マットーネ オーバーザウォレットのレビュー。美しいエイジングが楽しめるココマイスターの財布の紹介

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ココマイスターは日本の革工房。
世界の銘革を使って、日本の職人が一つひとつハンドメイドしています。

革ごとにシリーズ展開しています。
その中の1つ、マットーネはミネルバリスシオを使ったもの。

このページで紹介するのは、マットーネ オーバーザウォレット。
イントレチャートのデザインが目を引く、とても美しい財布です。

ざっと特徴をあげるとこんな感じです。

  • たっぷり入るラウンドファスナー
  • オーソドックスなフォルム
  • 使いやすさのキホンを押さえたつくり
  • イントレチャートのユニークで美しい表情
  • グングンと進むエイジングが楽しめる

ミネルバリスシオや、ココマイスターのマットーネシリーズを選ぶ際の参考にしてみてください。

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スペック

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使い勝手

マットーネ オーバーザウォレットはラウンドファスナータイプの財布です。

たっぷりと収納できるのが魅力。
また、ファスナータイプですから、カバンの中で逆さになっても散らばることはありません。

ファスナーは、引っかかりなく、スムースに開閉できます。
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財布を開くと、お札とカードが見渡せるつくり。
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使い勝手をみてみましょう。

カード

財布の両サイドにカードポケットが配置されています。

4 × 2の計8枚のカードが収納できます。

1つずつ専用ポケットに分けられたカードは、見やすく、取り出しやすいつくり。
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少し大きめのクオカードもバッチリ収納可能。
薄いカードなら1ポケットに2枚入れられます。

革は伸縮するので、馴染んでくれば厚みのあるカードも2枚収納することも可能でしょう。
ただ、一度伸びた革は戻りませんから、1ポケット1枚がおすすめです。

カードポケットの最上段は、フリーポケットです。
カードの2倍の長さがあるため、かなり自由度の高い使い方ができます。

  • 新幹線のチケット
  • レシート
  • クーポン

といった、カードよりも大きいアイテムの収納に適しています。

もちろん、8枚に収まりきらなかったカードも収納できます。
けっこうポケットが深いため、縦に入れた方が使いやすいです。
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丁度3枚並ぶサイズ感。
これがかなり使いやすいです。

このフリーポケットも両サイドにあります。

フリーポケットにもカードを入れるなら、14枚のカードが収納できます。
多くの男性にとっては十分ではないでしょうか。

カードが多い方は、このフリーポケットを活かして、自分に合うかチェックしてみてください。

お札

中央のファスナーの仕切り、この両サイドがお札を入れるスペースです。
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折込マチになっていて、ガバッと開くのが特徴。
お札もパラリと広がるので、見やすくて取り出しやすいです。
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収納量もバツグン。
お札40枚は入ります。
といっても、ほとんどの人はそんなに持ち歩かないのでしょうが…。

2層に分かれていますから、使い分けの工夫次第で、使いやすさがグッと高まります。

  • 千円札と一万円札
  • 日本円と外貨
  • お札と商品券

コイン

中央の仕切りが小銭入れですね。

私の持っているのはマチがないつくり。
といっても収納量はバツグン。
こちらは20枚入れたようす。
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かなり余裕がありますね。
30枚は入るでしょう。

個人的には、小銭は15枚入れば十分と思っています。
ちゃんと使えば、小銭は999円。最大15枚ですからね。

私はあまり小銭を多く持ち歩きたくないタイプなのですが、
オーバーザウォレットは十分なコインを収納できます。
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ちなみに、2016年モデルからは、コインポケットにマチがつきました。
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こんな感じ。
片方が折込マチになっているので、ガバッと開きます。
見つけやすく、探しやすいように改良されています。


中のつくりはいたってオーソドックスですね。

使いやすさのキホンを押さえたつくりになっていますから、万人が使いやすいと感じるはずです。

特徴

リスシオ × イントレチャートの美しさ

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最大の特徴は、財布のデザイン。
美しいイントレチャート(編み込み)が目を引きます。

財布の外装をぐるりと覆うように、このデザインが施されています。
手で持つところも、一切の歪み無くキレイに編み込まれています。
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外装に余計な装飾は一切ありません。
ブランドロゴさえ削ぎ落とした、引き算の美学。
リスシオ × イントレチャートの美しさを、最大限楽しめるデザインになっています。

素材の良さ、質の高さで勝負できる、自信の現れでしょう。
使い手から見ても、でかでかとロゴが無いため、シックな印象をうけます。
素材が良い財布に、余計な装飾は必要ないんですね。

日本の職人によるハンドメイドとのこと。
どこを見ても美しく組み合わさっています。
ゆるみや歪みが一切なく、整然と緻密に折り込まれています。
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このイントレチャートを作るには、通常の2倍の革が必要になるとのこと。
とても贅沢なつくりなんですね。

使われている革はミネルバリスシオ
(ココマイスターは、マットーネと名付けていますが、色、ツヤ、香り、エイジング。どれを見てもミネルバリスシオそのものです)

ミネルバリスシオは、イタリア フィレンツェの老舗タンナー、バダラッシカルロ社の代表的な革です。

世界中で親しまれているのは、こんな特徴があるからです。

  • 革の風合いを活かした、美しい表情
  • 奥行きのある透明感とキレイな発色
  • ぐんぐんと進むエイジングを楽しめる

丁寧に折り込まれたリスシオによって、独特の立体感を生み出しているのが本作の特徴です。

イントレチャートの凹凸により、光の受け方や反射が少しずつ違うんですね。
いつも違った表情を見せてくれます。
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ミネルバリスシオはスムースなレザーです。
なめらかでしっとりと手に吸いつくような触り心地が特徴ですから、一枚革を使った財布がほとんど。

