ社の「ミネルバボックス」。大好きな皮革です。m.rippleに限らず、多くの革工房が採用するオイルレザーなのです。
ペン本体にギュッと巻かれているため、ミネルバボックス特有の「シボ」は控えめ。
キャップはテンションがかかっていないため、シボがあります。
キャップもミネルバ。ジャストサイズです。
着脱時に、革が鳴く音がする。コレがいいのです。無駄に開け締めしたくなる。
一枚のミネルバボックスを巻いて、ステッチしたつくり。そのため、円形ではなくて、片側に2mmほどの凸があります。
このように持つと、凸部が干渉して気になる。
だから、こう持つ。
ちなみに、中のペンは一般的なもの。なので、替芯を買ってきて入れ替えることでずっと使えるとのことです。
R.アンティコ。ピンクのミネルバの魅力とは
選んだ色は、「R.Antico(アール.アンティコ)」。いわゆるピンクです。
これまでミネルバのアイテムを、いくつも購入してきたけれど、R.アンティコは初めて。というのも、男性がピンクを持つのはいかがだろう。と、思っていたから。
が、エイジングしたお財布の色合いが素晴らしく(写真を撮らせてもらえばよかった)、つい買ってしまったわけです。
ミネルバは色・ツヤともに劇的に変化する革のため、新品の表情からの変化率がモノスゴイ。
R.アンティコもまた、当初のピンクは影を潜め、深みのある茶系に変わっていた。その様に惹かれて、チョイスしてみました。
まぁ、自分で体験してみたかったわけです。同色のミネルバの切れ端をいただいたので、エイジングは後日ご紹介できればと。
あとがき
ミネルバは、世界一変化を楽しめる革だと思っています。色も豊富だから、なかなか決めきれない人も多いのではないでしょうか。
そんなとき、お値段1,000円ほどの本作がおすすめ。
ミネルバの安価な製品はほとんどないので、本作からエイジングを試してみるのもいいかもしれませんね。
簡素ながらも、ブランドロゴがミネルバに刻印されたパッケージは特別感があります。革好きな方へのプレゼントとしてもオススメ。