イントレチャートで仕立てている財布は、本作以外にありません。

逆に言うと、リスシオの質感をナチュラルに楽しみたいなら、本作ではなく、一枚革を使ったものをセレクトした方が良いでしょう。

ココマイスターなら、マットーネ・ラージウォレットがそれにあたります。
制作にかかる時間や使用する革の量も少ないため、お値段も安くなっています。

どちらも、素材はミネルバリスシオですから、好きなデザインで選ぶことをおすすめします。

エイジングを味わえる、本物の革財布

リスシオは、グングンとエイジングが進みます。

色味は深くなり、ツヤが出てきます。

新品時がこちら。
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約一年使ったものがこちら。 cocomei-overthewallet-dsc04531

全体的にエイジングは進み、色は深みを増しています。
新品時の淡いキャメルカラーはどこにも見当たりません。

手で持つことが多い中央のエイジングが、比較的すすんでいます。

誤解が無いようにお伝えしておきますが、みなが同じエイジングをするわけではありません。
使い手によって異なるエイジングになります。
あなたが使った分、それに応えるように変わっていくのです。

こういったエイジングを楽しめるのは、ミネルバリスシオが本物の革だからです。

何をもって「本物」というかは、人によって違うと思いますが、
私にとっての本物とは、革の風合いを感じられ、使い手とともに美しく変化する革のことです。
ミネルバリスシオは、まさにこういった革です。

ミネルバの製法は大変手間がかかっています。
植物性のタンニンだけを使って皮をなめし、水に溶ける染料で革の芯部まで色を付けています。さらに仕上げにオイルを浸透させたものがリスシオなんですね。

この製法のものは、日本に流通する革の中で、わずか10%ほどしかありません。
高価で時間がかかるため、ビジネスとしての旨味が少ないからです。

私がミネルバリスシオに出会ったのは、8年前のこと。
それ以来、ずっと好きなのは、美しい色、風合い、エイジングといった特徴で、ミネルバが一番だと思っているからです。

丁寧に作られた本物の革。味わいのある革なんですね。

丁寧な仕立て、丈夫なつくり

本作は日本の職人によるハンドメイド。
長く使うための丁寧な仕上げを各所に見ることができます。

  • 負荷のかかりやすい部分の返し縫い
  • カーブの美しいステッチ
  • カードポケットの念引き

例として、ダメージを受けやすい財布のフチを紹介します。

財布のフチは、財布の寿命を決めるキモの部分。
本作のフチは、「ヘリ返し」と呼ばれる仕上げになっています。

服やカバンで擦れることが多い場所ですから、オイルがよく移動したのでしょう。
エイジングの進みが最も顕著です。cocomei-overthewallet-dsc04577

丸みを持たせた革で、フチを仕上げているので、手当たりが優しいです。

ちなみに、ほつれや破れといったダメージは一切ありません。

豊富なカラーラインナップ

オーバーザウォレットのカラー展開は3色。

今回紹介したカラーはブランデーですが、
ミネルバ好きの私から、各カラーの特徴をエイジングの切り口で紹介します。

ブランデー

マットーネ オーバーザウォレット

色味の変化 ★★★
ツヤの出方 ★★★

淡色のため、エイジングが最もハッキリと現れるカラーです。
色は深みを増し、ツヤもハッキリと見て取れます。

私がこのカラーを選んだのも、このエイジングを楽しみたかったからです。

結果はご紹介したとおり。
まだエイジングは進み、最終的には「ビターチョコ」のようなカラーになるはず。

ブランデーは、劇的な変化を楽しみたい方におすすめです。

ビターチョコ

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色味の変化 ★★☆
ツヤの出方 ★★★

濃色のため、比較的変化はおだやか。
それでもツヤの現れはバツグンです。

落ち着いたカラーのため、どんなシーンでも使い回しが良さそうですね。

ブラック

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色味の変化 ★☆☆
ツヤの出方 ★★★

エイジングにともなう、色の変化は控えめ。
ただし、ツヤはしっかりと出ます。

色味の変化を求めない人におすすめ。
ビジネスシーンでの用途で人気のようです。


マットーネオーバーザウォレットは、ココマイスターの中でも人気が高いようです。

ココマイスター公式サイトでも、よく売り切れています。
リスシオが大量生産できないこと、また、オーバーザウォレットの制作に時間がかかることから、私の場合は2ヶ月ほど待った記憶があります。

なかなか手に入りにくいですが、販売お知らせメールサービスを利用すると便利です。登録しておくと、商品ができあがったときにメールがくるので確実に手に入れることができます。

参考までに、私もこのサービスを使って購入しています。

あとがき

マットーネ オーバーザウォレットの魅力が伝わったでしょうか。

ミネルバリスシオは高価で、エイジングが進みやすい革。
アパレルブランドの財布には使われることがない、上質な素材なんですね。

そのミネルバリスシオをイントレチャートで仕立てた財布は、本作以外にありません。
リスシオ特有のエイジングと合わさることで、立体的なツヤを生み出し、さらに美しく、風格ある姿に変わっていく逸品です。

以上、「マットーネ オーバーザウォレット」のレビューでした。
参考になれば幸いです。

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